
「読書をしよう!」ということで、一行目が印象的すぎる小説をまとめました。太宰治『葉』、星新一『天使考』、『推し、燃ゆ』など、冒頭の一文だけで世界に引き込まれる名作をご紹介。青空文庫で読める作品もあります。
太宰治『葉』(新潮社)
ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目しまめが織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。
夏まで生きていようと思った。
太宰治の短編集『晩年』に収録されている最初の話『葉』の一行目
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/2288_33104.html
『天使考』星新一(「ようこそ地球さん」より)
『代替』舞城王太郎(『短編七芒星』より)
くだらないことに執着して他人に迷惑をかける人間がいる。これもお前である。
何を触っても誰と関わっても、腐敗と不幸をもたらす人間がいる。まさしくお前である。
『星の王子様』の前書き サン=テグジュペリ
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『涼宮ハルヒの消失』谷川流(KADOKAWA)
ちょうど良い感じにカチ割れるんじゃないかというくらいに
冷え切った朝だった。
『私が大好きな小説家を殺すまで』斜線堂有紀(KADOKAWA)
「頼むから死んでくれ」と思うのが敬愛で
「それでも生きてくれ」と願うのが執着だと思っていた
『推し、燃ゆ』宇佐見りん(河出書房新社)
『イン・ザ・メガチャーチ』朝井リョウ
勉強も仕事も、過去の自分が頑張ってくれたそのぶん、成績や給料といった形でその後の自分に還元されてきた。
ただ、これからは違うのかもしれない。
今後還ってくるのは、これまでやってこなかったことのほうなのかもしれない。
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(KADOKAWA)
しかも努力をおこたらずに勉強するのである。
だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。
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『四畳半神話大系』森見登美彦(KADOKAWA)
『サラバ!』西加奈子(小学館)
『重力ピエロ』伊坂 幸太郎
『阿修羅ガール』舞城王太郎(新潮社)
とりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。
『ピエロ伝道者』坂口安吾
そんなら、君と話をしない。
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『好き好き大好き超愛してる』舞城王太郎
僕の好きな人たちには皆そろって幸せになってほしい。
それぞれの願いを叶えてほしい。
温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、
それぞれの好きな人に囲まれて楽しく暮らしてほしい。
『キッチン』吉本ばなな(ベネッセコーポレーション)
どこのでも、どんなのでも、
それが台所であれば食事を作る場所であれば私はつらくない。
『ゲームの王国』小川哲(早川書房)
正しい解釈は
「足元の穴に落ちたくなければ、そもそも輝いてはいけない」
ということだ。
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『こころ』夏目漱石
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html
『草枕』夏目漱石
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.html
『刺青』谷崎潤一郎
世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/001383/files/56641_59496.html
『希望の国のエクソダス』村上龍
だが、希望だけがない。
『ロリータ』ウラジミール・ナボコフ
我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。
ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩目にそっと歯を叩く。
ロ。リー。タ。
『蟹工船』小林多喜二
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000156/files/1465_16805.html
トルストイ『アンナ・カレーニナ』(新潮社)
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『老人と海』アーネスト・ヘミングウェイ
『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン
悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う
『列』中村文則(講談社)
先が見えず、最後尾も見えなかった。
何かに対し律儀さも見せるように、奇妙なほどまっすぐだった。
『ユージニア』恩田陸
『蹴りたい背中』綿矢りさ(河出書房新社)
『カラフル』森絵都
『おめでとうございます、抽選にあたりました!』と、まさに天使の笑顔をつくった。
『春と修羅』宮沢賢治
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
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『桜の樹の下には』梶井基次郎
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html
『駈込み訴え』太宰治
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/277_33098.html
『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
まずは、空が真っ黒になるほどのバッタの大群を人々に向けて飛ばしていただきたい。人々はさぞかし血相を変えて逃げ出すことだろう。
その狂乱の中、逃げ惑う人々の反対方向へと1人駆けていく、やけに興奮している全身緑色の男が著者である。
『告白』湊かなえ
『セカイ、蛮族、ぼく。』伊藤計劃(「ハーモニー」より)
『ダレン・シャン』ダレン・シャン(小学館)
『彼女たちは楽園で遊ぶ』町田そのこ(中央公論新社)
と思ったらスピジジイが現れた。
どないなっとんねんここのコンビニ





































