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謎のビニールひも
「探偵!ナイトスクープ」で数年前放送された「謎のビニールひも」
トミーズ雅が探偵で、街中の電柱やガードレールなどにあちこち色つきのひもがくくられており、
原因を調査するという話だった。
夜中までひものある場所を見つけて廻る中で、ものの10分前に通った時には
何にもなかったとこにひもが現れたりして、普段の依頼と違う不気味さにスタジオの空気も変わってきた。
そして最後はとあるガソリンスタンドの裏に数百本のひもがくくられているのが見つかり、
スタジオは悲鳴。結局、番組史上唯一の「捜査打ち切り」になってしまい、
しかも「以後本件に関する情報は一切受け付けません」というテロップが出た。
以下、Wikipediaより。
1992年3月20日放送。探偵はトミーズ雅が担当。1992年2月~3月頃にかけて大阪の鴻池新田界隈のガードレールや電信柱に、梱包用のビニール製の紐が大量に結びつけてあるのが見つかった。しかし、誰がどのような意図を持ってやっているのかまったく不明であり、その人物を目撃したという話も聞かないので調べてほしいという依頼であった。
現地では確かに青・黄色等のビニール製のヒモが電信柱や交通標識等、建築設置物の様々な場所に複数本結ばれており、近所の文具店に何店か聞いてみると、同種のビニール製の紐が売り切れていた。その紐が結んである場所を調べてみるとおよそ2~3kmの範囲に渡っており、最後にはとあるガソリンスタンドの洗車機用のホースなどからその敷地の裏手にまで続いて、数百はあろうかという数の紐が結わえ付けられているのが見つかり、スタジオからは悲鳴が上がった。最終的には(演出の一環かどうかは不明だが)探偵が半ば調査を放棄する形で「調査打ち切り」を宣告。さらには「本件に関する情報は今後一切、取り扱いません ご諒承下さい」というテロップが出される事態となった。本件が番組史上初にして、現在に至るまで唯一の調査打ち切り事例となっている。
本放送当時は立て看板をしばるための紐ではないのかという意見や噂が多かった。また、ナイトスクープに出演しているタレントが自らのラジオ番組内で、「ああいう結界の張り方があるらしい。うちの前の電信柱にも紐がくくられていたが、今まで一度もこの電信柱には立て看板がかかったことはない」と話していたという噂もある。
放送から数年後、ネット掲示板等で「犯人が捕まり、理由を聞かれてその犯人は『わからへん・・・わからへんけど結ばなあかんねん・・・』などと答えていた」といった噂や、「取材中、10分前には何も無かった場所へと戻ってくると、そこに異常な量の紐が結び付けられていた」「地域の付近で翌朝まで張り込み調査したものの、紐は一晩中増殖し続けた」など放送内容とは異なる内容が紹介されることによってネットロア(都市伝説)化した。なお、本件の放送以後情報を受け付けなかった理由は現在に至るまで公表されておらず、不明となっている。
なお、この依頼は2010年3月発売のDVD vol.13に収録されたが、依頼人の顔と名前は編集と映像加工で伏せられている(依頼人と最終的に連絡が取れなかったのか、依頼人から伏せる要望があったかは不明)。