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793: 本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 03:39:32 ID:vGPRpK5k0
トワイライトゾーン「核シェルター」
田舎町 住民はみんな仲良し
医者 いつか核戦争が勃発すると信じてて
自宅の地下にシェルターを作り みんなにも作るように勧めてる
みんな「しょうがないなー先生は」って感じで
シェルター話には取り合わないが 医者のことは敬愛している
ある夜
その医者の誕生日を住民総出で祝っていたとき
ラジオが突如政府広報を流し始める
核ミサイルが飛んで来る と言うニュース
住民たちはパニックに陥る
医者一家はシェルターにこもる
住民が家族を連れて来て「入れてくれ」と頼むが
シェルターは医者の一家で定員オーバー
「だからいつも言ってたじゃないか
頼む どうにもできないんだ 自分たちでなんとかしてくれ」
と繰り返すしか出来ない医者
(続きます)
794: 本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 03:41:34 ID:vGPRpK5k0
町の人たちは「自分と家族を救いたい」思いから次第にエスカレート
とうとう丸太とか持ち出して来て 全員でシェルターの入口をぶち破り
応戦する医者一家を殺してシェルターを奪おうとする
あわやと言うとき 再度政府広報が
核ミサイルは誤報だった と言うニュ-ス
気まずい沈黙
「俺たちも必死だったんだ わかってくれ」
「仲直りパーティを開こう」と住民
医者は
「そんなことして取り繕っても もう私たちは元には戻らないよ
今夜 お互いの腹のうちをぶちまけあってしまったから
私も 君たちも」
と言い置いて家の中に入り 扉を閉める
今度 同じようなことがあったら
そのときはケダモノのように浅ましく生きるのではなく
人間として 人の心を持ったまま死のう
と誓いながら
801: 本当にあった怖い名無し:2007/07/05(木) 07:52:10 ID:aVmVU4XP0
扉をぶち破ったら
シェルターとしては、もう使い物にならないんじゃないだろうか?w