306: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/07/07(火) 09:49:03 ID:wL3jiwFdO
携帯からスマン
出張で某県のビジネスホテルに泊まった時、深夜に、
「コンコンコン コンコンコン」
って誰かがノックする。
ベッドから起き上がりドアの前に行くと音が止んだ。ドアを開けても誰もいない。
またベッドに横になると、
「コンコンコン コンコンコン」
と誰かがノックする。
また起き上がりドアまで行くと音が止む。
俺は、次にノックの音がするまでドアの前で待つ事にした。
「コンコンコン コンコンコン コンコンコン」
次はトイレの方からノックが聞こえる。
そっとトイレの中を覗いた。誰もいない。でも、ノックの音は止まない。
「コンコンコン コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン!」
急いで電気を付けた。辺りを見渡しても何もない。
ふと、鏡の自分と目があった。
「コンコンコンコンコンコンコンコン!!」
あれ?音が頭の中から聞こえてる?
眉間にシワを寄せ鏡を見つめると、
「ミツカッタ、ミツカッタミツカッタ殺ス殺ス殺ス!ハハハハハハハハハ」
気が付くとベッドに横たわっていた。
結局その部屋で何があったかは分からなかったが、二度と泊まる事はない。