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638: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/07 00:00
小松左京の「夜が明けたら」も後味悪いです。
ある冬の夜、地震が起きて突然の停電が起きる。主人公の家では子供がろうそくの灯りの中で
はしゃいでいるが、あまりに停電が長いため主人公は外に出てみる。
街もまっくらで、近所の男達がたき火をしながら暖を取っていた。話を聞いてみると
全員の家の車がバッテリーをやられて動かないという。
とにかく夜が明けたらハッキリするだろうと暖まっていると、近所の天文台の人間が様子を
見にやって来た。そしてこういう「今午前5時37分なのに、北極星の位置は昨日の
午後11時半ごろの位置なんです」
地球の自転が突然止まった―――。息を飲む男達。にわかには信じられないまま
ずっと来ない夜明けを待っている。
という短編です。小学生くらいに読んでとても怖かった。「日本沈没」よりも(私には)
リアリティが感じられます。
641: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/07 00:20
>>638
あ、もしかしてそれかなあ。漏れがちっちゃいころ読んでトラウマに
なってる話なんだけど、とにかく地球が夜の闇に覆われてもう二度
と朝が来ないという状況になって、ラストで主人公が
「朝の来ない夜はないよ」
ってつぶやくの。ほんとうは朝は絶対こないのに。
645: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/07 01:15
>>638
小学生の頃、TBSラジオの「夜のミステリー」という
ラジオ・ドラマで聞きました!
あれは怖かった・・・。