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612:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/13(日) 10:50:33.28 ID:XMhYGiGk0.net
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推理ノベルゲーム「かまいたちの夜」の有名バッドエンドの1つ
多くのプレイヤーが辿り着くエンドなので、トラウマになってる人も多い
主人公の透は、同じ大学に通う真理(美人)と友達以上恋人未満の関係。
真理の叔父がオーナーであるペンションに、二人きりでスキー旅行に持ち込み
関係を深めるチャンスにありつく
しかしオーナー夫婦や従業員、他の宿泊客と交流する中、
客室でお客の1人がバラバラ死体となって発見される。
通常の推理モノなら探偵役の主人公の推理で事件解決となるんだが
マルチエンディングゲームゆえに、プレイヤーが推理に失敗すると
犯人がわからないまま泥沼に嵌ってしまう
透もあれこれ推理するものの、真相に辿りつけないまま
皆が疑心暗鬼に陥り、生存者は1人、また1人と減っていく
途中までは仲間意識を持っていた宿泊客同士も
そのうち恐怖で各々の部屋に閉じこもってしまう
遂に生存者は透&真理の主人公コンビと
宿泊客のOL三人組だけとなり、犯人はOL達だと確信せざるを得ない透。
武器のスキーストックを携え意を決してOL3人組の部屋に赴くと
扉を開けた途端、半狂乱になったOLの1人が襲いかかってきた
向こうも透たちを犯人と思い込んでいるのだ。
透が必死でストックで対抗し、何度も叩きつけるうちに
遂にOLは動かなくなり、正当防衛とはいえ殺してしまったことに気づく
部屋をよく見ると、残りのOL2人もベッドの上で血まみれで死んでいた
では一体誰が犯人なのか…?と考えたのも束の間
部屋の前で恋人の真理が、その一部始終を見ていたのだ
手にはストックが握られている
613:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/07/13(日) 10:51:18.42 ID:XMhYGiGk0.net
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「この、人殺し!」
透の胸に真理のストックが突き刺さり、視界が赤く染まる。
薄れゆく意識の中で透が最期に考えたのは、
真理はこの死体だらけのペンションで、
一体どうやって一夜を過ごすのかということだった…
こんな感じで彼女に殺人犯だと誤解されたまま殺されるバッドエンドなんだが
誤解された悲しさの描写とかもなく、
ただひたすら彼女の心配だけしてる主人公の最期が後味悪かった
また、真犯人は真理でもOL3人組でもなく
別の客が殺された振りして実は生きてたというのが真相なので
トゥルーエンドに辿り着き真犯人やトリックが分かった後に
このバッドエンドを見ると真理が真犯人に殺されるのが容易に想像できるというのも後味悪い
まあ推理ゲームのバッドエンドってたいがい後味悪いんだけどな
このゲームの場合逆に主人公が彼女を殺してしまうエンドなどもある