710: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/07(木) 21:29:45.04 ID:tPs9ksIP0
怖い話とは言い切れないが、俺が居酒屋でバイトしていたときのこと。
夜は居酒屋、昼間は普通にご飯食べるところってな感じの店で、俺は昼夜問わず働いてた。
店は昼の11時から開くんだけど、すぐにお客さんが入ってくるってことは無くて
しばらくの間パートのおばちゃんと暇ですねーなんて雑談してた。
俺が働いてた店は店員呼ぶときにピンポンってなるベルみたいなのが各個室に置かれてる。
ピンポーンって押されればその個室の番号(1番の個室なら1、4番の個室なら4)が
電子掲示板みたいなのに番号が点滅する仕組みになってる。
ピンポーン・・・・・・・・・
711: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/07(木) 21:30:05.80 ID:tPs9ksIP0
「ただいまお伺・・・え?」
思わずパートのおばちゃんと目を見合わせた。だって鳴るはずが無いんだ。
客は誰も入っていないし、ベルだって結構しっかり人が押さないと反応もしない。
その日出勤だった人は全員同じ場所にいたんだから。
「・・・一応、見てきますね」
"14"
掲示板にはその数字が示されていた。
個室を見に行っても当然人はない。変だなーって思いながら俺はおばちゃんたちのところに戻った。
「誰もいませんでしたよ」
「今の、14じゃなかった?」
「え?なんで分かるんですか?」
俺はどこの個室でした、なんて言ってない。
「この店、たまにあるのよ。決まった個室なんだけど、誰もいないのにベルが鳴るの」
「その個室って」
「14」
14の他にも36という個室、そしてその個室の近くで女性の霊らしきものを見た人もいるとのことだった。
未だにあの個室のベルは鳴っているのだろうか・・・・・。
712: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/07(木) 21:33:19.26 ID:8PFHSWsq0
>>711
ちょっと怖いじゃねぇか