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【神隠し】広島一家失踪事件

199:名無しさん@涙目です。(長屋):2011/07/24(日) 16:57:35.52 ID:Sj8iGK2n0

広島県世羅町。岡山県との県境に近い山間の町で不可解な事件が起こった。
同町に住むYさん一家がペットの犬とともに忽然と姿を消したのだ。
Yさん宅は建設会社勤務のMさん(58)と妻J子さん(51)、
Yさんの母(79)の3人暮らし。他に愛犬の「レオ」が一緒に暮らしていた。
美人と評判で町のキャンペンガールもつとめたことのある小学校教諭の長女Cさん(26)は、
竹原市内にアパートを借りて独り暮らしをしていた。

事件が発覚したのは、2001年(平成11年)6月4日。
この日は妻が勤める会社の中国への社員旅行の出発日だったのだが、
集合時間になっても現れないJ子さんを心配して迎えにいった同僚が、
誰もいないYさん宅の異変に気づいた。

Yさん一家は忽然と姿を消してしまっていたのだ。
親族から捜索願いをうけ、広島県警甲山署は機動隊やヘリコプターを動員して
付近を捜索するも、一家の姿を見つけることはできなかった…

205: 名無しさん@涙目です。(長屋):2011/07/24(日) 17:00:46.58 ID:Sj8iGK2n0
奇妙なのはYさん宅の様子。
玄関の鍵は締まっており、侵入や争った形跡、血液反応もない。ただし勝手口の鍵は開いていた。
J子さんの旅行代金や定期預金通帳も手つかずで残っていたことから、強盗などは考えにくい。

Yさんの車がなくなっていたことから、その車で出かけたと思われるが、
J子さんやCさんの携帯電話や免許証は残されおり、
玄関からは4人分のサンダルが無くなっていたが靴はそのまま。
J子さんが行くはずの旅行に持っていくであろう鞄が準備されていた。

またパジャマが見当たらず普段着が畳んであったことから、
サンダル履きのパジャマ姿でほとんど何も持たず家を出たことになる。
蒸発するにしてはあまりにも不自然な格好である。

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206: 名無しさん@涙目です。(長屋):2011/07/24(日) 17:01:50.60 ID:Sj8iGK2n0
それに電気がつけっぱなしで、翌朝の朝食が
虫除けネットをかけた状態で準備してあったことを考えると、
失踪は想定外の突発的な出来事であったと想像できる。
だが、状況や証言などからは拉致を疑わせるものは出てこない。

先に触れたように争った形跡がないことや、
近所の人が争う物音を聞いていないこともあるが、
ペットの犬も一緒に姿を消してしまっていることが拉致の線を薄くさせている。
犯人が鳴き声など厄介が多い犬をわざわざ連れ出すことは考えにくいからだ。

自らの意思で失踪したのだとしても、その動機が見当たらない。
Yさん一家の周りには特にトラブルもなく、
恨みをかうような人ではないと多くの者が証言している。
金銭的に困っていたという事実も出てこない。

妻のJ子さんは旅行を楽しみにしていたし、
長女Cさんは職場のアイドル的存在でトラブルの噂もない。
そして将来を約束した男性がいて幸せの最中であり失踪する理由は一見無いのだ。

209: 名無しさん@涙目です。(長屋):2011/07/24(日) 17:02:37.24 ID:Sj8iGK2n0
まさに「神隠し」としか言えない謎の失踪事件なのである。

Yさん一家はいったいいつ頃失踪したのか?
一家で一番最後まで消息がわかっているのは長女のCさん。
前日PTAの球技大会とその後竹原市内での親睦会に出席し、
午後9時半頃には同僚の教師を自らの車で送り届けている。

その時Cさんは、母のJ子さんと電話をしていたのを同僚が聞いていた。
その内容はCさんが化粧品を忘れたので実家に取りに行くというもの。
その後同僚は自宅前でCさんと別れている。これが最後の目撃証言となる。

近所の人は午後10時50分頃に「バタン」という車のドアが閉まる音を
聞いているが、それがCさんが降りた音なのか、Yさんの車に乗る音なのかは不明。
シーツに乱れた後がなく、翌朝午前4時に新聞配達員が訪れた時には
すでに人の気配がなくYさんの車もなかったことから、
3日深夜から4日未明にかけての眠りにつく前に失踪したことになる。
果たして深夜のYさん宅で何が起こったのであろうか…?

地元世羅町では、近くの大将神山で起きた神隠しになぞらえこの事件を語る者もいる。
江戸時代、お夏という女中が突然姿を消し、いくら捜しても見つからなかったという伝説があるのだ。
山には「お夏の墓」があり、そしてその大将神山は、Y家が以前まで所有していた山というのである。

211: 名無しさん@涙目です。(長屋):2011/07/24(日) 17:03:23.96 ID:Sj8iGK2n0
…失踪から1年程が経過した、2002年9月7日。
世羅町にある京丸ダムの湖底で、通行人が車が裏返しで湖底に落ちているのを発見、
車のナンバーからYさん所有の車と判明し、車内から4人と愛犬の遺体が見つかった。

雨不足によって水位が減少したことが車の発見に繋がったのである。
甲山署は・遺体に目立った外傷がないこと・車のキーがささったまま
・転落したと思われる場所の入り口には車止めがあり誤って進入する場所ではないことや、
関係者への事情聴取から納得いく動機が判明したこと等から、無理心中と判断した。

その動機は公にはされていないが、地元ではまことしやかに語られているという。。
ただし、無理心中としてもダムに飛び込むまでなぜ家族は抵抗しなかったのか?
車の窓が開いていたのに逃げられなかったのか?といった疑問が浮かんでしまう。。

9:本当にあった怖い名無し:2008/11/08(土) 09:58:48 ID:UqlWwOa40
①灰になった
②どこかで白骨化
③何か(往々にして人間を含む)の胃の中
これら以外にはありえないだろ
神がどうとか、どんだけ頭わりいんだ

14: 本当にあった怖い名無し:2008/11/08(土) 16:17:51 ID:Ehsbil5H0
>>9
人為的なものによるってこと?
確かに一番それがしっくりきますわな。
拉致だったり、人身売買だったり、何かの事件に巻き込まれたり。
確かに「神隠し」って一言で済ませちゃえば簡単だろう。

そういやたくさんの人が一気に消えたとかそういうのってないのかな?
村ごと消えたとかゲームの中の話のような本当の話とか。
合併で地図から消えた村というのはたくさんあるけど。。

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54: 本当にあった怖い名無し:2008/11/18(火) 10:02:56 ID:0LE19HRm0
>>14
コピペだがこんなのも
13 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2001/02/11(日) 19:06
軍隊が消滅した話のなかで、一番有名なのは、バルカンかクリミアでの
英国軍ではありませんでしたろうか。間違いかもしれない。小耳にはさんだ
程度なので。どなたか教えてくだされ。

26 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2001/02/12(月) 11:52
>13
場所
1915年8月21日、トルコのアンザック付近のサル・ベイ丘。
注・・・サル・ベイ丘はトルコ軍とイギリス軍の前線から約300メートルほど離れている

天候
快晴、ただしサル・ベイ丘上空に薄灰色の小さな雲が6つ移動することなく浮かんでいた。

軍隊の所属と員数。
イギリス陸軍ノーフォーク連隊、341人。

状況
ノーフォーク連隊がサル・ベイ丘に行進した時、上空に浮かんでいた雲が丘を覆っていった。
ノーフォーク連隊は、その丘を覆った雲に突入したまま姿が見えなくなってしまった。
その一時間後、丘を覆った雲が南風に逆らって上空を登っていき消え去った時に
ノーフォーク連隊の兵士も姿を消してしまった。

目撃者
サル・ベイ丘近く、高さ150メートルのロードデンロンスパーの丘にいたニュージーランド兵22名。

参考資料 謎の四次元ミステリー 青春出版社。

ノーフォーク連隊集団失踪事件
http://roanoke-hp.web.infoseek.co.jp/vanishing%20file/Norfolk.htm

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