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【洒落怖】ケッチャッ

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234: 本当にあった怖い名無し:2011/09/09(金) 22:02:57.97 ID:ZN+OALBW0

大学の免許の関係で、養護学校に体験に行ってきた。
常にどこからか奇声が聞こえてくるわ、俺より背が高いような
生徒がイキナリ腕つかんでくるわで、なかなかすごいところだと思った。

二日間、体験をしたんだが、二日目に不思議なことがあった。
俺が担当させられたのは、小学部っていうところで、小学生の年代の障害児がいるところだった。
そこで、たぶん一番大人しい子だと思うんだが、Aくんっていう男の子と一緒に遊ぶことになった。

Aくんは、基本的に言葉を喋らないけど、こっちの言うことは理解しているみたいだった。
Aくんとしばらく遊んでいて(というか、彼がボウルに入れたブロックを
かき混ぜてるのを見てるだけだったが)ふと気がついた。

Aくん、時々、はっと顔を上げて、教室の天井の方を見て、目を泳がせる。
最初は、そういう障害なんだろうなって思ってた。
でも、本当にそこに何かいるみたいで、目がそれを追いかけて動いているように見える。
で、気になった俺は、Aくんに「何かあるの?」って聞いた。

すると、Aくんは、部屋の一部を指差して、「ケッチャッチャッチャ」と言った。
何を言っているのかは不明だったが、何かある、と言っているのはわかった。
俺には何も見えないが、彼には何か見えているのかと思うと、ちょっと気味が悪かった。

Aくんは、またブロックまぜまぜに取り組み始めた。
俺は、彼が指差した天井の下辺りに行ってみた。見上げても何も無い。
「Aくん、ケッチャッチャッチャって何?」と俺が聞いた時だった。
Aくんが、俺の方を見て、「ケッチャッチャッチャ、ブーよ!」といった。
腕に痛みが走った。見ると、腕に爪でかぐられたような跡があった。

Aくんを見ると、その視線は、窓の方にむかっていた。
半袖だったもんで、傷が出来てるのを見て、担任の先生が、「まさかAくんが…?」って言ってたけど、俺は、「何か気がついたらできてました」みたいに言ってごまかした。

その後は、何事もなく体験終了。
それにしても、ケッチャッチャッチャ、って、マジで何だったんだ。

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