スポンサーリンク
その1:西表炭坑
669: 本当にあった怖い名無し 2020/05/05(火) 02:25:27.72ID:gTZpIrjB0
西表炭坑
西表島はもともと人口が少なかったため炭坑労働者の多くは島外から集められた。
募集人の口上に乗せられて日本各地や台湾、中国などから実情を知らされないまま島にやってきた人々は、まず島までの運賃や斡旋料などの借金を負わされ、
いわゆるタコ部屋労働を強いられることになる。
炭坑で働くことによって借金を返済することになるが、給料は納屋頭と呼ばれる個々の炭坑責任者が管理しており、
実際にはほとんど支払われることがなかったといわれる。
給料の代わりに炭坑切符と呼ばれる私製貨幣が支給され、会社経営の売店で食料や日用品と交換することができた。
炭坑切符はある程度集めれば通貨と交換できるとされていたが、実際には交換されないばかりか責任者が交代すると紙切れ同然となった。
すなわち一度炭坑にやってくると二度と帰れないというのが実情であった
炭坑での労働は過酷なものであった。炭層が薄いため坑道が狭く地面を這うようにして作業しなければならなかった。
しばしば落盤事故が発生し年間1-2名が死亡した。衛生状態が悪く寄生虫やマラリアが蔓延していた。
多くの労働者は博打に興じ、治安も悪く暴力沙汰は日常茶飯事であった。
島外へ逃亡するにも会社の連絡船しか交通手段が無く、
運良く近隣の島まで逃げられたとしてもすぐ炭坑関係者に捕らえられ引き戻されるだけであった。
673: 本当にあった怖い名無し 2020/05/05(火) 06:44:36.38ID:OcUz3sjm0
>>669
カイジで見たことあるぞ!こんなの
680: 本当にあった怖い名無し 2020/05/06(水) 03:01:01.57ID:tn6ss5Ns0
>>669
アメリカの奴隷制度なみに酷くね?
682: 本当にあった怖い名無し 2020/05/06(水) 07:58:02.38ID:wxInhN2W0
>>678
借金のカタの重労働とか、
給料は頭が管理してるとか、
架空紙幣で日用品の売買とか、
博打に興じる労働者とか、
かなりカイジそっくり
これ参考にカイジ描いたんじゃないかってレベル
その2:編小説の「監獄部屋」
717:本当にあった怖い名無し2020/05/10(日) 16:26:35.04ID:GEdFhFLc0
タコ部屋の話があったので短編小説の「監獄部屋」
大正時代の北海道。水力発電の土木工事としてタコ部屋で酷使されている主人公。
同じ労働者の山田から、近々政府の高官が視察に来るという話を聞かされる。
これまでの地元役人の形だけの視察と違い、現場の悪評を耳にした野党議員の命で役人が視察にくるらしく、やっと自分たちも救われるとタコ部屋労働者たちは歓喜する。
反対に現場責任者たちはこれまで拷問や殺人なんでもありでやってきたため、自分たちの悪事がばれたらただじゃ済まないと、連日対策会議を開いている。
そして視察当日。フロックコートに山高帽やシルクハットの一団が工事現場に訪れる。
労働者は一同に集められ、何か現状に不平不満は無いか、希望することは無いか、何でも話すように言われる。
元々早稲田を出て過激派の運動にも参加していた山田はここぞとばかりに、とうとうと現場の惨状を訴える。それに呼応するように次々に他のものも不満を訴えた。
ひとしきり不平を訴える者が出尽くし、最後のものが今までと同じような訴えを行っているとき、役人がさっきまでの態度を豹変させた。
「黙りやがれッ、七ッくどいッ」
視察にきた役人たちは実は別のタコ部屋から来た現場責任者たちだった。本物の視察が来る前に告発者を一掃するためにひと芝居売ったのだった。
かくして山田を含め告発した者は全てこれまでの脱走者などとどうように「処分」された。
一週間後、本物の視察団は、気抜けした被虐待者たちから疑惑に満ちた目を向けられただけで、何一つ不平も希望も聞き出せなかった。
718本当にあった怖い名無し2020/05/10(日) 16:58:04.07ID:pqWuxSzJ0
日本探偵小説全集で昔読んだやつだ
ゴーゴリ「検察官」を思い出した
719: 本当にあった怖い名無し 2020/05/10(日) 18:34:29.61ID:tlNkbgqc0
胸糞も悪くなった
いい感覚だ