後味の悪い話

【後味の悪い話】人形山

38: 本当にあった怖い名無し 2011/04/05(火) 00:52:17.07 ID:1a/qT9CbO
シンプルに日本マンガ昔話より「人形山」
昔昔ある村に親孝行でよく働く幼い姉妹がいた。
姉妹の父親は既に亡くなっており母親が女手一つで二人を育てている。
やがて無理が祟り、母親は倒れてしまう。
母を看病しながら今まで以上に働く姉妹だったが
ある冬の雪のひどい夜、二人は家を抜け出し、山にお参りに行く。
しかしその日はよりによって年に一度の女人禁制の日だった。
姉妹にはバチが当たり迷って家に着けなくなってしまう。
そして春が来てその山の遠くから見える雪渓が幼い女の子が二人
遊んでいるような形に見え、村の人たちは「人形山」と呼ぶようになった――

母親がどうなったかは失念。
多分働き手の娘がいなければ生きられないだろうし、
生き長らえたとしても娘二人を失ったら辛いよな…。

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