後味の悪い話

【後味の悪い話】アメリカ映画『ヴィレッジ』

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203:1/3:2007/03/04(日) 00:50:06 ID:xvCGLMQ+0
「ヴィレッジ」ってアメリカ映画 監督が「シックスセンス」のナイトシャラマン

森の奥に小さな村がある(一見ホビットの村のようなのどかな村)。
村には古い伝説があり、森には赤マントの化け物がいるから入っちゃいけない
赤い色も化け物を呼ぶからいけない(赤い花が咲いたら埋めたりする)。
毎晩、若者が交替で見張り台に立ち、長老たちの指示で避難訓練なんかもしてたりする。

で話の大筋は、村にはヒロイン役で目の見えない若い女性がいる。それと無口だが勇気ある若者。
村に家畜の死体が放置されてたり赤マントの化け物がやってきたりの不穏な中、
この二人が結婚予定になるんだが
ヒロインといつも遊んでた陽気な池沼の男(船上のピアニストのエイドリアンブロディ)が
若者に嫉妬してナイフで刺し重傷を負わせる。

池沼は実家の離れに閉じ込められ、若者は手当を受けるのだが、村には医薬品が無い。
森を抜け街に出て薬を入手すれば若者は助かりそう。
街に行くことを決意し、村のリーダーである父親に相談するヒロイン。

204:2/3:2007/03/04(日) 00:50:37 ID:xvCGLMQ+0
ヒロインの決意を知り、父親は驚くものをヒロインに見せる。
使われてない納屋に隠された赤マントのかぶり物だった。伝説話は嘘だったのだ。
そもそもこの村は、街で起こった凶悪犯罪のため肉親を失った人々が
自分の子供たちにそんな悲しい思いをさせたくないと嘘で作り上げた村だった。
たまの化け物騒動は長老たちが持ち回りで脅かして回ってるだけだったのだ。
その事実をヒロインに告げ、送り出す父親。

しかし森で赤マントに襲われるヒロイン(盲目だけどなんとなく気配でわかるらしい)。
どうにか穴に落として化け物をやっつけるが、
それは実は家の離れを抜け出した池沼が、
親が離れに隠しておいたかぶり物を使ってヒロインを襲ったのだった。
長老の誰かがやったと思われていた家畜死体の放置や赤マントの脅かしは
すべて池沼がやったことだった。

205:3/3:2007/03/04(日) 00:51:08 ID:xvCGLMQ+0
ラスト、「途中で化け物が出たけど倒した」と、親切な街の人から薬をわけてもらい、
重傷の若者の元に無事戻ってくるヒロイン。
その横で、池沼の死を悟って泣く池沼の両親。
村のリーダーの父親は娘の無事を喜びながらも
「池沼が伝説を本物にしてくれた。池沼は化け物にやられたことにしよう。
そして立派な葬儀をしよう」とまとめ。end

嘘伝説は結局そのまんま続ける気だしなんかムラムラした終りだった

207:本当にあった怖い名無し:2007/03/04(日) 01:04:11 ID:xvCGLMQ+0
てか重要な点を書いてなかった
森に行ってはいけない=村から出ては行けない
村の若者は一生村の中で森の嘘伝説に脅えながら暮らすんだ
親世代の「街や金が不幸を呼ぶ!」の思想の元で

転載元:http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1172561642/

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