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@Lily0727K
九尾の狐の伝説が残る、殺生石にひとりでやってきました。
縄でぐるっと巻かれた真ん中の大きな岩がそれ…
のはずなのですが、なんと岩は真っ二つに割れて、縄も外れていました。
漫画だったらまさに封印が解かれて九尾の狐に取り憑かれるパターンで、見てはいけないものを見てしまった気がします。
— Lillian (@Lily0727K) March 5, 2022
ツイートを検索して直近の1~2日以内に撮影されたと思われる写真を見てみたけど、どれも岩は割れてませんでした。
なんだか本当に怖くなってきました。
皆のコメント
2月上旬は割れていませんでした🦊
— カカ (@kakh567) March 5, 2022
— hirozo (@hirozo77) March 5, 2022
おや懐かしい、殺生石が割れるのは637年ぶりですね。
封印が解けたから割れたのではなく、高僧の法力によって退治されたから割れたのです。
割れたことによって殺傷能力が弱まるのです。
以前、玄翁和尚が割る前は上を飛んだ鳥が死ぬくらいの邪気が出ていたそうですよ。
「始まったな」
「ああ・・・」
傾国の狐の封印が解かれる。これ以上ないぐらい不吉ですね…。
確かこの殺生石って、なんかエラい坊さんが気合い入れてエイッ!って殴ったらパッカーンて割れて飛び散った一部じゃなかったでしたっけ?
殺生石とは?
殺生石(せっしょうせき)は、栃木県那須町の那須湯本温泉付近に存在する溶岩である。付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名がある。
なお伝承上、この石に起源を持つと伝えられている石が全国にいくつかあり、それらの中に「殺生石」と呼ばれているものがあるほか、那須の殺生石同様に火山性ガスが噴出する場所で「殺生石」と呼ばれる石があるとする文献もある[1]。しかし単に「殺生石」といえば那須の殺生石を指すことが多い。
概要
殺生石付近一帯は硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒な火山ガスがたえず噴出しており、「鳥獣がこれに近づけばその命を奪う、殺生の石」として古くから知られた名勝であった。松尾芭蕉も訪れ、『おくのほそ道』にその様子が記されている[2]。現在一帯は殺生石園地と呼ばれ、観光客が多く訪れる名所となっている。ただしガスの噴出量が多い時は立ち入りが規制される。
伝説
鳥羽上皇が寵愛したという伝説の女性・玉藻前が、正体が妖狐の化身であることを見破られ、逃げた先の那須の地で討伐されて石となったという逸話がある。しかし石は毒を発して人々や生き物の命を奪い続けたため「殺生石」と呼ばれるようになり、至徳2年(1385年)には玄翁和尚によって打ち砕かれ、そのかけらが全国に飛散したという。
殺生石が飛散した先は日本各地の「高田」という地名の3ヶ所(諸説あり)とされ、一般には美作国高田(現・岡山県真庭市勝山)、越後国高田(現・新潟県上越市の高田地区)、安芸国高田(現・広島県安芸高田市)、豊後国高田(現・大分県豊後高田市)、会津高田(現・福島県会津美里町)のいずれかとされる。
「高田」以外の地に破片が散ったとする伝承もあり、飛騨では牛蒡種に、四国では犬神に、上野国ではオサキになったという。