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12:自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/24(日) 20:46:10 ID:dVM56NLB0
小学校の先生Aから聞いた話。
高校の部活の合宿で20人くらいが一つのでかい部屋に布団敷いて詰め込んで寝るってシステムだった。
練習がきついからみんな疲れて夜10時には寝ちゃってたんだけど
朝起きたらBの顔と足が泥が付いて乾いたみたいに汚れてた。
Aは全然記憶になくてなんで泥だらけなのか分からないけど
別に誰も気にもせず今日はちゃんと風呂で体をちゃんと洗えくらいに言ってた。
その日もみんなすぐに寝たんだけど夜中Aがトイレ行きたくなって起きたらBだけ布団にいない。
あいつもトイレかと思って一つしかないトイレ行ったけどBはいなくてあれ?あいつどこいったんだろうと不思議に思ってた。
そのままみんなが部屋に戻ってもBはまだいない。
おかしいなぁと思いつつも睡魔には勝てずそのまま寝た。
朝起きたらBは布団にいたけどやっぱり顔と足が泥だらけになっていた。
さすがにBも不安になってAにちょっと明日俺を見ててくれないか?と相談してきた。
AはBの隣に寝てBが起きたらすぐ分かるようにBの腕とAの髪の毛を糸で縛って寝た。
夜中Aは髪の毛が引っ張られて起きたらBが立ち上がり部屋を出て行ってしまった。
腹が減って無意識に食堂にでも行くのかと思ったらBはそのまま裸足で外に出て行ってしまった。
合宿所は山の中だったけどBはどんどん奥に進んでいって
10分くらい歩いたところで突然立ち止まりおもむろに地面を掘り始めた。
その場所はなんと墓地。
13: 自治スレでローカルルール他を議論中:2010/10/24(日) 20:47:03 ID:dVM56NLB0
墓地と言っても墓石が綺麗に並んでるような場所ではなく
卒塔婆が立てかけてあるだけの古い墓地だった。
Aは離れたところから見てたけどBは地面から何か掘り起こしてバリバリ喰ってるようだった。
暗くてよく見えないけどどうやらこの墓地は土葬用らしく、
Bが喰ってるのはほとんど白骨化した死体だった。
さすがにAはあせって逃げたけど物音に気づいたBがちらっとこっちをにらんで追ってきた。
Aは全力で走って宿まで戻って布団にもぐってとにかくやり過ごそうとしてたらBが部屋に入ってきた。
Aはあせったけど部屋には20人もいるからばれないだろうと思ってたら
Bが一番はじっこで寝てる奴の心臓に耳を当て始めた。
しばらくすると隣の奴の心臓に耳を当てて行く。
どうやら心臓の鼓動を調べてるらしく今全力で走ってきた
Aはかなり鼓動が速くなっていたためあせった。
頼む!心臓静まってくれ!と願えば願うほどあせって心臓は早くなるばかり。
そうこうするうちについにBは隣の奴の心臓に耳を当て始めていた。
目をつぶってごまかせば大丈夫だと祈ってとにかく寝たフリをしていると
ついにBの耳がAの胸に乗っかってきた。
相変わらず心臓は早いけど大丈夫大丈夫と自己暗示をかけているとすっとBの耳が離れていった。
そして隣の方にBは移っていった。
Aは、はぁ良かった。なんとかやり過ごしたようだと思ってしばらくそのまま寝たフリをし、
10分くらいしていったいどうなったんだろうと思ってうっすらと目を開けたとき。
Bが目の前5センチのところであきらかにイッた目で思いっきりこっちを見て一言。
「見つけた。」