#辛くて二度と読めない本 というハッシュタグをまとめました。
辛くて二度と読めない本
真夜中の相棒
『真夜中の相棒』(テリー・ホワイト 文春文庫)
殺し屋の美青年と彼を捨てられない相棒。共依存の男ふたりが行きつく、あまりにも切ない結末とは…。
大好きだけどもう一度読み通す気力はないなあ。ブロマンス好きな人はぜひ読んで絶望してください。
概要: 第1弾は、天使のような殺し屋と相棒の悲しい名作ノワール『真夜中の相棒』。 心優しい美青年ジョニーの人生は三つのことで成り立っていた。アイスクリームを食べること、テレビを観ること、そしてカネのために人を殺すこと。彼は天使のように静かに、手際よく、ターゲットを殺す。
そんなジョニーの世話を焼き、殺しの仕事をとってくるのが相棒マックの仕事だ。マックがいなければジョニーは生きていけない。そんな二人は裏社会の片隅で、静かに暮らしていた。あの事件が起きるまでは。
計画外で殺してしまった男。その男は刑事だった。そしてその相棒が、執念の捜査を開始して、ジョニーとマックへとにじり寄ってくる……。
1984年に邦訳され、男たちの切ないまでの絆を詩情ゆたかに描いた傑作として、多くの読者を熱狂させた伝説の傑作。アメリカ推理作家協会賞受賞
— 夜間【読書】 (@SaintEx19000629) November 30, 2023
@cocon_ew
真夜中の相棒はブロマンスではあるんですけど、知的に障害がある青年と中年おじさんの共依存だったかと思うのでBL的かと言われると違います……地を這う感じのアメリカンバイオレンスしおしおストーリー
@blissfullydeadx
昔出版された版の表紙とアメリカンニューシネマ思わせるタイトルから、小学生心ながら母親の本棚で文学BL/ブロマンスの気配を感じて読んだ。超好みど真ん中の切ない名作だった。
大人になって買い直した一冊。
通ずる部分があるので、映画『バーディー』がお好きな方にもオススメ。
"It"(それ)と呼ばれた子
"It"(それ)と呼ばれた子
学生の時に読んで衝撃でもう読めないけどこういう世界が現実にあって辛すぎる
概要: 「なぜ、ぼくだけがこんな目に?」―母親に名前さえ呼んでもらえない。“That Boy(あの子)”から、ついには“It(それ)”と呼ばれるようになる。食べ物も与えられず、奴隷のように働かされる。身の回りの世話はおろか、暴力をふるわれ、命の危険にさらされ、かばってくれた父親も姿を消してしまう―児童虐待の体験者がその記憶をたどることは、きわめて苦痛と困難をともなうものだ。本書は、米国カリフォルニア州史上最悪といわれた虐待を生き抜いた著者が、幼児期のトラウマを乗り越えて自らつづった、貴重な真実の記録である。
— やる気のないひと (@yrknai) November 30, 2023
@Lz8w8k
読みました、、、😭
辛かったです。言葉が出ないです
@25natuki25
なおこの本には続編があって、デイヴがうまく逃げることができて大人になり子供を持つ親になるまでの話と、デイヴの兄弟が親から次の標的になっていた話です。
▼続編
薄い本
#辛くて二度と読めない本
薄いからって、すぐ読めるわけではなかったな。
— お侍さん (@ZanEngineer) November 30, 2023
@kyowa_ss
こんなに涙の出る本は今までになかった。
名著です!
@ZanEngineer
この薄さで、序盤から最後まで一貫して泣ける本って、これくらいな気がする。
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タイガーと呼ばれた子
※トリイ・ヘイデンはアメリカの児童心理学者。その話はすべて実話です。読むと3日ぐらい凹む話が多いので注意。
タイガーと呼ばれた子
この人の本は基本子どもが酷い目に遭う話が描かれてるのでほぼ2度と読みたくない作品ばかりなんだけど、やはり1作目が一番衝撃的だったなと。
概要: 『シーラという子』の続篇。シーラ「あんたは自分があたしの人生をよくしたと思ってるんでしょ?あんたのおかげでよけい悪くなったんだよ。うんとうんと、何百万倍も悪くなったんだよ!」情緒障害児教室の教師をやめてセラピストとなった著者トリイが目の前にしているのは、髪を派手なオレンジ色に染めた14歳のパンク少女だった。
八方手をつくして探し、7年ぶりにようやく再会したシーラは、かつてふたりのあいだに築いた信頼関係や教室での楽しかった日々などまったく憶えていないという。彼女が少しでも打ち解けてくれることを願い、夏休みの間だけ精神科クリニックで手伝いをしてくれるように誘った。やがてシーラの口から、まだ7歳にも満たないころから連日のように受けていた性的虐待の事実が明るみに…真の癒しを見出すまでのシーラとトリイの葛藤を描いた感動のノンフィクション。
— mon (@mononomonomon) November 30, 2023
@Prescilla_Lulu
何冊か読みましたが辛いけど読むのを止められない…そんな感じでした。
この本で大竹茂夫さんの絵を知って好きになりました。
三島由紀夫 4部作
三島由紀夫『豊饒の海』『春の雪』「奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の四部作。
ある人物の輪廻転生をかつて親友だった人間が追い続ける物語。
その文章の美しさは類を見ない。
これを入稿後に行動を起こす三島由紀夫氏を思うと精神的に辛くなる。
概要: 「豊穣の海」維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。
— 私が金子です。 (@blue_sin_garden) November 30, 2023
@yokoluna1999
最高の4部作ですね。作品が進むたびに、三島由紀夫の生の終着点に進んでいる、結末は彼のその後の行動で終わるという、、、、、。春の雪の華やかさと儚さ、奔馬の勲、暁の寺の散らかり方、天人の締め方、これ以上に美しい作品は見たことありません。一文たりとも不足がない、完璧な作品たち。
@harubou_room
私も三島由紀夫の決起と、最後の作品と知っていましたので、怖くて読む勇気がなかなか起こらなかったですし、読み了えた後、何ともいえない寂しく辛い心持ちになりました。
わたしのいもうと
「わたしのいもうと」
30年前に担任の先生が皆の前で読み聞かせしてくれた本。
ボロボロ泣いた。
理不尽さが凄く苦しかったな…
でも色々考えさせられる良書なので、小学生の我が子達に買いました
概要:いじめによって傷つき、登校もしなくなった私の妹は心を閉ざしてしまった。差別こそが戦争へつながると訴えかける絵本。
— ごま団子 (@Tarararebaba) November 30, 2023
@Yh1hiuiacanNfOj
僕もこれ覚えています。
とても悲しい話でした(´;ω;`)
ネタバレ注意:【後味の悪い話】トラウマ絵本「わたしのいもうと」
野良犬の値段
#辛くて二度と読めない本
これかなぁ
グリコ森永事件を知ってから読むと本当に辛くなる
問題提起系の社会派小説大好きだけど、こんなにも命の値段を問われ、命は平等ではないって現実を突き付けられるのは中々胸にくるねぇ
大好きな1冊だけど、読んでて辛くなるから2度目は読めてない
概要: 突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>
という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、誘拐サイトは“驚くべき相手"に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!
— ゆい🦊💙 (@yuichan0322) November 30, 2023
@highvivant2018
百田尚樹「野良犬の値段」
誘拐されたのは、身寄りのない6人のホームレス。身代金を要求されたのは、大手メディア。
命の尊さを記事にする新聞社や、「愛は世界を変える」がキャッチコピーのチャリティー番組、「36時間テレビ」の放送が近いテレビ局がどういう対応を取るのか。
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アルジャーノンに花束を
※なかなかの名著。非常に薄い本で文庫で464ページしかないのですぐに読めます。
「アルジャーノンに花束を 」
結末に近づくにつれて読んでて辛かった...
最後の一文で涙止まらなかった
#辛くて二度と読めない本
概要: 32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。
— 怜於 (@reoaya_) November 30, 2023
@DetoxCo
小説だからこその手法だと思ってます。
文章がどんどん崩れていくのが可視化されてる。
映像が目に浮かぶし、本当にすごい。
飯塚訓『墜落遺体』
飯塚訓『墜落遺体』
日航機墜落事故の身元確認の指揮してた著者のノンフィクション 壮絶という表現すら生ぬるい現場で誠実に働いた人たちの貴重な記録なんだけど耐性あるワイも読んだ後しんどくて寝込んだ 歯型照合の協力で来てたの県内の普通の歯医者さんだったんね……
#辛くて二度と読めない本
概要: 1985年8月12日、群馬県・御巣鷹山に日本航空123便が墜落。覚悟も準備もできないまま、一瞬にして520人の生命が奪われた。奇蹟の生存者はわずか4人。本書は、当時、遺体の身元確認の責任者として、最前線で捜査に当たった著者が、全遺体の身元が確認されるまでの127日間を、渾身の力で書きつくした、悲しみ、怒り、そして汗と涙にあふれた記録。
— うにた (@x_unizou_x) November 30, 2023
@x_unizou_x
10年以上前に1回しか読んでないのになんか忘れられない部分が「すごく綺麗な星空の下で疲れ切った看護士さんだったかが『上を向いて歩こう』のメロディ思い出してた時に検死現場で坂本九さんの遺体が確認されてた」てシーン
@x_unizou_x
あと少しでも家族の元に帰したくて苦労して遺体を揃えたけどイギリス人遺族に「娘の魂はもう神のみもとにあるのだから体は重要じゃない」みたいこと言われて宗教感の違いで戸惑ったあたりとか
ナラタージュ
『ナラタージュ』島本理生
今までの人生の中で最も愛した人に愛されなかった経験を重ねてしまい、小説も映画も好きだけど、再読は出来ない。
概要: お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は―。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。
— ぺん (@__penguin_book) November 29, 2023
@kix3toHeart
ナラタージュわかります。一気読みしたけど、あまりにもしんどくて読後しばらく動けませんでした。小説も映画も大好きな作品だけど、再読はしないに深く共感です。
告白
湊かなえさんの「告白」
とある方に勧められて読んだんですが、もう人間のドス黒いところを蠱毒のように煮詰めて濃縮した話で、なんとか最後まで読み切ったけど未だに読み返そうと思えない。
人間怖い。
概要: 我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
— 旭の皮を被った柴犬 (@without_sleep) November 30, 2023
@__penguin_book
『告白』湊かなえ
読書人生最大のトラウマ経験。読んで怖くて号泣し半分でリタイア。
人の心も倫理観もありゃしねぇ(褒めてる)
罪人が祈るとき
#辛くて二度と読めない本
犯人に加担してしまう復讐劇
最後が1番つらい
概要: 主人公の少年が住む町では、三年連続で同じ日に自殺者が出たため「十一月六日の呪い」と噂されていた。
学校でいじめに遭っている少年は、この日に相手を殺して自分も死ぬつもりでいた。
そんなときに公園で出会ったピエロが、殺害を手伝ってくれるという。
本当の罪人は誰?感動のヒューマンミステリー!
— 赤城おろしの笛が鳴る (@RaineyBlue4583) November 30, 2023
@kiligaya_sinobu
小林由香「罪人が祈るとき」読了。
いじめを受けている主人公。暴力を受けている時に、ピエロに助けられ…。奴らを殺してやりたいと漏らすとピエロは手伝うという。
ファンタジーだ。実際助けてもらえる子の方が圧倒的に少ないだろう。でもこの世にどれだけのピエロがいれば助かる命があるのだろうね。
ベロ出しチョンマ
ベロ出しチョンマ
面白い話かと思ったら、磔で処刑になった兄妹が妹の恐怖を和らげようと兄が変な顔をするという、これ以下は無いくらいの地獄!
これは農民が年貢が高すぎて苦しいので幕府に直訴したら処刑されるという、今の岸田政権みたいな庶民の話。笑える話かと思って読むとトラウマ。となりのトトロ見たらトトロがメイとサツキを喰い殺したみたいなもん。
これ、学芸会で演じた人も結構いたみたいだけど、主人公の気持ちとか演じたら鬱病になりそうだな。
概要:はりつけの刑にされた兄と妹。妹思いの兄、長松は、死の直前ベロッと舌を出し、妹を笑わせようとした。表題作他、15編の創作民話。
— 猿ゴリラチンパンジー・ブッダマン監督さそり (@sasorikantoku) November 30, 2023
ぐっジョ~
私は69歳だがベロ出しチョンマもモチモチの木も読んだ記憶がない。
今回初めて(?)読んだけれど斎藤隆介という作家にハマりました。
読んで良かった。オトナが読んでも充分に耐えられる作品群です。
文章構成がしっかりしているし、作者の心の優しさが伝わります。
滝平二郎氏の絵も作品の雰囲気にうまくマッチしています。
闇の子供たち
闇の子供たち
醜い大人に「消費」される子供達の姿が痛ましく 描写に吐き気がした。
これが現実に起こっていることかと悲しくなった。
買春ツアーとか本当無くなってほしい。
#辛くて二度と読めない本
※全部がノンフィクションではないそうです。
概要: 舞台はタイ。ヤイルーンは8歳のときに実の親に売られて、タイ北部の貧しい山岳地帯の村からバンコクに連れて行かれた。両親は娘を売った金で冷蔵庫とテレビを手に入れる。ヤイルーンは日本や欧米などの世界中の富裕層が集まる売春宿に連れて行かれ、大人たちの性的玩具にされていた。1年後、エイズを発症したヤイルーンは商品としての価値をなくし食事も与えられず、ゴミ袋に入れられ、処理場に捨てられた。そして、ヤイルーンが売られたその2年後、今度は8歳になった妹のセンラーが売春宿に売られていった。
タイに駐留していた日本の新聞記者、南部浩行らが事件を追う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/闇の子供たち
— 智 (@chamomile_feb) November 30, 2023
@AoinRoom
これは本も映画も見て、本当に #辛くて二度と読めない本
でした
が、現実と闇を知り伝えることで、生きることに絶望する子どもが1人でも減るといいなと思っています
@ogurayokan111
私はこれの映画しか観てないのですが、本当に吐き気がして今までで一番気分の悪い映画でした
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いつでも会える
※おっさんになるとこの表紙だけで泣けます。
菊田まりこさんのいつでも会える
#辛くて二度と読めない本
概要: ぼくはイヌのシロ。ミキちゃんが大好き。でもある日とつぜんミキちゃんがいなくなった。どこ? どこ? どこ? かなしくて、かなしくて、目をつむると、そのとき…。シロがかなしみをのりこえるピュアな絵本。
— そらいちご🍓 (@skyberrytarte) November 30, 2023
@fuwarin0904
どこ?がいっぱいのページで泣いた記憶があります。
@skyberrytarte
あ、同じです……思い出しただけで涙が😢😢😢
オチは素晴らしいと思うのですが、どこ?どこ?と犬の思いつく範囲でずっと探している描写で号泣してしまいました😭
@kur0suke11
「とおくてちかいとこにいたんだね」
読んだのは二十年以上昔ですが今でも時々思い出す一文です。
イノセントデイズ
早見和真さんの「イノセントデイズ」
心身共に健康な高校の頃に読んだ時ですら、数日学校に行けないくらい引きずったので、精神的に不安定な今読み返す勇気は無い。
概要: 放火殺人で死刑を宣告された田中幸乃。彼女が抱え続けた、あまりにも哀しい真実――極限の孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪により、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人など彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がるマスコミ報道の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士は再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
— 塩うどん (@ShiO_udOn_) November 30, 2023
#辛くて二度と読めない本
辛い本を紹介するのもアレですが…
早見和真さんの『イノセント・デイズ』かな。作品の中で裁判の場面が何度も出てくるのですが、冤罪があってはならない!と奮起し実際に裁判傍聴した記憶が…本を読んでポロッと涙をこぼすことはありますが、これは号泣レベルでした(இдஇ; )
— りん (@1step_at_4_time) November 30, 2023
@dhtoWNUP0Sd0smk
#イノセントデイズ
女性死刑囚のお話。暗く重いお話
@MsRu2j
イノセントデイズ、私も先日読んでとても暗く重い気持ちになりました。。
でもなぜか切なさがずっと後を引くように心に残っています。
なんだかやるせない気持ちになりますよね。
遠藤周作「悲しみの歌」
遠藤周作「悲しみの歌」
代表作 海と毒薬の続編。
米兵捕虜の生体解剖事件で戦犯となった過去を持つ中年の開業医と、正義の旗印をかかげて彼を追いつめる若い新聞記者。表と裏のまったく違うエセ文化人や、無気力なぐうたら学生。そして、、、
概要: 米兵捕虜の生体解剖事件で戦犯となった過去を持つ中年の開業医と、正義の旗印をかかげて彼を追いつめる若い新聞記者。表と裏のまったく違うエセ文化人や、無気力なぐうたら学生。そして、愛することしか知らない無類のお人好しガストン……華やかな大都会、東京新宿で人々は輪舞のようにからみ合う。
――人間の弱さと悲しみを見つめ、荒涼とした現代に優しく生きるとは何かを問う。『海と毒薬』から二十年後に書かれた「後日譚」
— あおさぎ (@meguronosanba) November 30, 2023
@sasakitoshinao
遠藤周作というと「沈黙」が有名だけど、この「悲しみの歌」という小説は本当に本当に素晴らしいです。ぜひ年末年始にでも読んでみてください。Kindle版もあります。1977年刊行。
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児童文学
#辛くて二度と読めない本
児童文学から…
新美南吉「ごんぎつね」
大塚勇三「スーホの白い馬」
高橋宏幸「チロヌップのきつね」
椋鳩十「マヤの一生」
土家由岐雄「かわいそうなぞう」
など…。
名作で、それぞれ大切なテーマがある作品ですが、動物が悲しいことになるので読み返すことができません。
— 茉莉花@読書・犬猫📖🐕🐈 (@mari_rose83) November 29, 2023
@miuSleeping
わかりみが深い
『ごんぎつね』ホントムリ
「ごんぎつね」って聞くだけでムリ
ハッピーバースデー 命かがやく瞬間
『ハッピーバースデー 命かがやく瞬間』青木和雄
誕生日にママから「アンタなんか生まなきゃよかった」と言われ声を失う女の子の話
辛いのは児童書って事
子供の目線で虐待、いじめ、死を書いてる
精神的虐待を受けてる子の心の中を見るのが辛い
概要: 「おまえ、生まれてこなきゃよかったよな」 11歳の誕生日、ママと兄のひと言から、あすかは声をなくしてしまう。祖父母の愛と自然の中で回復したあすかは「自分は自分として生きる」と強く心にちかうが…。97年刊の再刊。
— 夏風りるは🌸 (@riruha_n) November 29, 2023
@riruha_n
現実にある事だし目を背けたくないけど、
自分にも物凄く心当たりが有りすぎて無理。
最後に幸せが待ってるとしてもそこに辿り着くまでが辛い。
大人向けに書き直された物もあるけど、ぜひこちらの児童書をオススメする。
子供が命とは、生きるとは、死とは何かを考える。
涙無しには読めない本。
ラブセメタリー
※小児性愛者には病理学的な定義があります。愛した人物が、たまたま「思春期未満の少年少女」だった場合にはあてはまりません。思春期未満の年齢の少年少女が恋愛対象で、そしてその年令を過ぎれば好意を抱けなくなるのが小児性愛者です。例えば映画「ロリータ」では少女と共に逃避行をしましたが、その場合でもある年齢をすぎれば愛せなくなってしまう。そうした特徴があります。
木原音瀬さんのラブセメタリー
小児性愛者は許し難い存在ですが、病気で、治癒することもありません。主人公が一生抱える心の重さに、読んでいてとても辛くなりました。
概要:「……僕は大人の女性を愛せません。僕の好きな人は、大人でも女性でもないんです。」
甥に対する密かな欲望を抱え、妄想に囚われ苦しむ百貨店のエリート外商・久瀬圭祐。欲望がいつか暴走するのではと恐怖し、治療を求めて精神科クリニックを訪れるのだが――。
小学校教師の森下伸春は遠い昔、幼い少女に繰り返し恋をした。そんな自分の嗜好を知りつつも、ある一線を越え欲望を解き放ち、そしてその果てに待っていたものは……。
本能に弄ばれる二人の男と、その周囲の人たちの心の葛藤をリアルに描いた、異色の連作小説。
BL界の巨匠・木原音瀬が挑んだ衝撃作。
— 花屋敷 もか (@moka_hanaya_3) November 30, 2023
@fukuda_io
木原音瀬 「ラブセメタリー」
小児性愛者の二人の男が軸となって描かれる葛藤の物語。自分の欲を理性で抑え込めない瞬間があったなら、即犯罪者。例え愛する人ができたとしても、子供でなくなってしまったら終わる愛。"愛の墓場"というタイトルが心を侵食していくような、そんな本でした。#読了
@yako_halka
『非小児性愛者も“ロリショタ”をサブカルチャーとして露悪的に消費する人権意識の低い日本で、小児性愛者の人権について考えるのは、絡まった糸をほどくようにややこしく、しんどい。』『読んだ者は登場人物たちの一部をミサでもらう小さなパンのように飲み込まされ、懊悩する。
@nasuko_endroll
11.木原音瀬『ラブセメタリー』
切なさと虚無感と胸糞悪さが残る。結構引きずりそう。別な長編読んでる途中で箸休め的に読んでみたんだけど、あまりにも重かった🥺
八甲田山 死の彷徨
『八甲田山 死の彷徨』
危機管理意識の大切さを感じ取るにはよい本なのですが遭難場面の描写が凄絶で悲惨で😱
雪山で遭難はしたくないです。
概要:明治35年、青森・八甲田山で起きた大規模遭難事件。
陸軍によって隠蔽されていた、199名の死者が出た実際の悲劇を発掘、小説化した。
高倉健、北大路欣也主演の映画原作としても知られる。北大路の台詞「天は我々を見放した」は流行語となった。
— 眠り猫 (@gattare74) November 30, 2023
@41n6PBDbaRFngdc
これは読んでおかなきゃダメな本だと思って買ったんですが…積んだままになってます💦
伊東潤さんの『囚われの山』も八甲田山の悲劇を扱ってて、読んでてめちゃくちゃ辛かったので、これは心して読まないといけませんね。
@gattare74
『囚われの山』もなかなか辛かったですよね😢
こっちはもっと過酷なので、もしも読まれる際はお気をつけて😅(個人的には無理して読まなくても、と思ってしまいますが💦)
希望が死んだ夜に
「希望が死んだ夜に」
人生で一番好きな小説かつ、古今東西の重い話大好きな私でさえしんどすぎるあまり一時読むのを中断した唯一の本。真相が解かれた瞬間の圧倒的“絶望”…
概要: 神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生の冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたものの、「あんたたちにはわかんない」と動機は全く語らない。なぜ、美少女ののぞみは殺されたのか。
二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がってくる。
希望の「希」という漢字が「ねが(う)」と読むことから名づけられた、ネガ。現在は、母親の映子と川崎市登戸のボロアパートに暮らしている。
母はあまり働かなくなり、生活保護も断られた。まわりに頼れる大人や友人がいないネガだったが、あるとき、運命的な出会いをした……。
「キョウカンカク」でメフィスト賞を受賞し、『葬式組曲』が本格ミステリ大賞候補や日本推理作家協会賞(短編部門)候補となった著者による、社会派青春ミステリ。
— 翌明ネガ@動画 (@yokumyo_nega) November 30, 2023
@osudame
世の中に問題を投げかける社会派小説。
素晴らしい作品でした。扱うテーマは貧困問題。
事件関係者の少女の視点と警察の捜査、2つの視点で見えてくる物語。
タイトル通り、読後感が晴れるものではないのですが読者の心に残す作品となる事でしょう。オススメ
@iti_05san
希望が死んだ夜に (文春文庫) https://amzn.to/481JDcy
貧困家庭を描いたお話
主人公の母親が💩みたいな人
そして「親ガチャ外れた」って言葉あるけど..本当にこんな親の元に生まれてきたら、そう言いたくなるよな..って
こういうの物語だけの話じゃないんだろうなって..近年のニュースでそう感じる
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私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました。
「 私がクラスの生徒が、一晩で24人死にました。」
いじめの描写がクソリアルだし、登場人物が緩やかに狂うのが分かりやすくて、最終的に一気に狂うっていうのでゾッとした。
紙の本で買ったからいつでも読み直せるんだけど、読み直すの怖すぎて無理。
概要:二年C組の問題の多さには、呆れますね―教頭の言葉が突き刺さる。また私のクラスの生徒が行方不明になった。これでもう4人だ。私はその失踪にあの子が関係しているのではないかと恐れている。宮田知江。ある時から急に暗い目をするようになった女生徒だ。私は彼女の目が恐い。でもそんなことは、これから始まる惨劇に比べれば些細なこと。なぜなら私は、夜の教室で生徒24人が死ぬ光景を目にすることになるのだから…。
— 白雨 (@hakuu_003) November 30, 2023
@EKwVCanDdFF1atc
日向奈くらら「私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました」読了
自分の受け持ったクラスの生徒が一晩で亡くなり、その原因を探っていると悪魔の目を持つ少女にたどり着き·····。
完全なホラーというよりかは、ホラーサスペンス?のような小説。
やはり人間が一番怖いなと思いました·····。
@Amiko_0106
いじめや虐待、誰しもが持つ善と悪の心について深く考えさせられる作品
ミステリーかと思いきやサイコホラーでグロ表現多めでした💥
黄昏の彼女たち
サラ・ウォーターズ『黄昏の彼女たち』
同性愛女性二人の苦悩に満ちた恋愛小説 破滅が待っていると分かっているのにページをめくる手が止まらない 作者の筆致は容赦なく、読者の倫理観を徹底的に問い詰めるような展開が続く もう二度と読まないが、でも大好きな小説
概要: 1922年、ロンドン近郊。戦争で男手を喪い、母とふたりで暮らすフランシスは、生計のため広すぎる屋敷に下宿人を置くことにする。広告に応じたのは若い夫婦、レナードとリリアンのバーバー夫妻だった。家の中に他人がいる生活に慣れないフランシスだが、ふとしたきっかけからリリアンと交流を深めていく。公園でのピクニック、『アンナ・カレーニナ』の読書、そして互いの過去を知りあうことで……。いつしかふたりの女性に芽生えた感情は、この物語をどこへ運んでいくのか? 心理の綾を丹念に描いて読む者を陶酔させる、ウォーターズの傑作。
— 石 (@ishichibita) November 29, 2023
※Amazonレビューより
てん
フランシスは生活の糧を得るために下宿人(夫婦)を受け入れることにしますが、なんと奥さん(リリアン)と恋に落ちてしまいます。二人が恋に落ちるまでは自然な流れで書かれていました。
女性達の愛はきらめくようで、二人がスケートに行く場面は純愛爆発です。フランシスがリリアンに髪を切ってもらう場面も良かったですね。心の動きが非常に細やかに描写されていました。
対照的に旦那さんはこれでもかと醜悪に描かれています。下巻で急転直下の大事件が起きます。
スペシャル恵子
100%サラ・ウォーターズです。掛け値なしにおもしろいです。
「上巻と下巻とでガラッと変わる」みたいなあとがきがついてますが、そんなもんではありません。
純愛ストーリーから官能小説へ、こまやかな筆致に翻弄されるうちに気づいたら心理サスペンスからホラーへと突き進み、もう誰にも止められない展開です。
エロあり、グロあり、ホームドラマあり、『Low & Order』あり、ジェンダーやLGBTまで考えさせて、容赦がありません。
とくに「事件」の場面の臨場感はハンパなく、緊迫シーンながらもなぜか何度も大笑い。
実はコメディだったのか(爆)?!
すべてをつらぬくのは秀逸な文章。
翻訳もすばらしい。堪能しました。
変身など
#辛くて二度と読めない本
『人間の條件』五味川純平
『塩狩峠』三浦綾子
『橋のない川』住井すゑ
『血と骨』梁石日
『車輪の下』ヘッセ
『変身』カフカ
『疾走』重松清
これらはあまりにも感動と切なさが深すぎて再読できないリスト。
お勧めの本ではありますが、気持ちが沈むのは間違いないです。
— あすなろ (@readingmaururer) November 29, 2023