298: 本当にあった怖い名無し 2010/02/07(日) 23:22:34 ID:C9LEyIP80
一つ体験談を。自分は健康の為にジョギングを日課にしている。
いつも同じコースじゃ飽きるから、たまにはと思って河川敷を走る事にした。
そして高架下に差し掛かったんだけど、その辺り、陽当たりの悪さと橋の影で昼間ですら不気味に薄暗い。
ましてや日も傾きかける冬の夕刻、まさに一寸先は闇だった。走ってハイになってた気持ちも一気に冷めて、引き返そうと後ろを振り向いた。
30mぐらい離れた所に、いかにもといった一人の浮浪者が立っていた。髪はぼさぼさで顔はよく見えない。
「お前か!?盗みに来たのお前だろ!?」
そう言っていたと思う。凄まじい形相でこっちに向かって走ってきた。
「あぁ、この人はやばい・・・」身の危険を感じ、真っ暗な高架下を全力で駆けた。
しばらくして人通りのある場所に出れた時は涙が出そうになった。
捕まってたらどうなってたか・・・