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284: 本当にあった怖い名無し 2012/07/19(木) 22:50:16.94 ID:dcLZyTQX0
リーガル・ハイは後味悪いの多いけど、
方々に喧嘩を売りまくったり内容自体は面白いからおすすめ。
『リミット』っていう90分間、柩の中で、主人公が延々と電話をかけまくる映画が後味悪かった。
主人公は民間企業からイラクに派遣されたトラック運転手のアメリカ人。
主人公が目覚めると狭くて暗い柩の中に閉じ込められていた。
パニックに襲われて柩の蓋を叩くと、砂がこぼれ落ちてくる。
どうやら地中に埋められているらしい。
柩に入れられていたのは充電の少ない携帯電話と、懐中電灯、それからライターのみ。
(のちのち主人公が指か何かを切断するシーンがあった気がするから、ナイフも入ってたかもしれん)
主人公は必死にいろいろな場所(自分の勤めている会社やFBI)に電話するもたらい回しにされるばかり。
自宅に電話しても妻は留守で携帯にも出ない。
と、突然彼を誘拐したテロリストから着信し多額の身代金と仲間の解放を交渉するように要求される。
もちろんそんなことに国は応じられない。
おまけに社内でたらい回しにされた挙句、契約書(?)を盾に解雇される。
FBIの担当者は、主人公の救出に向かい、主人公が埋められているポイントに到達した、
と告げるが結局は他に誘拐されたアメリカ人の柩を掘り当てたのだった。
これ、もともとFBIも民間人なんか切り捨てるつもりっていうのが見え見えで、
主人公が理不尽にも窒息死していくのがなんともすっきりしなかった。
今の世の中とかそういうのを皮肉ってるんだろうなあ。
あとは頻出だろうけど『セブン』『エスター』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』も後味が悪かったな。