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すむろ水 @mizu025 10月10日
入院中、子供の声や足音に悩ませられ続け、ついには窓際にどんぐりを置かれるとかいう物理攻撃をされたあげく、黒くてぐちゃぐちゃして子供の声でしゃべる何かを見たので逃げ帰るように退院してきました。
(心や体に余裕ができたらレポマンします…)
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入院二日目→深夜に部屋内を素足で走り回る足音と、子供の声でおかえり~おかえり~と何度も繰り返す声を聞く。
翌日ナースステーションに苦情申し立てしにいったら、この棟には子供の患者は居ないと言われスペースキャット顔。
それから数日間、足音と声に悩まされ続け、部屋が一人部屋になってからも続き、昼間も子供の声が聞こえるように。
午後ベッドでゴロゴロしながら読書していたら、窓のサッシの金属部分を何か硬いもので6回叩く音がする。
何事かとカーテンを開けたら「部屋の内側」の窓のサッシにどんぐりが6個置いてありやや発狂する。
どんぐりは見なかった事にし、カーテンを完全に締め切り開かずのカーテンとする。
深夜、また足音とおかえりの声が聞こえたので、クソガキの正体見たりとベッドから起き上がりメガネをかける。
下腹部及び二の腕は人。後は天井いっぱいにベッタリと広がる黒くてぐちゃぐちゃした何か。
それに人の顔が複数埋まった何かを目撃し完全に腰を抜かす。
おかえり〜おかえり〜の大合唱が始まったのでとりあえず逃げねばとベッドから降りようとする。
腰が抜けてるのでベッドから落ちる。顔を上げたらもう居なかった。
看護師に言ったら発狂患者と思われ退院出来なくなると思ったので、その日はなんかもうそのまま寝た。
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翌日午前中は放心して過ごし、午後もやや放心。
昼ごはんを食べてベッドに座って居たところ、足音が横から聞こえる。
そのまま反射的に視線を向ける。
昨夜見た何かが頭の黒いのをブヨンブヨン揺らしながら部屋の中を走り回っている姿を見てしまう。
転がるように病室を出て、ひとまずトイレに行く(失禁したくなかった)
戻ったらもう何も居なかった。
とりあえずもうここには居られないと母親の携帯に電話。
しかし留守電でつながらず、15分後再び電話。やはり留守電。
自宅に電話したら祖父が出た為、母の所在を聞く。実家の片付けででかけている事を伝えられる。
15分後再び母に電話。留守電。その次も留守電。もう一度自宅に電話
再び祖父が出る。祖父から母に電話したところ、私からの着歴は無いという。
とりあえず言付けとして
「何も持ってこなくていいから早急に病院に来てほしい」と伝える
その後、番号を押し間違えて居たかともう一度電話。
数回の呼び出し音の後、プツリと音がして、やっと電話がつながったと思う。
受話器から子供の声で「おかえり」と聞こえる。
叩きつけるように共用電話を切るものの、その数秒後に何故か「カードも何も刺さっていない」共用電話が鳴る。
病室に逃げ帰り布団に丸まって、完全に詰んだと思っていた。
それからしばらくしてちちおやが面会に来る。とりあえず事のあらましを全て説明し、ドクターが来るまでの日にちの外泊許可サインをもらい、病院からサヨナラする
その前に部屋を少し片付けたかったので(洗濯物もあるし)簡易的に本やらなんやらを片付け、なんとなしに開かずのカーテンを開ける。どんぐりはなくなっていた。
あればあれでショックだが、なければ無いでああいうものはショックである。
グダグダで家に帰り、ぼんやりと日を過ごす。訳のわからない何かはついて来なかった。
病院への帰宅日、死んだ顔で車に揺られていく。
担当医と面会し、退院希望を伝え、もうその日に退院しました。
退院から数日経ちましたが、アレはもう出ません。
おしまい
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母の着歴は2件しか入っていませんでした。
あと病院は山にめり込むように作ってあり、(山を削った?)病室からは竹林が見えました
参照ツイート
入院中、子供の声や足音に悩ませられ続け、ついには窓際にどんぐりを置かれるとかいう物理攻撃をされたあげく、黒くてぐちゃぐちゃして子供の声でしゃべる何かを見たので逃げ帰るように退院してきました(心や体に余裕ができたらレポマンします…)
— すむろ水🐰 (@mizu025) October 7, 2019