母親の顔
671 :本当にあった怖い名無し:2013/08/04(日) 16:12:04.51 ID:YdeLNrCQI
小学生の頃。
夕方、遊びから帰ってきて玄関あけたら台所に母がいた。
「ただいま~!」って言ったんだけど反応なし。
あれ?お母さん怒ってる?何か悪い事したっけ?
と思いながら台所に入って、 ノド渇いたから冷蔵庫からジュースとって、飲みながら母をチラチラ見てた。
なんか違和感感じて、よく考えたらさ、お母さんシンクの所に立って皿洗ってるのかと思ってたら、水道出てないのね。
手も体も動いてもいないし。
ただ、無言でシンクの所に突っ立ってるの。
こっちに背をむけて。
真っ赤な夕日が落ちかけて、暗くなってる台所で。電気もつけずに。
その異様な雰囲気にゾッとして、リビングに行ってテレビ見ようとしたら、「ただいま~」って玄関から母が入ってきた。
ずっと庭で花とか野菜の世話してたんだって。
じゃあ台所に居たの…何?誰?
って思ったら怖くなって、泣きながら母に抱きついた。
台所の母の顔、覗き込んだりしてたら…と思うと今でも鳥肌がたつ。
足が遅かった
410 :本当にあった怖い名無し:2013/07/12(金) 10:05:43.09 ID:uT6/iU+80
小~中学のとき。俺は、とにかく足が遅かった。
運動会の短距離走では当然のようにビリが指定席。
正直、憂鬱でたまらなかった。
中2の運動会でも、やる気のなさもあってスタートで滑って出遅れ、2,3歩目で諦めモードになった瞬間、
頭の奥の方でカチッというような音がした。
そしたら突然周りの動きがスローになり、気が付いたら全員抜ききって1位でゴールしていた。
みんな唖然、俺呆然。
結局、奇跡の走りはそれ1度きりだったけど、
それ以降、なんとなく走ること自体が面白くなって、
体育の授業でもマジメに走るようにしたら、人並みのタイムは出るようになった。
それまで俺にプチイジメっぽいことしてたヤツが、「見直した」と言ってくれたのが嬉しかった。
水音
460 :本当にあった怖い名無し:2013/07/17(水) 17:11:16.02 ID:lR6GMudx0
ある時、ふと気付いたら、部屋のどこかからか「ぽたっ、ぽたっ」と水の滴る音が聞こえてきた。
外は晴れていたから雨漏りではないし、どこかで水漏れでもしているか?と思って、
耳を澄ませて音のする方を探ってみたら、
周りに水気のない、ある床の一点から聞こえる。
床が濡れている様子もないのに、そこから「ぽたっ、ぽたっ」と音がしていた。
音のするあたりに手をかざすと、音がやむ。
手をどけると、また音がする。
かざした手が濡れることはなかった。
真上の天井を見ても、濡れている感じはない。
頭の中が「?????」となっているうちに、何もしなくても音が聞こえなくなった。
隣に立つ男
585 :本当にあった怖い名無し:2013/07/30(火) 16:48:13.44 ID:e14eURBG0
昨日、本屋で立ち読みしていたら、隣にひょろっとした感じの男が来た。
隣っていっても、間に3~4人は入れるくらいの間隔。
ちょっとだけ横目で見たら、本を手に取ることもなく棚の本をじっと見つめてる。
なんか変な感じはしたんだけど、気にしないでまた読むのを続けていたら、
その男がボソボソと何やら独り言を始めた。
たまにいる、立ち読みで音読する系か?と、少し気になってまたチラっと横目で見たら、
相変わらず本は持っていないし、正面を向いたまま。
で、喋ってる内容に注意を向けてみたら、
俺が読んでいた本の、まさに開いてるページを一言一句、写真に付いてるキャプションまで正確に読み上げていた。
一気にゾワっとなって、慌てて本を置いて逃げた。
あらかじめ本の内容を暗記していた?とは思うんだけど、めっちゃ怖かった・・・
587 :本当にあった怖い名無し:2013/07/30(火) 19:49:17.86 ID:cunQPTIs0
>>585
因みに何を立ち読みしてたの?
589 :585:2013/07/30(火) 23:03:19.48 ID:mXSHsGtP0
>>587
デジカメのガイド本
デジャヴ
71 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 09:58:38.94 ID:Nt2dm0qbO
デジャヴとはちょっと違うのかもしれんけど…
昔、同僚(同性)と話してる最中にイキナリ、
『その同僚と私の実家で同居している未来』の生活が見えた。
当時は寮住まいで、実家は数年空き家。
もう帰っても住めないだろうと思ってたし、
もちろん、その同僚に特別な感情があったワケでもない。
「変な話だけど…」と当人に話して、
「変な話だねぇ…」と笑い話として流してもらった。
結局、その5年後に同居する事になった。
一緒に暮らし始めて2ヶ月後、2chを見ている最中に「あ、あの時に見えた通りの状況だ」とデジャヴ、
その『記憶』通りに「ご飯できたよー」と同居人から声がかかった。
食事中に話してみたが、あちらは憶えていないようだった。