後味の悪い話

短い後味の悪い話5つ『ぶつけられ得』

スポンサーリンク

ぶつけられ得

後味の悪い話 その42

654 :本当にあった怖い名無し:2006/02/26(日) 02:42:13 ID:16WM6Inf0
ぶつけられ得ということで連投スマソ。

以前、運輸業界紙の記者をしていたことがあって、
あるタクシー会社に取材に行ったときに、そこの社員食堂で昼食をとったんだ。
そのときにあるタクシー乗務員(運ちゃんのことね)が、
「誰か俺にもぶつけてくれねーかなー。仕事しなくても済むしよー」
と大きな声でしゃべっていた。
聞いてみると、ある乗務員が追突されて、10年間も仕事せずに保険だけで食べているとのこと。
それもかなり軽微な事故だったらしい。
「俺だけじゃないよ。タクシー運転している奴は同じこと考えているのも多いから」
と言われたのが印象的だった。

ちなみに、全国に何十万台と走っているタクシーは、自賠責だけで任意保険には入っていない。
事故が起きると、事故担当の社員が保険会社や当事者と話して交渉するシステムになっている。
事故担当はそれ相応のベテランばかりなので、
ぶつけたときには微々たる保障、ぶつけられたら鬼のようにむしりとるわけ。
保険会社の担当なんか屁とも思っていない。

上記の事故を起こしたときも、
警察官に「まだ相手がタクシーじゃなくてよかったよ」と言われたのが、このときに思い出されたよ。

真面目な生徒

後味の悪い話 その185

52:本当にあった怖い名無し 2021/12/11(土) 22:48:58.07ID:sbQy+QX50
ここで良いか分からないが、ふと思い出した
断片的で不正確だけど
昔、ニュースで女子高生か中学生の女子生徒が教師を殺害したというのがあった記憶
女子生徒は、"また"忘れ物をしたと叱られるのが嫌で殺害したと信じ難い動機を話したそうだが
周囲の話では、それまで女子生徒は真面目で忘れ物も滅多にしない子だったらしい
その後、少なくとも自分がそのニュースの続きを聞く事は無かった

今になって思い出して不安な気分になったのは、最近の事件について殺人の動機を究明する是非について書いてる人が居たからだと思う
その人は、被害者が死んでるからと犯人が都合の良い話を並べ立てる事も考えられる等の理由であまり意味が無いと書いてて自分も正論だと思うが
個人的には中途半端という印象もある
動機の究明や報道を必要とするなら寧ろ警察やマスコミはちゃんと最後までやれと思った

54:本当にあった怖い名無し:2021/12/12(日) 00:39:43.10ID:ARrEfc/w0
>>52
>最近の事件について殺人の動機を究明する是非について書いてる人が居た

そう言えば何年か前に刃物を持った男が警察官に射殺されるという事件が有って、その時に「何で足を撃って逮捕しなかったんだ!」と批難をする連中がいたのを思い出した
自分としては、そんな批難を出来る人間がこの世にいるって事実が最大の驚きだった
邪推だけど、その時自分は「こいつら、犯人の生命や人権を尊重してるわけじゃなく、犯行の動機が知りたかっただけなんじゃねーの?」って思った

73: 本当にあった怖い名無し 2021/12/13(月) 14:02:04.44ID:Lk10j7pq0
足を撃てとか簡単に言う人間も居るけど
腿とか撃っても人間普通に死ぬからね

84: 本当にあった怖い名無し 2021/12/14(火) 20:47:31.72ID:RhZK/3dA0
>>73
イノシシに襲われて死ぬ人は足の血管を牙で切断されるかららしいね

僕の名前は少年A

後味の悪い話 その185

53: 本当にあった怖い名無し 2021/12/11(土) 23:12:38.97ID:Pql2xBtb0

「僕の名前は少年A」って漫画
主人公は物語開始当時は13歳で担任の男教師の殺害を自供したため逮捕。
動機を問われても「むかついたから殺した」とだけ供述。
当然世間は主人公を非難し、家族は敵視され、母親は体調をくずし、姉は仕事をやめ水商売をするはめに。
主人公の親友は主人公を庇ったばかりにいじめられ登校拒否に。
実は主人公が担任を殺害したのは好きな女の子が担任にレイ◯される場面に遭遇したからであり
しかも担任にとどめを刺したのもその女の子で、主人公はレイ◯を明るみにさせないために罪を被っただけだった。
しかし女の子の方はトラウマとなり、主人公が自分を庇ってくれたことも記憶から消してしまう。
少年院から出所した主人公は高校に通うが、事件のことがばれ針のむしろに、しかも教師の息子に復讐されそうになる。
なんだかんだで女の子も記憶を思い出し、主人公も真実を告白するが、世間は戸惑い「そんなこと今更言われても」状態に。
女の子の方は主人公に感謝を述べ、付き合おうと告白しようとするが、主人公は自分がそばにいると傷つくだけだろうから、と彼女の前から去る。
数年後、大人になった女の子は自分の受けた性被害について講演するようになり、主人公は家族に完全に許されたわけではないものの平穏な暮らしができるようになった。

カリギュラ2 釣巻

74: 本当にあった怖い名無し 2021/12/13(月) 15:26:20.63ID:dAzvdHvk0
カリギュラ2というゲームの仲間キャラに釣巻というキャラがいる
釣巻は規則を異様に厳守するクッソ真面目な男で、
たとえ車が通ってなくても赤信号の横断歩道を渡ったりなどしないという堅物。
本人曰く、「自分で決めるよりも大多数に決められた規則に従っている方が楽だし間違いないから」という個人的な趣向らしい

自販機を前にすればどの飲み物を買えばいいのか分からず途方に暮れるし、
仲間と一緒に飲食店に入れば他人の注文を真似して注文してる
要は釣巻は自分で考えて自分で決めることが苦手で、決定権を放棄しているということ
その本当の理由は、釣巻との友好度を上げることで発生する
釣巻専用の個人イベントで明かされていく

「僕は自分の選択によって人を一人死なせているんです」

実は釣巻は警察官だった
数年前、刃物を持った男が子供を人質に立て籠るという事件が起きた
通報を受けていち早く現場に駆け付けた釣巻は、
今にも人質の子供を刺し殺しそうな犯人の姿を見て、咄嗟に発砲して犯人を射殺した
すると世間は釣巻に「殺さず逮捕する事も可能だったのではないか?」
という非難轟々を浴びせ始めた
週刊誌やワイドショーは「行き過ぎた正義の暴走」と
センセーショナルに煽り立てて報道した。
釣巻は長い休暇を言い渡され、その間に心を病んでいった

やがて釣巻自身も「自分は正義に酔っていただけではないのか?」という気がし始め、
自分で自分のことが分からなくなり、
「自分で選択すること」を極端に怖れるようになってしまったのであった
(プレイヤーが釣巻の個人イベントを最後まで進めれば、最終的に釣巻の心を救う事が出来る)

サクラ革命

92:本当にあった怖い名無し 2021/12/16(木) 09:49:00.82ID:Wjt5NyLr0
『サクラ大戦』という一昔前のゲームが有り、その最新作として『サクラ革命』というソシャゲが今年リリースされた
だけど出来がイマヒトツだったことなど、様々な要因によって炎上してしまった
女キャラのグラフィックの微妙さから「ご当地ブス集め」とかあだ名された
売上も爆死し、アプデの奮闘も虚しく短期間でサービス終了することとなり、「サクラ薄命」ともあだ名された
そんなサクラ革命が炎上した理由の一つとして、「その界隈では悪名高い某プロデューサーが製作に関わっている」という噂が流れていたから
その噂を流布したのは「辛口評論家」とも称されるN氏という人物だった
だが、N氏が噂の根拠としている物は「関係者を自称する謎の人物による告発文」で、些か信憑性に欠けている
しかしN氏のフォロワー達はNの噂を鵜呑みにして、サクラ革命をバッシングしたのである
しかし、やがてNの異常性を指摘する者達が現れ始める
実はN氏はゲームを未プレイ(エアプ)であるにもかかわらず「クソゲー」と扱き下ろし、根も葉もないデマの悪評を流布して、「炎上を誘っていた」のである
つまり放火だ
それ事が発覚したことによりN氏は「放火系」と呼ばれて自分自身が炎上してしまうことになった
大バッシングを受けて意気消沈したN氏は、最近になって自らの否を認める発言をし、活動休止する
その際に「サクラ革命の炎上には自分も一役買ってしまった。申し訳ない」と謝罪の言葉を述べた
結局「悪名高い某プロデューサーが関わっている」という情報はデマだったわけで
そんなデマで炎上して爆死しサービス終了に追い込まれたサクラ革命というゲームが不憫な話だった

評価

-後味の悪い話