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【洒落怖】若人あきら

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89: 天之御名無主:2006/02/12(日) 20:03:13

神隠しということであれば、
そういえば、芸能人では若人あきらも。。。

1991年3月3日、静岡県熱海市和田浜南の防波堤で釣りをしていた若人あきらが行方不明になった事件。
警察に届け出が出され、若人が3日後に発見されるまで大々的な捜索がなされ、
同時にワイドショーやスポーツ新聞、女性週刊誌などマスメディアを騒がせることになった。

3月3日、午後3時に釣りに出かけた若人を妻が午後5時に迎えに行くと、
帽子と釣り竿を残して若人が姿を消していたことから、妻は静岡県警熱海署に届け出。
遺留品があったのが波よけブロックの間だったため、若人が高波にさらわれた可能性を考えて、
海上保安庁の巡視船、ヘリコプター、特殊救難隊のダイバー、
地元の漁船によって大々的な捜索が行われた。

しかし、この捜索では若人は発見できず、3日後の3月6日の午後、
現場から30キロ離れた小田原市城内の図書館に居た男子学生によって若人は発見された。
若人は失踪時の服のままで路上にうずくまっていたという。額に切り傷がある程度だったが、
小田原市内の病院に保護されて、小田原署の事情聴取を受ける。

若人は、水の中に落ちたことや、小田原青少年会館前まで車で運ばれたこと、
車庫のベッドで目覚めてガムテープで目隠しされたなどと供述。
しかし小田原署の調べでは、若人の主張を裏付けるようなガムテープの形跡や海に入った様子もなく、
事件性はないものと判断して捜査は終了。
なお、若人あきらを捜索するのにかかった費用は約300万円だったという。

ワイドショーやスポーツ紙は若人の発見前からこの事件を取り上げて、
若人を捜索する妻と息子もマスコミに登場した。発見後には、若人家の事情を詮索したり、
借金があるのではないか、売名行為ではないかと、狂言説が唱えられる。
しかし、やがてワイドショーで筑波大学の小田晋教授から
シマ性健忘症と診断されたことで騒動は終息する格好となった。

事件から12年後の2003年になって、北朝鮮による拉致の可能性を
『週刊新潮』が警察庁警備局の関係者の話として伝聞調で伝えて、改めて事件がクローズアップされた。
これに乗っかる形で、芸能レポーターの梨元勝も同様のことを述べている。
我修院が熱海市の海岸で一人で釣りをしている時、北朝鮮工作員が近くで
日本人を拉致している現場を偶然目撃し、口封じの為に我修院も同じように拉致されたというもの。
自分はタレントなので行方不明になれば大騒ぎになることを我修院は必死で説明し、
朝鮮総連などに事実を確認した拉致グループが、「この事を絶対に口外しないこと」を
条件に釈放したようだ、と梨元は語っている。

なお、ジャーナリスト有田芳生も『週刊新潮』よりも先に2003年7月の日記で、
名を伏せつつも若人であることを匂わせながら『週刊新潮』と同様のことを記している。
だが、若人が午後3時から釣りをしていたにも関わらず、夜釣りをしていたという明らかな事実誤認がある。

これらの北朝鮮拉致説について、若人の反応は、『週刊新潮』の取材申し込みに返答はなく、
『サンケイスポーツ』紙が匿名の関係者からの伝聞の形で
「そんなこと、あるわけないじゃないですか」と一笑に付していたことを伝えている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/我修院達也

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