14: 本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 14:27:25 ID:4sc8lwxTO
映画化も決定した『私は貝になりたい』
ウィキより引用。
第二次世界大戦中、高知県で理髪店を営む清水豊松が突然、
軍隊に召集されるところから物語は始まる。豊松は気は弱いが平凡な人柄。
豊松は、新兵の訓練で上官に命令されてアメリカ兵捕虜を銃剣で殺害しようとするが、
気後れして怪我を負わせるだけにとどまる。
終戦後、理髪店に戻って、いつも通りに仕事をこなしていた豊松が、
捕虜虐待の罪で特殊警察に逮捕される。
極東国際軍事裁判(東京裁判)で被告席に立った豊松は、
「日本の軍隊では上官の命令に逆らえば命はないんだ」と主張するが、
「拒否しなかったことは殺す意思があったという証拠だ」という
アメリカ流の論理に跳ね返され、豊松に死刑判決が言い渡される。
死刑執行の宣告を受けた豊松は、妻と子供に遺書を書き始める。
「せめて生まれ変わることが出来るのなら…いいえ、お父さんは生まれ変わっても、もう人間になんかなりたくありません。人間なんて厭だ。牛か馬の方がいい。
…いや牛や馬ならまた人間にひどい目にあわされる。どうしても生まれ代わらなければならないのなら……いっそ深い海の底の貝にでも……そうだ、貝がいい。
貝だったら、深い海の底の岩にへばりついているから、何の心配もありません。兵隊にとられることもない。戦争もない。
房江や、健一のことを心配することもない。どうしても生まれ変わらなければならないのなら、私は貝になりたい……」
と遺書を書いた後、処刑台に上がって処刑される。
17: 本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 14:44:46 ID:BTWGpUAy0
>>14
しかも保釈と思わせる状況なんだよね
まわりの人も勘違いして「おめでとう!」だし
それでウキウキしてたら行き先は死刑台…
見てて欝になったよ