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353: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/10/07(金) 08:04:52.09 ID:KrnmBUCi0
フランスの子供なら誰でも一度は読むという子供向けの話
昔々、ある男爵(爵位の中では一番位が低い)がいた。
彼の父親が事業で成功し、物凄く金持ちではあったが傲慢にならず、とても心の広い人だった。
ある日、古くからの友人である伯爵が悩み事があるのを知った。
少しでも気持ちを楽にしてあげようと思い、気晴らしのために豪華な食事会を開くことにした。
大勢の人を招待し、豪華な食材をつかった食事会を開き、最後には花火まであげた。
その後、その男爵は処刑された。
自分より身分が低い人間に、これでもかと言わんばかりの贅沢な生活を見せ付けられた伯爵が
王様に進言して処分されたのだ。
人間は「分を弁えろ」という話。
・・・らしい。
354: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/10/07(金) 09:22:59.49 ID:tGzMnPoM0
フランスの自由・平等・博愛のお国柄は
>>353 のお話の反動で築かれたのかな
359: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/10/07(金) 15:05:53.27 ID:MM7XJqTJ0
>>353
不正蓄財で大金を貯めて、ルイ14世を、王がなせる以上の盛大な宴会でもてなしたために
ルイ14世によって幽閉させられたフーケの話を思い出した。
高級貴族だからたぶん違うんだろうけど。
そういえばフーケを逮捕したのはかのダルタニャンで、フーケの妻子が馬車で連行されるフーケに追いすがろうとした時に、ダルタニャンが
「王の命令で馬車は止めることはならない」
と言って馬車を止めなかった話があるな。
「だが、できるだけ馬の歩みを遅くしてやれ」
と付け加えて、フーケが妻子と別れを惜しむ時間を充分にとらせた、て落ちだけど。