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348 :本当にあった怖い名無し:2019/02/20(水) 21:16:22.34 ID:1Y+K6qe40.net
小学生~中学生まで夏休みに必ず一度、祖父祖母と家族で有名な温泉地に泊まりに行っていた。
山奥にバーンとデカい宿泊施設と周辺施設がある感じのところ。
リゾートな感じではなくほんとに湯治な所で、とにかく効能がすごいとかでめちゃくちゃ人が集まってる。
がん患者の人とかもめちゃくちゃ多い、ってか宿泊客の大半はなんかしら重めの病気持ってる方だと思う。
逆に俺らみたいな家族連れは全然居なくて、中学出るまでに10回くらい行ったけど一度も俺や弟と同年代の子供とは会ったことがなかった。
349 :本当にあった怖い名無し:2019/02/20(水) 21:17:32.04 ID:1Y+K6qe40.net
そんな感じで遊べる子供もいないし、そもそも子供が来る事を想定されてないからゲーセンの類いも一切無くて、
(子供向けの物は、ロビーに申し訳程度に子供向け漫画が置いてあった程度)
普段昼間は他の宿泊客に倣って散歩したり、岩盤浴をしたり、森行って虫捕りしたりしてるんだけど、それだけじゃ時間が持たない。
ある時暇つぶしに施設内で弟とかくれんぼしてたんだけど、エレベーターで逃げてたら初めて地下一階があるのに気づいた。
こりゃいいやとそのまま行ってみたら、地下一階はなんかメチャクチャ暗いし壁はコンクリートというかもはや岩で炭鉱みたい。
灯も全然ないし廊下?も糞狭い。岩塩鉱山を改造したサナトリウムみたいな所をテレビで見た事があるんだけど、イメージとしてはそれに近い。
一回は降りたんだが、エレベーターのドアが閉まったら真っ暗になっちゃってビビって、急いでボタン探して一階に戻った。
エレベーター出たとこに弟が待ち構えてて、そのまま二人で売店行ったのをよく覚えてる。
350 :本当にあった怖い名無し:2019/02/20(水) 21:18:47.12 ID:1Y+K6qe40.net
んでその日の夜、じいちゃんが地下一階の宿泊客に用があるとかで、どういう流れだったか俺もじいちゃんともう一度地下一階に行った。
エレベーターの中では地下に行くのが怖くてじいちゃんの服に掴まってたんだが、
ドアが開いた先には昼間見た地下室とは全然違う所だった。
夜なので少し暗めだけど他の宿泊階と全然変わんない感じで、狭くもないしコンクリ打ちっぱなしでもない。
それからその施設に泊まるたびに一回は地下一階に行ってたけど、コンクリ打ちっぱなしの狭いエリアには一度も辿り着いたことがない。
あそこはどこだったんだろう。
...なんか自分的には結構怖かった記憶なんだけと書き起こすと大したことないな(笑)子供故の記憶違いなのかな。
一応怖い話と言う事で温泉施設の名前は伏せたけど、ほんとに有名なとこだからわかる人はこの話だけでどこかわかると思う。
354 :本当にあった怖い名無し:2019/02/20(水) 21:16:22.34 ID:IDKADAks.net
玉川温泉??
ガン患者多いですよね。
私も大学生のころに家族で行きました。
岩場で岩盤浴しにいったまま行方不明の人がいるって貼り紙されててこわかったな。
地下一階にたしか喫煙所があったような。
タバコ吸ってたら、喫煙所では病気の話しで盛り上がってるひとたちがいつもいました。
どっかのおじいちゃんに奥さんとか話しかけられて
私あなたの奥さんじゃないんだけどって怒っちゃったな~。
玉川温泉は雰囲気が違いますよね。
秘湯だし子供向けの場所ではないかも。