154:本当にあった怖い名無し:2013/09/21(土)
昔読んだホラー短編、作者はたしか関よしみ。
主人公のA子は担任の女教師に嫌われている。
三者面談の日、母が担任に抗議してくれたが、
担任ははっとしたような顔で母を見ると鬼の形相になった。
実は母親は元教師で、教え子だった担任を率先して苛めていたのだった。
担任は、A子を一目見てなぜか不快感に襲われて邪険にしたが、
まさかあの鬼ババ先生の子供だったなんて因果応報ですね!
と言い放った。
母親の正体がわかってうなだれて帰るA子は、道端で遊ぶ小さな男の子を見てなぜか不快感に襲われた。
(こいつ、なんかムカつく…一発殴って逃げちゃおっかなー)
大方の予想通り、その子は担任の息子でした。因果はめぐる…