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【洒落怖】短い怖い話6つ『池袋のビジネスホテル』

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池袋のビジネスホテル

813 :本当にあった怖い名無し:2018/05/21(月) 16:22:33.47 ID:uwClyC9x0.net
大学受験で東京に出てきた折のことだから、すでに三十年前の話。

池袋のビジネスホテルの随分上層の部屋に宿泊。
その部屋は、転落事故あるいは自殺防止のためででもあろうか、窓は嵌めきりのガラス窓で開かないようになっていた。
しかし、どうしたことかその開かない窓の窓枠に、とってつけたように錠がついている。
例の耳タブのような形の金属片が180度回転するようになっている、あれ(何やらという名前がついているはずだが忘れてしまった)。
「変なの」とは思ったが、翌日に入試を控えていたため、あまり気にせず一晩をすごし、
快眠のうえで臨んだ翌日の試験もまずまず上出来に終わった。

東京観光のためにもう一泊したあと、
チェックアウトの際、宿泊中何度か言葉を交わしていた若いホテルマンに、錠のことをたずねてみた。
「ああ、あれ」
彼は、特にどうということもない様子で答えた。
「つけとかないとね、誰かが覗くんです。で、窓、開けようとするの。見えるところに、つけとかないと。
 ま、開けようとしても、開かないから大丈夫なんですけど。やっぱ、気分悪いでしょ、そんなことされると」
誰かが覗き、開けようとする―。
地上、何十メートルだかの高層の窓を、外側から開けようとする、誰か?

上京して既に三十年が経つが、今でもあのあたりを通ると、ちょっと、薄ら寒い。

実家に1人で住むことになった友人の話

596 :本当にあった怖い名無し:2008/04/05(土) 18:04:20 ID:F9cG8Xr50
期間限定で実家に1人で住むことになった友人の話。

友人の家は一軒家。
隣に墓地があったり、家の前が三辻だったりと、なんか怪しげ。
友人自身、よく「この家、幽霊が出るんだよ~w」なんて話していた。
家にはもう20年近く住んでいるため、1人になる事にも不安は無かったらしいが、
実際に1人で住んでみると、今まで知らなかった異変の多さに驚いたとか。

・夜中に自室の窓を叩く音。(自室は墓地に面してる。これは以前からあったのでスルー)
・風呂で頭を洗っている際、窓を見ると人影。(風呂も墓地に面してる。これも以前からryスルー)
・風呂の湯を抜かずに就寝→朝、尋常じゃない程に濁った湯。(1度じゃない。風呂は毎日入る)
・夜中に門を開け、家の周りをぐるぐると回る足だけの何か。
・誰も居ない筈の兄弟の部屋から聞こえる足音。
・誰も居ない筈ry父母の部屋から聞こえる話し声。
・逢魔が刻に家の前に立っている老婆(生きてない)。

覚えているのはこれくらいだけど、自分だったら1日目に気絶する。

ある地域の行方不明事件

700 :本当にあった怖い名無し:2007/05/20(日) 18:08:03 ID:Mvwo7h+50
警察官僚の娘から合コンで聞いた話。

その子の父親がある地方の警察署長に赴任した時の話。
申し送り事項で、「ある地域の行方不明事件は調査しないように」というのがあった。
その地域では、人体の一部を薬として使う民間伝承があるのだそうだ。
摘発も可能なのだが、あまりにも広範囲にその習俗があるため、
社会への影響を考慮して、本格的に調査はしない、という伝統になっているらしい。

ちなみに、その日の合コンは都市伝説トークで盛り上がりました。

新聞受け新聞が入ってた

502 :本当にあった怖い名無し:2008/01/28(月) 13:50:01 ID:irOZAKnx0
はじめて一人暮らししたとき、新聞をとってなかった。

ある日、ドアの新聞受けに○○新聞が入ってた。誤配だな、ラッキーと読んだ。
が、毎日入るようになり、付近の配達店に連絡したけど届けてないし、誤配(届いてないという連絡)も来てないと言う。
一週間ちょっとが過ぎると、△△新聞も来るようになり、さらに◇◇新聞、地元の◎◎新聞も入るようになった。
どこの店も届けてない、誤配もないと言うし、毎日配達される(しかも4紙)って気味が悪い。
新聞受けとポスト(新聞受けは2紙が入ると満杯で残りはポストに入れられてた)に、
『うちはとってないので入れないでください』と書いた紙を貼ったら、ビリビリに破かれて入れられてた。

周りに話したら「配達員が余ったの入れてるのでは」「誰かが読んだの入れてるのでは」と言うけど、
どの新聞にも広告が入ってない(配達されるのには入ってるよね)、読んだ跡が全くない綺麗な状態。
誰かがコンビニか駅で買って入れてるとしか思えなくて気持ち悪かった。

紙をビリビリに破かれた時点で待ち伏せするのも怖くてできないまま引越したけど、
なんだったんだろうと今でも思う。

昼過ぎに帰ってきた

503 :本当にあった怖い名無し:2008/01/28(月) 16:43:27 ID:v8rH7d110
自分が一人暮らししていた時の事。

夜に友人が遊びに来ると言うので、午前中から準備の為に出かけた。
友人と食うものとか飲むものを買って、昼過ぎに帰ってきた。
アパートの近くまで来た時、道に男性が一人ボーっと立っていた。
自分は別になんとも思わずにその前を通り過ぎたのだが、その男性がフラフラと後をついてくるので、
怖くなって、わざと回り道をしてビクビクしながらアパートに帰った。

夜にチャイムが鳴ったので、友人が来たと思ってドアを開けたら、
そこに立っていたのは友人じゃなくて昼間の男性だった。
怖くて固まってしまったんだけど、その男性は自分に無言で一つ風船(膨らましてある)を手渡すと、そのまま去っていった。
部屋が知られたというのが怖かったけど、特にそれからは何もなかった。

家の水槽で鯉を飼っていた

何でもいいから怖い話を集めてみない?Part3

393 :本当にあった怖い名無し:2013/06/04(火) 01:08:26.57 ID:ulZIrWqU0
『虫の知らせ』ってよく言うじゃないですか。
アレって本当にあるっていう事を、昔体験したので、怖いかは分からんけど書き込みます。

まだ私が小さかった頃、弟が生まれる前の話なんですが、
実は弟の前にも一人、生まれてきていれば私の弟になるはずだった子が一人いたんです。

うちは家の水槽で鯉を5,6匹飼っていたんですが、
その鯉がとある時に突然、(昨日まで何ともなかったのに)朝起きたら皆死んでいるんです。
母と二人で驚いていたんですが、更に驚いたのはその後の事です。
母のお腹にいる赤ちゃんが『死んでいる』と聞きました。

当時は幼かったのでそれ程怖くはなかったのですが、今になって思い返して見ると、
やっぱり『虫の知らせ』というヤツだったのではないかと、いつも思います。

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