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976: 父親からの勘当 投稿日:2009/06/19(金) 19:10:44 ID:Ynodi+Eg0
人気お笑い芸人のH・Yの父親についての恐い話・・。
Yは子供時代一度も裕福だった記憶はない、覚えてるの小さな家の中
いつも母親が寝る間も惜しんで内職をしていた風景だけだ。
それも過去の話。今は東京でひと山当てて金に困ることはない。
数年前、父親は身体を壊した。
もはや痛風で外に出るのも辛い、杖なしでは一人で歩けない。
なぜそうなったか?元を辿ればYが父に言われるがままに金を援助し、
貴族の様に金まみれで豪勢な生活をさせ続けたためだ。
(まるで過去の貧乏な暮らしのブランクを埋めるかように・・)
たった数か月で悪びれもなくあかの他人の金のように現金を使い果たし、
関西から毎度のように東京のマンションへ金をせびりに来る。
ある日、夜も更けた深夜・・・
「ドンドンドンッ!」激しくドアを叩く音が聞こえる。
ビクッと体が震える・・ (また今日も来たか・・・?)
ドアの小窓から向こうを覗く、見覚えのある杖が見える。(父だ・・)
Yは近所に迷惑かかるので親を玄関の中に入れざるを得ない
玄関に入るなり父親は痛風で弱り果て不自由な下半身を曲げ土下座をする。
言うセリフは決まっている、予想はつく 「金をくれ、たのむ。」だ。
だがそもそも父が体調崩したのも自分が父を甘やかしたからだ
もうこれ以上父を甘やかすのはむしろ親不幸じゃないだろうか?
Yは断腸の思いでこれ以上の援助の打ち切りを告げる、親孝行のためにだ。
そんな息子に向かって父は怒り狂いYに怒鳴る。
「なんて親不幸な息子だ!」「今のお前があるのは誰のおかげだと思ってる?」
「お前みたいな息子は勘当だ!」
977: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 19:20:32 ID:35WlQB7RP
続けろ
979: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 19:31:08 ID:Ynodi+Eg0
>>977父親がYに「勘当」だって言った所で話はオチなんです・・
本当は息子から地に落ちた父親に向けて勘当するという状況なのに
まったく逆の事を言われてしまうという理不尽な現世話です。