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339: 本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 04:24:01 ID:x3WigL6E0
全然別の話で題名も忘れたけどトワイライトゾーンで思い出した
ある男が罪を犯して無人の荒れ果てた星へ流刑になる
他人と接するのは月に一度 補給船が来たときだけ
それもタイトなスケジュールに縛られているので長居は出来ない
男は自暴自棄になっている 発狂するかもしれない
補給船の船長はそんな彼を痛ましく思っていて
あるとき 彼にプレゼントをする
それは女性型ロボット
人間と同じようにものを考え 行動し 感情もあるロボット
最初主人公は「馬鹿にするな」と怒り 荒れ狂い ロボットを拒絶する
しかしロボットとのやり取りを通じて
彼女が人間と変わりないことを知り 人間として受け入れるようになる
彼女のおかげで男の孤独は癒される
(続く)
340: 本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 04:25:12 ID:x3WigL6E0
ある日 補給船が彼に「恩赦」の知らせを持って来る
流刑星が非人道的だと言う事で廃止されると
他の星も回らなければいけないので急いで船に乗れと
荷物もあまり持ってゆけない 一人につき25gしか余裕がないと
そこで 男は「彼女」のことに気づき
船長は「彼女」のことを思い出す
彼女は連れてゆけない
男は「彼女は人間だ 彼女を置いてゆくなら僕も残る」と言う
流刑星が廃止されたのでもう補給自体が出来ない 残ったら「死」あるのみ
それでも男は残ると言い 彼女を連れて砂漠に逃げようとする
船長は やむを得ず銃を抜き 彼女を破壊する
そして彼を船に引きずり込んで出発する
帰りの船の中で 男は膝を抱えて思い続ける
彼女を忘れてはいけない 僕は決して彼女を忘れない と
遠い宇宙の果て
打ち捨てられた無人の星に
かつて1人の男を救った「もの」が残骸となって永遠に横たわっている
350: 本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 13:20:57 ID:/TZ6jpd30
>>340
ロボットを破壊せずに
そのまま置いてきたらもっと後味悪くなったね
知性も感情もある「彼女」が星にたった一人
死ぬこともできぬまま永遠に取り残されるわけで
341: 本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 06:09:41 ID:XE/zLDm00
>一人につき25gしか余裕がないと
厳しすぎる。