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@sagaraKAI20
微妙に怖い話なんですけど。
私がまだ幼稚園に通ってたころに、家のガレージで友達と遊んでいたら
通りがかった知らないお兄さんに絵を貰いました。
絵というか雑にコピーした写真なんですけど、
パチンコの海物語ってやつの、キャラの女の子がダイビングしてる絵と
本物の女性のダイバーさんの写真を何枚かです。
お兄さんがまず全然怖くなくて優しそうな人だったので、
家のなかにいた母に嬉々として貰ったと報告しに行ったんですけど、
親は超青ざめてて知らない人と話すな！ってめちゃくちゃ怒られて、
当時はそれの何が悪いのか分からなかったんで、半べそで警察署に行ったんですよ。
友達も一緒に。
それで、警察のお兄さんに絵をくれた人の特徴を教えてって言われて、
友達と2人で答えました。
私は「帽子、メガネ、高身長、優しそう」
友達は「短い髪、メガネしてない、半袖シャツにリュック、背も普通」って確か言ってました。
全然特徴が合わなかったんです。1時間くらい言い合いになるくらい。
あまりにも長くなったので、
結局特徴も何もわからないまま帰ることになったんです。
警察のお兄さんいわく「最近近所で似たような通報が何件かあって、だいたい目星はついてるんです」
って言われたので、霊とかではなく多分本当に変な人だったんだと思います。
そしたらその何日かあとに、家の前の道に大量にあのコピー用紙がばらまかれていました。
あのお兄さん、パンッパンの汚ぇファイルの中に大量に絵を入れてたんですけど、
それを走ってばらまいたみたいに、ほんとうに大量に。
それで、親も私も怖くなってまた警察に連絡して、
それ以降は何ともなかったんですけど
ついこの間この話ふと思い出して友人に話して、
それでふと親にも話したんです。
あの写真、私が見たのはぜったいにイラストで描かれた「海物語」の絵と
実写のダイバーさんの写真だったはずなんですけど、
親はあれはあんたが小さかったから詳しく言わなかったけど、あれは
全部水死体の写真だった
って言われたんですよ。
あー、ヤダ怖。
嘘松かとの声もあるので一応追記しますね。
これは10年前の記憶、私自身幼かったのでものすごく曖昧な記憶です。
友達との犯人像に違いがあったのは両者とも幼かったこと、怒られたあげく
警察署に連れていかれる衝撃で気が動転していたこともあるかもしれません。
更に犯人だけでなく写真の内容まで勘違いしています。
私たちは、身の危険を感じた記憶を無意識のうちに自己防衛の一種として、
書き換えているのかもしれない。
今これを読みながらこわ～、なんて言ってるあなたも、
本当は恐ろしい目に遭っていながら「記憶にない」だけかもしれないですね。
参照元ツイート：https://twitter.com/sagaraKAI20/status/1224680116342542336