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533:本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 11:27:09 ID:OHe7aTr40
上のほうに出てた座敷わら氏で思い出した話です
漫画ですがずいぶん前でかなりうろ覚え、勝手に作ってる部分もあるかも
初めてなので読みにくかったらスマン
小学校低学年の男の子太郎(仮名)は、夏休みに両親とおじいちゃんちに
遊びに行った。おじいちゃんちは古い家で広く、かなり立派。
太郎は大人たちが話しこんでる間に一人で家を探検する。
あるひとつの部屋の前を通ったとき、不思議な雰囲気を感じ入ってみると
床の間のようなところに太郎と同じくらいの歳の男の子がいた。
太郎が床の間の男の子の話をおじいちゃんにすると、
それはきっと座敷わらしだよと言う。太郎にしか見えないらしい。
おじいちゃんの家にいる期間、座敷わらしのところに行っては話したり遊んだり…
二人はとても仲良くなった。
座敷わらしは昔のあそびを色々知ってて、太郎はすごく好きになった。
太郎が自分の家に帰る日、座敷わらしと離れ離れになるのが寂しく
一緒に自分の家に行こうと誘う。
でも座敷わらしは床の間から動けないらしい。
僕の手を引っ張ってくれたら動けるようになるよ、と座敷わらしが言ったので
じゃぁ一緒に帰れるね!、と太郎は手を引っ張った…
と、太郎が床の間に、座敷わらしと位置が逆になった。
太郎帰るよー、と両親が呼ぶ。
にやりと笑い、今行くー、とこたえる座敷わらし。
状況のつかめない太郎に座敷わらしは
これからはお前が座敷わらしだ!、と言い残し部屋から出て行く。
パパー!ママー!、と大きな声で叫んでも誰も気づいてくれない。
床の間から動けなくなった太郎…
535:本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 13:21:17 ID:XF97PSDM0
>>533
こういう無邪気な善意が踏みにじられる話は嫌だなー。
すっげ後味悪くなる。
スレタイ通りだ。