後味の悪い話

【後味の悪い話】ルイス・ブニュエル監督作の映画『ビリディアナ』

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140: 本当にあった怖い名無し 2020/07/16(木) 13:18:10.56ID:41kTzsh90
既出かもしれないけどルイス・ブニュエル監督作の映画『ビリディアナ』

見習い修道女ビリディアナは、ある時叔父のドン・ハイメの屋敷に招かれる。この叔父は身寄りのない彼女にとっては唯一の縁者であり金銭的な援助もしてくれていた人物であったが、過去にたった一度しか会ったことがなく、長いこと疎遠であった。そのためにビリディアナは当初訪問を躊躇していたものの、修道院長の助言により叔父のもとへと旅立つ。
ハイメは田舎の農場で数人の使用人たちと共にひっそりと暮らしていた。やもめの彼は死んだ自分の妻に瓜二つに美しく成長した姪ビリディアナに並々ならぬ感情を抱き、亡き妻の花嫁衣装を着てほしいと頼む。人のいいビリディアナは孤独な叔父を哀れに思いこれを承諾するも、直後にコーヒーに薬を盛られ眠らされてしまう。
ハイメは眠っている姪を犯そうとしたが、すんでのところで思い留まる。それでもやはりどうにかしてビリディアナを手に入れたいという思いから、翌朝修道院に戻ろうとする彼女に昨夜お前の処女を奪ったと嘯く。しかし当のビリディアナはこれを信じずに出発してしまった。己の一連の愚行を恥じたハイメは、罪悪感に耐え切れず庭の木に首を吊って死ぬ。
ハイメの遺した財産は彼の息子ホルヘとビリディアナとに相続された。路上で暮らす乞食や浮浪者達の姿に心を痛めたビリディアナは、叔父の屋敷の離れに彼らを住まわせ、病人の看病をし、教養を身につけさせ仕事を与えた。心優しいビリディアナに浮浪者達は感謝し、彼女を女神のように崇め慕った。

141: 本当にあった怖い名無し 2020/07/16(木) 13:18:42.97ID:41kTzsh90
一方、離れて暮らしていた叔父の息子ホルヘもまた、ガールフレンドのルチアを伴って屋敷に移り住んできた。ホルヘは古い農場を再開発する計画を立てており、その利益優先な考えが慈善活動に勤しむビリディアナと対立する。また彼は好色な男で、屋敷に長らく仕える家政婦を口説き、ビリディアナにも色目を使った。呆れたルチアはすぐに屋敷を出て行ってしまったが、ホルヘはそのことを全く気にしていないようだった。
そんなある日、ホルヘとビリディアナは用事のために町に出かけていった。始めのうちこそ真面目に留守番をしていた浮浪者達であったが、魔が差したのか気が緩んだのか、やがて飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎを繰り広げてしまう。
ところがそこへ予定よりも早くホルヘが帰宅し、浮浪者達は蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。屋敷の惨状を前に呆然とするホルヘを、その場に残っていた浮浪者の一人が殴りつけ気絶させる。続いてビリディアナも帰宅するが、酒が入って興奮している浮浪者達は彼女を襲い強姦しようとする。意識を取り戻したホルヘの機転により辛うじてビリディアナの貞操は守られ、やって来た警察が浮浪者達を捕らえていった。
身体こそ無事でいられたものの、純粋な善意をあまりにも残酷な形で裏切られたビリディアナの心は荒み、信仰は失われていた。深夜、きっちりと纏めていた髪をしどけなく下ろし、寝間着姿でホルヘの寝室の戸を叩くその姿に、最早敬虔な修道女の面影は無かった。

142: 本当にあった怖い名無し 2020/07/16(木) 13:25:35.20ID:vp7mRjox0
古い映画だけどビリディアナ役の女優がほんとに美しいんだよな

評価

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