スポンサーリンク
一人暮らしの怖い話…part16
195 :本当にあった怖い名無し:2008/09/14(日) 11:29:10 ID:U1r4S6uKO
ちょっとスレ違いだけど、ごめん。
昔ある電子会社でめちゃくちゃ高給のバイトがあったんだ。
夜中の工場で完成した機械をテストするだけのバイト。
相場の2倍の時給につられて後輩さそって行ってんだ。
俺とそいつと2人きり、深夜12時頃から、
誰もいないはずの2階からこどもの走りまわる足音、
キャッキャッと楽しそうな戯れる声。
時給がいいもんだし仕事が楽だからしばらく我慢してた。
その内、足音は階段を降りて来て、俺逹の周りをバタバタ走り回るようになった。
後輩は震えながら半泣きハンベソで働いてた。
日に日に幽霊逹はエスカレートとして、工具やらが動くようになった。
ある日、俺の背中にぶち当たりながら工場を走り抜けたので、怒った俺は一喝した、
「この亡霊ども成仏せいっ」ってね。
その瞬間、俺逹のいる工場の蛍光灯が、一本残らず傘の根元の部分からとれて降り落ちてきた。
30坪くらいのワンフロア一面割れた蛍光灯、鼻水たらして涙目の後輩。
朝になって本社ビルへ行って、担当の中島さんに昨夜の出来事と退職を申し出たら、
「ヤッパリ出た?いやぁ~あの工場ね、戦時中は保育所だったんだよ。
空襲で焼けて子供が20人くらい死んでてね~
前から出るんでバイトが続かなくてねぇ」
ってな事が26年前、学生だった頃ありました。
その会社は移転してまだ続いてます。
工場は取り壊され、建て売りが建ちました。
安かったので先述の後輩がローンで買いましたが、3年くらいで売ってしまいました。
原因は、まだ出るからだそうです。
大阪西淀川区花川で実際に体験したお話でした。