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394: 本当にあった怖い名無し 2019/03/17(日) 11:48:50.44 ID:4+k4PEe00
藤子・F・不二雄「ある日…」
8ミリビデオ同好会、第一回目の上映会。
くじで順番を決め、トリは世を拗ねた風情の、一番若い男。
批評精神がどうのと口うるさい青年の作品タイトルは
【ある日…】
平凡な日常生活が数分流れ、いきなり画面が白く輝き、あとはずっと白い画面と無音。というもの。
褒めどころに困るメンバーに、男は怒り狂う。
「わからんのですか、これは警鐘なんですよ!平和な生活がいつなんどき、核戦争で断ち切られるかという…はかない平和の…」
「唐突すぎる?伏線もない?甘いな、現実に伏線がありますか!」
「世界中に核兵器が…今この瞬間にも…ある日突然…唐突に…納得できる伏」
男の演説はここで途切れ、最後の大ゴマには何も描かれておらず、隅に小さく「プツン…」の文字。
398: 本当にあった怖い名無し 2019/03/17(日) 18:10:11.81 ID:5ca2ZS1s0
>>394
今の時代なら警報くらい鳴るのでは
399: 本当にあった怖い名無し 2019/03/17(日) 18:42:51.07 ID:foSl0ioS0
>>398
1980年代はホントにそう言うのなかった
さらに言うと80年代前半はアフガニスタンで米ソがドンパチやってたから皆戦々恐々としてた
400: 本当にあった怖い名無し 2019/03/17(日) 20:00:20.19 ID:nn7snQSq0
>>394
好きなタイプの終わり方で良いなぁ
読後感悪い話は好きなんだが物によって自分の好みにハマるものとハマらないものがあるから気軽に新地開拓出来ないのが悩み
ハマらないタイプの作品見ちゃうとすごく落ち込むから
藤子不二雄Aのブラック短編集に載ってた「マグリットの石」好きだわ