ホラー

【洒落怖】人が溺れてる

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561: 本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:54:11 ID:lp8YnlEA0
お待たせ
また聞きのまた聞きのまた聞きの・・・、まあ、都市伝説みたいな話w
長いんで二つに分けて。

別れ話を大分こじらせたカップルがいて、彼女が彼氏に「見せたいものがあるから」って言って
呼び出されたんだって。長い付き合いで色々なものをあげたりもらったりしたから
「思い出の品」的なものを見せて考え直させる気なんじゃないか・・・。うざかったけど
そのできっぱり断ってやろうと思って彼氏のマンションに夜向かったんだそうだ。

彼氏のマンションのそばまで来てタクシーを降りたら携帯が鳴って。彼氏から。
「なによ?着いたよ。」
「おーい、ここ、ここ。」
?って思って50m先くらいのマンションの入り口を見ると、
暗くてよくわからないけど人影があってどうやらこっちに手を振ってるみたい。

わざわざ下まで迎えにきたのか・・・と思ったら脱力しちゃって
「は?そこにいんの?なんかわけわかんないんですけど。」って言いながら入り口に向かっていったら
「あ、ごめん。忘れ物した。ちょい待って。」って言うんだって。
「待つのだるいし、部屋に行く。」って言ったんだけど「あ、いい。そこで待ってて。そこで。」って言って
きかない。
「すぐ戻るから。」って入り口に消えちゃった。なぜかその間も携帯は繋がったまま。

何考えてんのかわけわかんないし、勝手に電話切ってキレられるのも嫌だし・・・。
「私急いでんの。バイトから直できたんだよ。終電もなくなるしさ・・・・」
「ごめんごめん、すぐだから。すぐだから。」

つづく

562: 本当にあった怖い名無し:2009/08/27(木) 22:56:39 ID:5+7CCEkR0
ガチャ、バタン、ドタドタと部屋の中であろう音がひとしきり聞こえて、それから
エレベーターの来る「チン」って言う音が聞こえたんでやれやれ、やっとか・・・なんて思ってたら
重そうなドアを開ける音が携帯から聞こえたんで入り口の方をみたらまだ来てないみたい。
裏口かな?と思って
「ちょっと、どこよ。」
「お待・・・せ・・・」
「ん?電波悪いな。聞こえないよ。なんて??」
「・・・待た・・・せ・・」
「は?」

「お待たせ。」

その瞬間、後ろ数メートルの方からもの凄いおおきな
ドサッッツ!!!
って音が聞こえて。もしやと思ったら、やっぱり彼氏だったんだって。
街灯に照らされて、今まで見たこともないような量の血が頭から止まらなくて・・・。

警察が、わざわざ下で待ってて待っている場所を指定したのは
よく考えれば飛び降りる時に彼女を巻き込みたくなかった、
悪く考えれば街灯の下の、一番いいポジションで自分の事を見せるためだったんじゃないかって。
「忘れ物」であったと思われる、屋上に残されていた遺書には恨みつらみなんかは全くなくて
ただただ自分か彼女のことをどれだけ好きなのかが延々と書き連ねてあったそう。

それ以来彼女は色々な意味でダメになっちゃって、仕事も休みがちでもちろん男なんか作れない。
携帯もあれから一度も使ってないんだって。あの、電話がコンクリートにぶつかる
「グッシャアァ!!」
って音がまた聞こえてくるんじゃないか、そう思うと電話を耳に当てることができなくなったんだそうだ。

おしまい。

482: 本当にあった怖い名無し:2009/09/02(水) 16:46:59 ID:AXFzWrLLO
人が溺れてる
友達から聞いた話

真夜中、夏のくそ暑い日に、仲の良い友達数人で、海辺で花火をして遊んでいました。
薄暗い砂浜を、花火を向けあってわーわー言いながら走り回っていると、友達の1人がいきなり、あっと真っ青な顔をして海の方を指差しました。

「人が溺れてる」

指差した先には、暗い海の中、遠く離れたとこで、ばしゃばしゃ苦しそうにもがいている人がいるのが微かに見えました。

楽しい空気も一変、これは大変だとみんな青ざめ、救助を呼ぼうにも携帯は圏外。
泳ぎの得意な奴が2人、助けに行こうと海に入ったその時、

「やめとけっ!」

484: 本当にあった怖い名無し:2009/09/02(水) 17:10:31 ID:AXFzWrLLO
>>482続き

後方からの突然の大声に、みんなが驚いて振り向くと、
そこにはいつからいたのか、さっきまではいなかった見知らぬおっさんが。
その手には双眼鏡を持っていて、助けに行こうとした1人に「これで向こう見てみろ」と手渡されました。

何なんだこのおっさんと不審に思いつつ双眼鏡を覗くと…

レンズの先には、溺れていた女が笑顔でこっちに手を降っていました。

その笑顔があまりに不気味で全身鳥肌、ガタガタ震えていると、おっさんに
「あの女はこの世のものではないから、助けに行ってたら危なかったよ。今日はもう帰りなさい。」
と言われ、怖くてみな一目散に帰宅しました。

後日、友達にその話を聞いた時には、
「今思えばそのおじさん、何であんな真夜中に1人で双眼鏡持って人気のない海にいたんだろうな。」ってぼそっと言われ、更にゾッとしました。

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