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729: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 10:45:28.27 ID:N452mIZO0.net
オーストラリアのジョークというか民話?らしいが詳細不明
『油カンガルー』
とある島でひっそりと農場を営んでいるおじいさん
おじいさんは「油カンガルー」という変わったカンガルーを飼育している
「くわっくわっ!」とかわいらしい声でなくのが特徴
しかし、最大の特徴は耳の中に油が入っていること
おじいさんはカンガルーの耳をそぎ落として、その中から出てくる油を、本土からやってくる商人に売っていた
商人は「この油はとても品質がよい。本土の人々もとても喜んでいますよ」と、おじいさんに感謝している。
油カンガルーの耳を切るときは、カンガルーが「ぐわっぐわー!!」と痛そうな悲鳴を上げるので、おじいさんは辛かった
しかし、みんなが笑顔になれるなら、と我慢して油を作り続けていた
「きっと、私の油はランプや美容のオイルに使われているんだろう。みんなが笑顔になること、それが私の願いだ」
だが、実際にはおじいさんの油は、特殊な火薬に使われていた
どんなものでもたちどころに燃やし、破壊する最高級の火薬に
商人は油を本土の兵器工場に売って儲け、笑顔
本土は火薬を外国の戦争をしている国々に売って儲け、笑顔
おじいさんの願いとは裏腹なことに油が利用されていることもそうだが、
おじいさんの考えとは違う形で人々が笑顔になっているという皮肉も、後味が悪い
先述のように、詳細は不明(昔どっかで聞いたが、どこだったか覚えていない)
一応検索すると、オーストラリアのカンガルー島のユーカリオイルが有名らしいから、関係あるかも
親がオーストラリア好きで子供のころよく連れて行ってもらったから、現地の日本人に聞いたのかも
733: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/05(土) 11:54:27.69 ID:N452mIZO0.net
これも、オーストラリアにいた頃に現地の日本人が教えてくれた話
後味が悪いというか、何だかなあ、という話
『原住民のごちそう』
海外からオーストラリアに旅行に来た男性が「原住民の生活体験ツアー」に参加した。
何から何まで原住民を真似る本格ツアーで、着るものもボロ布、家も雨もろくに防げないテント。
しかし、一番困ったのが食事
ある日の昼食は、「巨大な芋虫のステーキ」だった
男性は「これへいくらなんでも食べられない!」と言ったが、料理をしてくれたおじいさんが悲しそうな顔をしていた
他の住民も「一緒に生活した君は、すでに家族みたいなもんだ。ぜひ、これを食べて欲しい」と
しかたなく、芋虫を食べる男性
無論、死ぬほどまずい
お茶を飲んでごまかそうとするが、そのお茶も変な薬草のような味でしかも砂糖たっぷりで、口の中がよけいに大変なことに
とはいえ、みんな親切で、それなりにツアーを楽しむことはできた
最後に住民達にお礼を言いながら、原住民の子供に「君達、やっぱり芋虫のステーキは好物なのかい?」と聞いた
すると子供達は「あんなマズイもの食べないよ。レッドロースターのポテトやチキンのほうがいいや」と応えた。
さらに、テントではないコテージに入っていった子供達は、テレビを見て笑っていた
「原住民でさえおいしいと思っていない料理を、俺にどうしろってんだ!!」
文明社会なので、原住民もそれなりの生活はしているだろうけれど、せめてこうしたツアーのときぐらいはそれを隠せよ、とは思うw
ちなみに、「レッドドースター」ってのは、オーストラリアで最もポピュラーなファーストフード店で、マックより有名
日本の「レッドロブスター」ではない