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記念写真
∧∧∧山にまつわる怖い話Part6∧∧∧
249 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/01/27 02:47
神奈川県丹沢。写真部の貴重な財産は保存されてる膨大な量のネガフィルム。
その中でも忘れることができないものもある。
私が駆け出しの昭和45年6月。
西丹沢を縦走中の東京の高校生グループが遭難し、女生徒1人と、引率の先生が沢に転落し死亡する事故があった。
豪雨で現場へ入れず、ふもとで足止めされていた時、支局の記者が救助された生徒から1本のフィルムを入手した。
直ちに写真店の暗室を借りて現像処理したが、プリントした写真を点検しているうちに背筋が寒くなった。
というのは、山頂での記念写真、途中のスナップ、いずれも亡くなった2人の表情は悲しげだった。
1コマも笑顔がなかった。
さらに遭難直前、鍋割峠の草つきを下るところでは、その女生徒だけが祈るような姿でたたずんでいるではないか。
単なる偶然の一致なのか、それとも私の思い過ごしだったのか。
今もってわからない。
大河原雅彦 出典『神奈川新聞』1985年8月9日付
人柱伝説
89 :1/2:04/01/21 16:38
地名は忘れたし、うろ覚えなんだけど、どこかの民話。
山の上の池の主だか化け物だかが、洪水を起こし近くの村を沈めて、自分たちの住処を広げようと相談をしていた。
崩れない堤にするには人柱を埋めるしかないが、人間は知らないから安心だなどと笑っていた。
しかし、旅の坊さんにそれを聞かれてしまう。
坊さんは逃げようとするんだが、気づいた主達は坊さんを捕まえて、
「命が惜しければ誰にもしゃべるな」と脅して解放する。
坊さんは逃げようとしたが、次第に村が不憫になり、村人にすべてを話してしまう。
大慌てで堤の補強を始めたが、主の言うとおりなら村を守るには人柱を立てるしかない。
村人が悩んでいると坊さん自身が、
「私は主との約束を破った為助からないだろう。ならば人柱になってこの村を救いたい」
そう言って、自ら人柱になる事を申し出た。
堤は完成し、村は助かり、坊さんは村人によって祭られた。
しかし時がたつにつれて、その場所がどこだったのかは忘れられてしまった。
概ねこういった話。
90 :2/2:04/01/21 16:39
そんな昔話が伝わる土地で、ある時大きな工事をすることになった。
地面を何メートルも掘り進むうち、大きな甕が見つかった。
甕の中には人骨が。一緒に僧侶の物らしい持ち物も納められていたらしい。
これは言い伝えにある村を救った僧侶の骨じゃないだろうか、ということになり、
今では下からライトアップして、博物館だかに展示されているそうだ(死)
長々と駄文すいません。
こんな話もあるから、人柱伝説ってのも、あながち御伽噺じゃないんだろうなと思いまして。
まぁ実際にこんな感動的な事があったのかは分かりませんが。
坊さん、ライトなんかあてられて可哀想だ。
それに写真いりだったんで、お化け屋敷に飾ってある骸骨みたいでした・・・。
祖母が亡くなる直前の話
550 :本当にあった怖い名無し:2007/04/29(日) 20:48:45 ID:/f1YiQoE0
うちの祖母が亡くなる直前の話。
祖母は介護が必要で母が介護していたのだけど、
介護って相当疲れるらしく、だんだん母の方がノイローゼみたいになった。
ある日、母が珍しくニコニコしながら帰ってきた。
祖母におみやげと言って、人形を買ってきた。
母が言うには神様が宿る人形らしいが、私はそれを見て気味が悪い人形だと思った。
それでも母の機嫌が良いので放っておいた。
その日から、祖母が夜中になると「ヒーッ、ヒーッ」と苦しそうな声を出すようになり、
その度に母が起きて看病していた。
ある日、夜中にまた「ヒーッ、ヒーッ」と祖母の苦しそうな声が聞こえ、祖母の部屋を覗いて見ると、
祖母の隣で母が、例の人形の首を絞めてた。
それから1ヶ月くらいで祖母は亡くなった。
母は今、精神病院にいる。
練習船の機関長
海にまつわる怖い話・不思議な話 9
812 :796:2006/10/24(火) 17:27:10 ID:vWyJ5S20
私が学生の時聞いた話ですが、
昔、学生を乗せた練習船の機関長が、日本から豪州へ向かう航海の途中、
夜間に急死してしまったことがありました。
日本と豪州を行き来する航路は、私も何度も通りましたが、あまり他船に会うことはありません。
ただ、その機関長が亡くなった時刻は、たまたま、日本の方向に向けて走る船とすれ違うところだったと。
その瞬間、その日本へ向けて走る船に向かって、練習船から人魂が飛んだそうです。
夜間航海中は、周囲の小さな漁船の明かりでも見逃すことの無いように、
操舵室内は真っ暗であり、船内からも明かりが漏れないようにしますので、
当時操舵室にいた乗組員や実習生が、みな人魂を目撃したとのことです。
「きっとあの機関長の魂は、日本に帰りたかったんだろう。
めったに他船に会わない豪州航路で、たまたますれ違ったあの船に乗って、日本に帰ろうとしたんだ」
と、あとになって機関長が亡くなったと聞いた目撃者は、皆そう思ったそうです。
唐人お吉
123 :本当にあった怖い名無し:2007/10/05(金) 09:45:47 ID:nxfs82FM0
362 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/10 12:58 (p)ID:YhqFLS5G(2)
大物女優が、有名な歴史上の人物を演じる舞台をやってた時に、
その人物と同じ死に方をしたっていうのを聞いた事があるが・・・
海で水死。
364 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/10 13:21 ID:W4dcZcq8
>>362
太地喜和子な。1992年に『唐人お吉』の舞台の最中に事故死。
生前、本人は異常に水を怖がっていたけど、皮肉なことに乗っていた車が海につっこんで水死した。
唐人お吉の方は入水自殺。
因縁があったのかな。
379 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 12:12 ID:MgYEW3zk
>>364
太地喜和子も唐人お吉も、伊豆の海で死んだんだよ。役に引っ張られたのかねぇ。
太地が亡くなったまさにその時間、東京にいたマネージャーの家でいきなり、
ねじも巻いていないオルゴールが鳴り出したそうだ。
そのオルゴールは、マネージャーが太地から貰った物。