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797 :本当にあった怖い名無し:2011/11/18(金) 04:47:47.68 ID:KD8GLcm6O
むかし登山してた時に、舗装された登山道の横の獣道を、羊に足を50本ぐらい生やした変なやつが駆け降りていった。
めっちゃ速かったから殆ど一瞬しか見れてないけど、間違いなく羊だった。モコモコしてた。
ただ足だけがムカデみたいにいっぱいあって、それをグワーと蠢かしながら斜面を駆け降りていった・・・
何だったんだあれは?
816 :本当にあった怖い名無し:2011/11/19(土) 15:15:58.21 ID:lT+Dy5UVO
サンカに会った奴おるけ
819 :本当にあった怖い名無し:2011/11/19(土) 18:00:53.97 ID:dh8FwFfR0
>>816
サンカに会ったというか、自分らが里ではサンカと呼ばれる一族だったよ。
ニュアンスとしては『山にいる、(自分たちとは)異(る)人』的な。
いわゆる『里』から離れた山に住んでいて、男衆は真冬以外は猟に出て、
冬場はひたすら集落に籠もって暮らしていたそうだ。
この猟に出る男たちのことを、サンカと呼ぶこともあったらしい。
自分が子供の時には、すっかり単なる林業従事者になっていて、
しかも5歳の時に廃業して街に引っ越したので、特に記憶はないが。
で、昔話としてよく聞くのは、『ものすごい速さで山を下っていくモノ』の話。
僧形の人だったり、猪のような獣だったり、笑う巨大な顔だったり、熱風だったり、
モノは語り手によって変わるけど、とにかくすごい速さで山を下る。
その風下にいると中るとか、通り道にいると祟られるとか、あんまりいいものじゃなさげ。
>>797の羊の話を聞いた時、そんなことを思い出した。
836 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 13:38:08.42 ID:ZAmasrXRO
>>819
本当にサンカ?
サンカというよりマタギっぽいイメージじゃん
地方によってサンカの定義が違うのかな
837 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 13:54:31.30 ID:TvXPDIpO0
>>836
実質はマタギ集落。完全に。
もともと別物だったのが、生活のためにマタギ化したのか、 最初からマタギ=サンカだったのかは知らんが、
今でも当時住んでいたところの近くのお年寄り(90歳超)は、うちら兄弟を○○沢のサンカの子、って言う。
元は山賊だった説もあったり、
山にいるあまり好ましくない人間らを、まとめてサンカと呼んでいるような気配もある。
ちなみに、紀伊半島の南のほうのお話です。