758: 本当にあった怖い名無し 2019/05/13(月) 07:46:02.00ID:HW5CaXUY0
横山光輝版「三国志」から
名医、華佗。曹操の逆鱗に触れ、獄死。
こっそり面倒を見てくれた牢番の心意気に感じ入り、秘伝書を託す。
若い頃は医者志望だった牢番、これからは世の為人の為に尽くすぞ!と誓う。
翌朝目覚めると、妻は秘伝書を焼き捨てていた。
華佗のような名医になれば華佗のように殺されます。夫が殺されるのを見過ごすわけにはいきません。と、妻は平然としている。
華佗の努力の成果は、こうして失われた。
この妻、「あなたを助けてあげたわよ!」なドヤ顔でも、「バカ言ってんじゃないわよ甲斐性なしが」な鬼嫁でもなく、淡々とした無表情。
妻は夫を主人と仰ぎ主人に危機があれば身を投げだして救うもの、という儒教的価値観に従っているだけ、な風にも見えて後味悪い。
765: 本当にあった怖い名無し 2019/05/15(水) 12:25:06.03ID:Wi+jPC/W0
>>758
史実なのか創作なのか知らないけど、淡々と無表情というのは漫画の描写なのであって(と言うかぶっちゃけ横山光輝は漫画描くの下手だろ)、史実だとするなら実際はどうだったか分からないじゃないか
そして後味悪いとするポイントもズレてる。妻がどうとかじゃなくて「一人の名医が命を賭けて遺してくれた秘伝書が燃やされた」ってとこでしょ後味悪いのは