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655: 通りすがり(徳島県):2010/07/25(日) 01:22:04.40 ID:3fV/cOaX
俺の高校の頃の実体験から。
高校生になりたてのころの高一の夏。
小学校から仲の良かった5人で、Tの家に泊まろうと集まった。
何人か別の高校に進んだりで、昔いろんなことしたことを話し合ってた。
深夜になって、ウイイレもやり尽くし、やることもなくなって暇になりかけた頃
俺が「焚き火しようぜ」となんともまぁ、アホな提案をしたところ(よくまぁ火事起こさなかったな。)
みんあ乗ってきて、うちの少し山に行ったところに、焚き火ができるような広場があったから行くことにした。
ついでにじゃがいもとか焼き芋しようってノリになって、家にちょうどじゃがいもがあって5個あったのを覚えてる。
確かに「5個あるじゃん!」って友人と確認し合ったのも覚えてる。
それで、山に少し入り広場に着くと、山の暗闇の方から突然、「バキバキっ・・・バキッ!」と枝が折れる音が聞こえてきた。
先頭の俺は「やばい!なんかいる!!」と引き返して一目散にみんなで逃げた。
母校の小学校まで逃げたときにみんな集合して「コワかったぁ。」とかそれぞれに話してた。
その日はTの家に泊まって、解散した。
ここからが不気味なことなんだけど、数ヵ月後に5人のうちの3人とあってその時のことを話してたら。
みんなが、あの時のメンツを4人までしか答えられない。
俺も確かに人数分5個じゃがいもがあるのを確認してたのに、4人までしか名前が出てこない。
後日、残りの一人にも確認したけど、そいつも5人だって記憶はあっても4人までしか名前が出てこない。
そして、みんな一目散に山を下っていったから、そのときは一度も振り返ってない。
俺の名前の出てこない友人はその時、正体不明の「なにか」にさらわれたのだろうか。。。
10年近くたった今でもみんなで話して、不気味な思い出話になっている。