後味の悪い話

【後味の悪い話】フリゲ「分裂ガール」

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81: 本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 22:42:47 ID:Xm8ndqLG0
フリゲ「分裂ガール」1/2

重度の精神病患者のための閉鎖病棟で目を覚ました主人公の少女。
記憶がまったくないが、部屋についていた名札から自分は「エルテ・ティート」という
名前だということやそこが精神病院であること、エルテ・ティートは重度の
分裂病であること、過去に大量殺人を犯したことなどを知る。
また、監視のいなくなった病棟でグループを作って暮らす人々から院長は
極悪非道な人物だと知らされる。

ナールという老人、グループのリーダーフィルデロ、岐阜にこだわる岐阜県出身などを
仲間に加えて外を目指す主人公。
そして、記憶のない主人公をあざ笑うように度々邪魔をしてくる金髪の女性。

もう少しで外に出られるというときにナールが自分の過去を話す。
自分の息子は製薬会社を運営していて、院長に命令され非合法な薬物を作っていたこと。
それが社会の明るみに出て、死刑判決が下り処刑されたこと。
そのことで自分は院長を憎んでいること。
脱出に成功したら町外れの森の入り口で落ち合おう、とナールは言った。

83: 本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 22:43:22 ID:Xm8ndqLG0
2/2
病院側の追っ手が来るが、何とかみんな脱出する。
主人公は仲間とはぐれ、一人金髪の女性と対峙する。

病院の人間とのやり取りで、金髪の女性こそ本物の狂人エルテ・ティート、
主人公は院長の孫娘であることがわかる。

主人公はエルテ・ティートを倒し、病院の人間に保護される。

目覚めた主人公のそばには一人の老人がいた。院長だ。
自分には優しくしてくれる。でもそれは偽りの優しさだとナールは言った。
目の前にいるのは非道な人間。みんなこの人のせいで不幸になった。
主人公の脳裏にさまざまな思いが浮かび、祖父を撲殺してしまう。

走り続けた主人公がたどり着いたのはナールとの約束の場所。
そこにナールはおらず、手紙が置いてあった。手紙を読む主人公。

『実はあの時言ったことには少し嘘があった。
非合法な薬はわしが作った。金になったからな。それを院長に咎められ
病院に入れられた。責任はすべて息子に。
ワシは怒り、院長は極悪非道であると患者に言いふらして回った。

エルテ・ティートにも院長はお前を殺そうとしていると言ってやった。
あの女やフィルデロたちは見事に院長は悪人だと信じきった。
ワシは院長も孫娘であるお前も憎んでいる。
お前はワシの復讐に利用させてもらった。
院長は非道な人間だったか?さあな、そんなことはなかっただろう。
お前がこの手紙を読んでいるということは・・・お前が何をしたのか手に取るようにわかるよ』

主人公はナールの手紙を読んで泣き叫んだ。

84: 本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 22:48:49 ID:2HYUta8wO
>>81
これは鬱……orz
だが、

>岐阜にこだわる岐阜県出身

が謎過ぎて笑ってしまった。

87: 本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 23:02:53 ID:Xm8ndqLG0
>>84
>岐阜にこだわる岐阜県出身
こいつは登場時から岐阜岐阜言っていて名前欄も「岐阜県出身」
必殺技は「スーパー岐阜」
なんでも、平凡の象徴岐阜に憧れているそうだ。
こいつだけほんとに何にも知らない普通の患者だったよ

91: 本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 23:14:04 ID:+cstHGJU0
検索したらオタがやりそうな美少女ゲームみたいな
ADVじゃなくてRPGなのね。

ひぐらしの様な妄想だけを誇らしげに書き込んだ
読み物ゲームかと思いきや
ダーク系RPGなのか。

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