名作・神スレ

【名作スレ】世にも奇妙っぽいタイトルを書いたら、誰かがそれっぽいあらすじをつけてくれるスレ

1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:21:44 ID:W2M
隙間産業

2: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:23:25 ID:bge
絵に描いた餅

83: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:05:36 ID:QHA
>>2
ある日、男は買った餅を食べようとした、しかし触感がおかしい
口から取り出してみると、それはしわくちゃになった餅の絵だった
なぜ餅と餅の絵を間違えたのか不思議に思う男、とりあえずその紙を置き、水を飲もうと水道の蛇口をひねった
すると今度は蛇口から水が書かれた絵が無数に出てくる 全く理解できない謎の光景に恐怖心を覚え、思わず後ろの壁にぶつかったが、なんと壁も紙の様に破れてしまった
おかしい、何もかもおかしい 手に取るものすべてが紙に書かれた絵という謎
恐怖心に耐え切れなくなった男はドアを突き破り、外に出た途端、あることに気づいた、気づいてしまった
男は、人類が滅亡した世界に生きており、その孤独感から逃げるために様々な景色の絵を描き、その世界に逃げていただけだったのだ・・・

88: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:07:47 ID:tyA
>>83
本職か…

96: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:09:03 ID:W2M
>>83
おもしろい!

90: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:07:55 ID:cDT
>>83
椎名桔平の砂漠の奴とか寒いおばさんが消防士になる奴みたいやな

93: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:08:17 ID:QHA
>>90
ワイは水を預かるが元ネタのつもりで書いたやで

世にも奇妙な物語「水を預かる」
ユノモトナオヤ(香取慎吾)は、売れない脚本家。締め切りが過ぎていてもまったく原稿を書けず、焦る一方で筆は一向に進まない。ある日、そんなユノモトの部屋を隣に住んでいる女子大生・水野(夏帆)が、大量の水を持って訪ねてきた。「水、預かってもらっていいですか?」と言う水野から大量の水を預かるユノモト。「水…しかしなぜ、水を他人に預ける?」といぶかしがるユノモト。“預かった水”を前に、ユノモトはさまざまな推理や妄想を膨らませるうち、ドラマは思わぬ方向へと進んでいく。
参照元:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/201311-201315.html

4: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:08:17 ID:EIpFr6eU0
いきすぎた男

10: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:40:18 ID:W2M
>>4
200歳を迎えた男の誕生日パーティーが開かれていた
人類として異常な節目に多くの報道陣が詰めかける
世界中がそのニュースに注目した
なにせ、男の半分も生きれば十分に長生きなのだから
そしてそのうち、男は研究対象になっていった
どうすれば男のような寿命を得られるのか?
どうすれば自分も永遠の命を選べるのか?
各国が目の色を変えて男を研究しだすと、どんどんそれは過激になり、ついには拷問と呼べる程の負荷が常に男にかけられるようになった
生きすぎた男は、行き過ぎた欲望の中で、生き過ぎたことを公開するのであった

12: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:42:01 ID:MwM
>>10
普通におもろいと思った

22: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:25:22 ID:xpF
>>10
イキスギィ!!

9: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:36:05 ID:tkr
枠の外

14: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:57:32 ID:W2M
>>9
四角い枠で囲まれた国に、男は生まれた
国の端っこは枠で区切られ、枠から外にでることは固く禁じられていた
男は枠の外に興味を持ち、外に出てみたいと思った
禁じられていると止める人々や、男の目論見に気づいた警察との激しい戦い
男は銃弾を浴びながらも、死ぬぎりぎりの所で枠のふちにたどり着く
死ぬ前にせめて枠の外が見たい
最期の力を振り絞り、枠の外に踏み出すと看板が一つ
「二重枠」

16: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:07:03 ID:MJr
>>14
ベタやけどすこ
考えるの上手いわね

11: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:41:26 ID:F4i
港の犬

24: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:28:55 ID:QHA
>>11
ある港に一頭の野良犬がいた
この犬は客船や貨物船が遠くから近づいてくると吠えるということで有名だった
しかしある時、その港はその役目を終え、周辺は閑散としてしまう
しかしなおも海の近くに居座る犬 そしてある時、突然大きな声で何度も何度も吠え出す 船の泊まるはずのない港で
同時刻、航空自衛隊が日本に向かう某国の大艦隊を発見していた・・・

13: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)21:42:09 ID:MJr
ブラック

32: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:46:37 ID:q7H
>>13
ある朝、サラリーマンが駅のカフェスタンドで聞いた耳慣れぬ言葉、それはミルクのブラック。
知らぬ間にそのミルクのブラックは世の中を席巻していたが何故か主人公は間が悪く一向に実物を目にする事が出来ない。
その間にも人々の話題に上るミルクのブラック、遂には流行語にまでなる始末。
ミルクは白いのにブラック? 主人公の思考は日を追うごとにその疑問に支配され……

36: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:48:26 ID:W2M
>>32
世にも奇妙な物語っぽい

38: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:48:55 ID:q7H
>>36
えっ、そういう趣旨ちゃうんか?

41: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:49:19 ID:W2M
>>38
せやで
いや、特におおーと思って

42: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:49:24 ID:OTR
>>38
褒めてるんやで(小声)

15: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:04:33 ID:MwM
思った以上にむずいねん

17: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:17:53 ID:W2M
>>15
関西人の主人公は何をやらせてもそつなくこなすエリート人間
そんな彼には、誰にも言えないコンプレックスがあった
それは、スキップが出来ないこと
運動も非常に高いレベルで出来る彼だが、スキップだけはバランスが崩れ、思うように出来ないのだ
これじゃだめだ、みんなに笑われる
彼はコンプレックス解消のために練習を重ねるが、どうしてもうまくできない
ある日、友人に練習現場を見られてしまう
友人が見たのは、スキップをしようとしてバランスを崩し、そのまま前方伸身宙返り2回ひねりをして着地する主人公の姿だった
友人に気づいた主人公は、あきらめたように呟く
「思った以上にむずいねん」

19: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:23:49 ID:MwM
>>17
タイトルとして書いたんじゃないんですが(困惑)
でもすこ

18: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:22:16 ID:W2M
他の人も作って欲しいで

20: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:24:17 ID:gbh
できるひと

26: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:39:47 ID:W2M
>>20
とある町に、「できるひと」という表札を掲げた家があった
近くに越してきた主人公は表札を見て、家の人間に興味を持つ
どんな自信家ならこんな表札たてれるんだ?
ところが、実際に会ってみると、家の主人はどちらかというとダメ人間
人当たりは悪くないが、いい年をして職を転々とするような人だった
主人公が街に越してきて数ヶ月、主人公の息子が探検と称して例の家の近くに行く
やい、駄目人間のくせに「できるひと」なんて表札たてるなよ
バカにしていると、表札に違和感を覚える
左側の断面がきれいなものでなく、まるで半分に砕いたかのような…
何かを蹴ったような感触
拾い上げてみると、表札と同じ材質で「包丁」と書いてある
主人が出てきた

35: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:47:32 ID:baH
>>26
最後まで読んでゾッとした

45: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:49:57 ID:uB9
>>26
よくわからん

49: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:50:53 ID:OTR
>>45
「包丁」できるひと

包丁で斬る人

212: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:05:23 ID:SpQ
包丁で切る人は発想が好き

21: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:24:42 ID:uB9
負ける

39: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:49:11 ID:s53
>>21
『負ける』
男は昔から運がなかった
幼い頃からじゃんけんに勝ったことはなく、勉強も遊びも恋愛も一度も勝ち誇る事が出来ずにいた
周りからはいじりの対象となるしかなく、社会人になってからも酒の肴として振り回され負け犬のレッテルを張られていた
ある日、いつもの様にいじられていた彼は選挙出馬という無理難題を押し付けられる
周囲は彼が惨敗した姿を肴に盛り上がりたいが為に話を押し通しただけだったのだが、何とここにきて当選という信じられない結果が生まれる
だが、生まれて初めて“勝ち”を掴んだ男の人生がここで大きく変わってしまうのだった

48: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:50:40 ID:tyA
喋る自販機

76: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:02:48 ID:s53
>>48
『喋る自販機』
彼が仕事帰りに立ち寄る自動販売機はAI音声で規定の台詞を喋る台だった
対人コミュニケーションが苦手な彼の唯一の癒しでありなくてはならない自動販売機に、ある時意味もなく語りかけてみるも当然反応はない
それでも彼は毎日自動販売機にその日あった事や最近の心境を語りかけた
ある日、彼がいつもの様に仕事帰りに寄ると
「お帰りなさい、貴方がくるのを待っていました」
と自動販売機はいつもと違う音声を発しー

51: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:51:44 ID:POb
おSiri

81: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:04:54 ID:W2M
>>51
主人公には悩みがあった
おならをすると、音がまるで自分の声のように聞こえてしまうのだ
子供の内はただのうめき声のようだったが、大学生になったころには、とうとう意思をもって話しているようにまで聞こえてしまう
時は流れ、就活、大企業との一次面接
突然難しい質問を投げつけられて困っていると、お尻から模範的回答が
その回答がきっかけとなり、主人公は面接を通過してしまう
味を占めた主人公は二次、三次面接とおならの力で合格していく
いよいよ社長との最終面接前夜、絶対に外せない主人公は、大量におならが出るようにサツマイモを食べまくる
面接当日、主人公は余りの臭さに呆れられ、話も聞いてもらえないのであった

87: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:07:36 ID:POb
>>81
ワロタ

62: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:58:24 ID:ZNv
忘れる男

94: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:08:27 ID:YOD
>>62
男は忘れっぽく仕事が出来ず、上司に怒られる毎日を送っていた。
ある日見知らぬ男に怒られた事実さえも忘れる事ができるという薬を渡され、毎日服飲していた。
上司に怒られる度に薬を飲み、その量は徐々に増していった。
飲めば飲むほど記憶は消えていき、遂には自分の事も忘れてしまった。
「薬を飲まなきゃ。でも、なんで飲んでいたんだっけなぁ。」

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63: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:59:10 ID:yua
人生投資屋

124: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:18:55 ID:W2M
>>63
主人公が街を歩いていると「人生投資屋」なる人間から声をかけられる
ランダムに選ばれた子供に投資し、お金を自由に使ってもらう
そして子供が大成すれば、成功した分のお金から何割かもらえるというものだった
人生上手くいかないことだらけだった主人公は、話に乗って知らない子供に全財産を投資する
数年後、主人公の元へ再び人生投資屋が
おめでとうございます!あなたが投資した子供はベンチャー企業の社長として、大金持ちになりました!
あなたには成功した分の2割、10億円が戻ってきます!

思わぬ大逆転劇に、大喜びする主人公
投資屋は言葉を続ける
ところで、これであなたも「成功」となりました
つきましては、あなたへ投資していた人物へ、資産の2割を送っていただくことになるのですが…

132: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:22:27 ID:Cbg
>>124
すき

64: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)22:59:49 ID:tJE
ようあらすじ作れるな
世にも奇妙な物語好きやが作れる気がせんわ

67: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:01:29 ID:cDT
>>64
オチへの持って行き方とか伏線の回収の仕方とか考えずにこれ面白そうっていう思いつきを並べてみるんやで
ワイあらすじ書けないけど

79: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:04:17 ID:AkB
特殊一般人

101: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:11:40 ID:yXd
>>79
罪を償い、服役を終えたものは晴れて自由の身となる
だが、過去が消えるわけでない
出所後も差別や偏見の目に合う彼らを、人々はいつしか特殊一般人と呼ぶことになった。
彼らはどのように日々を暮らし、生活しているのか。
これは、誰も知らない陰の物語。

91: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:08:11 ID:RdV
世にもというかノベルっぽいのが多い気が

100: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:09:41 ID:ZNv
知らない母

107: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:13:59 ID:OTR
>>100
母子家庭だった。何でも気になることは母に聞いた。生真面目な母はなんでも答えてくれた。
しかし、父親のことを聞くといつも、母は悪戯っぽく笑いながら答えるのだ「知らない」

103: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:12:30 ID:ajR
消えた白星

129: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:21:09 ID:QHA
>>103
ある子供が夜に天体望遠鏡で夜空の星を観測していた
すると、白く光る大きな星を発見した その星の名前を調べようと図鑑を調べるも名前は載っていない
新しい星かと思い親にその星を見せようと呼んできた時にはその星は消えていた
結局その白い星は消えてしまったままだったが、それから3か月後に突然白い星が現れる しかも今度は7つも
子供はびっくりして今度はじっくりとその星を観察する すると突然、白い星の光が大きくなる
子供はその星にあっけにとられていると、親が突然子供を呼んだ
何かと思いリビングに向かうと、テレビはあるニュースを報道していた
「未確認飛行物体が地球に向かっているとの発表がNASAよりありました NASA発表によりますと、飛行物体は7機・・・」

108: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:14:11 ID:Hmd
地獄眼力

166: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:41:46 ID:5l5
>>108
事故で臨死体験にあった男
ひょんなことから閻魔大王に気に入られ、
他人が過去に犯した罪を見抜く特殊能力を授かった。
当たり屋常習犯の事故相手や銭ゲバ弁護士、医療ミス多発の病院から辛うじて難を逃れ
なんとか自宅に帰りついた男だったが、
自分の妻に保険金殺人の前科があることを知ってしまう

123: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:18:51 ID:tyA
おんj民の破壊的才能オンパレード!

127: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:20:35 ID:MJr
>>123
本の帯にクソデカ字で書いてそう

139: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:25:16 ID:SNm
自分予報

149: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:31:15 ID:QHA
>>139
男は受験生だった
明日に控えた大学受験の合格発表、気持ちを落ち着けるためにラジオを聴いていると、突然自分の名前が聞こえてくる
そのラジオは、まるで明日の自分を予報しているかのようなことを発していた
「明日の男さんは、青芝大学に受かるでしょう」
そのラジオに怖さを覚えた男はラジオを切るも、その予報通り大学受験に見事合格する
男はそのラジオが気になり、周波数を昨日のラジオに合わせた するとまた自分の予報が聞こえてくる
「明日の男さんは、交通事故の瞬間を目撃するでしょう」
するとその予報通り、交差点で起きた車の交通事故の瞬間を目撃する
そのラジオの予報をすっかり信じ込んだ男は、今日もそのラジオに周波数を合わせた
「明日の男さんは、空き巣と鉢合わせになり殺されるでしょう」

152: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:32:35 ID:cDT
>>149
マジかー

160: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:39:24 ID:W2M
>>139
いまいちな出来になった
時は未来、ラプラスの悪魔をAIが担えるようになった時代…
人々には毎日、「自分予報」が届く
今日のあなたは○時○分、転んで怪我をします、ご注意を
しかし、気を付けようとしてもそれは変えられるものではない
「気を付けよう」と考えていることまで予測して、AIは予報を出しているのだから
ある日のこと、主人公に送られた予報には「〇時〇分あなたは死にます」とあった
驚き、周りに確認すると、皆同じ予報になっている
ニュースを見ると、全世界のほとんどの人間に同じ予報が届いたようだ
どうやら、異常なスピードで隕石が迫っているらしい
人類は恐怖し、すぐに団結した
地球上のミサイルを隕石に向けて発射したのだ
結果として隕石は砕けたが、砕けた破片が地球上に降り注ぎ、隕石が直撃するよりずっと多くの死者を出すこととなった
なんだか釈然としないまま、主人公は死の時を待つのであった

190: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:54:44 ID:tyA
>>160
ショートストーリー賞やわ

142: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:26:56 ID:tyA
だれか出版社しらんか~

146: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:29:19 ID:tJE
大物youtuber syamu game

165: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:41:41 ID:je9
>>146
「大物youtuber syamu_game」
その男には絶対の自信があった。「自分の顔はどんな俳優よりもイケている」と。
ネット上で交際をしている女性は5人以上。ネット上のyoutuberとしての活動も順調だった。
人気を確信した男はある時、ネット上の人々と現実で会う「オフ会」を企画する。
企画当時の本人の予想では100人は来るという見立てだった。満を持してオフ会参加者を募集する。
募集時は多くのファンからの参加希望があった。
だが、当日、オフ会には誰も来なかった。
不可解に思った男はそのまま帰宅するが、その晩、ネット上で自分について書かれたとある掲示板を発見する。
その掲示板を読んだ男は全てを知った。
交際していた女達、youtube上での人気、数多くのファン、オフ会の参加希望。
これらは全て仕組まれていた事なのだと。

精神が崩壊した男は恐怖の余りパソコンをシャットダウンし、洗面所へと向かった。
鑑に映った顔は見るに堪えない醜い顔だった―――。

169: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:42:28 ID:cRs
>>165
ノンフィクションで草

157: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:36:53 ID:DPa
黄色い壁の家

178: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:47:26 ID:QHA
>>157
ある村に、一つの家が建った
その家は壁が黄色だけで塗られており、異様な風景を醸し出していた
しかしその家に住む人は明るい女の人で、いつしか村民の警戒も解けていた
そんなある日のこと、黄色一色だった家に黒が塗られていて、壁は黄色と黒が塗り分けられた状態になっていた
何があったのかと村のある男がその家を訪ねた すると、反応はないが家の鍵は開いている
男が家の中に入ると、女の声が聞こえてきた
「黄色と黒の模様は、スズメバチの模様なんです。近づいちゃだめじゃないですか」
女はアイスピックを持っていた

183: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:51:32 ID:DPa
>>178
その発想はすごい(KONAMI)

158: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:37:38 ID:LPa
記憶管理官

230: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:14:44 ID:rd3
>>158
時は西暦2230年、人々が本格的に電子の世界を自分の体を共有し始めた世界
その世界には、「記憶管理局」という秘密組織があった 
人々が頭に付けているマイクロパッチから秘密裏にナノサイズの機械を脳に走らせ、人々の記憶を解析して管理するという場所である
これを行えば、殺人事件が起きても犯人をすぐさま検挙できるし、違法行為をした記憶を割り出せばすぐに逮捕できる
そんな場所で記憶管理官として働いていた男は、管理した記憶データを整理していた時に、ある一つの記憶を見つける
それは、自分が人を殺しているという記憶データだった
だがそんな記憶は自分にはない、男は恐ろしくなりその記憶データを削除した
翌日も管理していた記憶データを整理していると、今度は自分が宝石店に侵入して大量の宝石を盗むというデータだった
これにもそんな記憶は自分になく、恐ろしくなった自分はその記憶データを削除しようとするが、その直前で警察に取り押さえられた
警察は男が殺人と窃盗を犯したことに対する逮捕状を見せた 男はやっていないと抵抗する
すると、警察が一つの動画を男に見せた この記憶管理局の防犯カメラである
そこには、自分が犯罪を犯した記憶を記憶管理局のデータに移している男の姿がはっきりと映っていた・・・

239: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:18:52 ID:VtV
>>230
それっぽいワードでよくそこまで想像を組み立てられるなぁ…
素直に感心するわ

275: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:35:21 ID:jMV
>>230
これもイイ

172: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:44:55 ID:NpQ
天国病院

194: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:58:21 ID:W2M
>>172
孫に囲まれ、幸せな最期を迎えた男
当然ながら天国に昇っていった
天国で男が見たのは、立ち並ぶ大量の病院と、駆け回る白衣を着た天使たちだった
それもそのはず、死後の世界だからといって、若返るわけではない
みな死んだときの年齢のまま、永遠を過ごさなくてはならないのだ
男もかなりの年になっていたため、天国について早々たおれてしまう
天使たちの声が聞こえる
先生、先程の女性で病院のベッドは埋まってしまいました!
薄れゆく意識の中、最後に別の天使の声が聞こえた気がした
確認取れました!地獄病院、スペースがまだ開いているようです!

173: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:45:12 ID:DPa
人生レンタルショップ

192: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:57:03 ID:je9
>>173
「人生レンタルショップ」
会社員の岩間はある日、知り合いに「人生レンタルショップ」という店を勧められる。
この店では人生を他人に貸し借りする事が出来るというものだ。
専用の装置に入れて専用のゴーグルを着用する事で、使用者はその人生を最初から最後まで追体験出来る。
日頃の生活に退屈していた岩間は幾つかの人生を借りた。

岩間が借りた人生の中には歩けない少女の人生や戦場で若くして散った男の人生等、色々あった。
徐々に岩間は人生レンタルに夢中になり、より刺激的なものを求める様になった。
殺人鬼の人生、幸せな家庭で育ったがおかしな化物に追われて最後を迎えた女子高生、不幸な少年の人生。

一つの人生を追体験するのに現実時間では一秒も掛からない。
レンタルした人生を全て見終えた岩間は仕事も上手くいく様になった。
恋愛も上手くいった。出世し、結婚し、子供も二人生まれた。
ある日、岩間は家族と共に眠りに就いた。

目を覚ますと其処は病院のベッドのだった。
身体を動かそうにも上手く動かせず、岩間はベッドから転がり落ちる。
ベッドから落ちた岩間の目に、鏡が見えた。

そこには「人生レンタル」のゴーグルを身に着けた、全身に包帯を巻き、手足の無い、自分の姿が写っていた。

200: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:00:26 ID:csb
>>192
面白いしオチも上手すぎ

207: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:02:52 ID:UC1
>>192
これ見たい

176: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:47:10 ID:tyA
(読みごたえあり杉 本屋の平積みよりオモロいやん)

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188: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:54:02 ID:QCa
誰も守っていない

204: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:02:27 ID:qzK
>>188
男が公園を散歩していると、看板が目についた
「ボール遊び禁止」
しかし子供たちが野球をしている。男は特に気にせず通り過ぎた
さらに進むとまた看板があった
「ポイ捨て禁止」
しかし足元はゴミだらけ、男は特に気にせず持っていた空き缶を地面に放り投げた
さらに進むとまたまた看板があった
「殺人禁止」
男は

208: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:02:58 ID:sbl
>>204
予想の斜め上行った
すこ

193: 名無しさん@おーぷん 2018/04/17(火)23:58:02 ID:lW8
15分の箱

268: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:32:33 ID:rd3
>>193
ある男が、古びた骨董品屋に立ち寄った
その骨董品屋は、いかにも古そうでそして価値のありそうな骨董品を多く展示していたが、その中にただ古いだけの木でできた箱を見つけた
男はその木箱が気になり、店主にこの箱はなんなのかと質問すると、店主はこういった
「これは“15分の箱”です。人々が秘密にしたいと思った15分をこの中に吹き込み、様々な15分が溜まったものになります」
男は説明を聞いても釈然とせず、ふと値段の方に目を落とすと、1500万円と書かれていた
こんな箱が150万もしてたまるかと店主に言うと、もう展示をやめようと思っていたものだからタダで売ると言ってきたので、男はその箱を買った
その箱を持ち帰ろうと棚から降ろそうとすると、とんでもなく重いことに気が付くが、気づいたときには箱を棚から持ち上げており、男は重みに耐えきれず箱を落としてしまった
するとその箱は地面にたたきつけられ、バラバラに壊れてしまった すると店主は怒り出した
「なんてことをするんですか!これには人々の秘密が詰まってるんですよ!その秘密がばらまかれてしまったら、どうなるか分かってるんですか!」
男はその店主の怒りようにびっくりしてしまったが、まもなくして壊れた木箱から様々な声が聞こえてきた
どんな秘密がその箱に入っているのか、男は気になり壊れた木箱に目を向けた
だが、そこから飛び出してきたのはぐちゃぐちゃで全く繋がりのない話だらけ、すると店主がこういった
「箱の中にあった様々な15分が、全部混ざってしまった!」

210: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:03:35 ID:csb
ここのレス抜粋して本にできそう

213: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:06:33 ID:dmg
恫喝横丁

372: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)14:51:03 ID:Lv0
>>213
恫喝横丁
ここは場末の恫喝横丁。
そこかしこで恫喝プレイが行われてる。
トウシロには敷居が高いが、通の間じゃ大流行りだ。
今日もちょっくら一杯引っ掛けるかぁ。

「われコラァ!水割り一杯1,000円で済むと思ってんのかっ!」
「ひぃぃぃい」
「3万円じゃボケェッ!!」

ふぅ、今日の恫喝はやけに本物そっくりだぜ ( #)ω・)

219: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:09:24 ID:rUT
メカ亀田

226: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:12:59 ID:dmg
>>219
夏休み明けに親友の亀田がサイボーグに改造されていた!
しかし亀田は自分がサイボーグになったことを頑なに否定し挙句の果てに俺の好きな美子ちゃんと付き合っていることを吐露される キレた俺はサイボーグに改造してもらい亀田と勝負することになる

224: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:11:20 ID:awp
3番目の男

357: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)02:14:16 ID:y94
>>224
その男は何をするにしても3番目だった
テストの成績も体育の成績もモテ度合いも
男は悩んだ
「どうやったら一番になれるのか」
それから男は神に祈った
「何でも良いから一番にして下さい。出来れば世界一が良いです」
数ヶ月後、男は新聞に載った
世界で一番高い所から飛び降り自殺した男とした

225: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:11:23 ID:6ZL
だじゃれサミット

228: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:13:54 ID:awp
>>225
20xx年長きに続いた戦争を治めるために
だじゃれサミットが開かれる
各国の首脳が揃い、だじゃれを言い合う
会は和やかに進んでいく
終盤になると戦争はやめようという条約をサミットに参加した国全体で結ぼうとした時

どこかの国の首相が言った
なんておそロシア

そのだじゃれをきっかけにまた戦争は激化した

244: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:21:35 ID:L60
>>228
すこw

236: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:17:19 ID:csb
時間審判団

306: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:56:57 ID:1qO
>>236
「お前の作業効率悪いんだよ!」そう言うと上司だと思われる男は部下の事を殴る。蹴る。
この上司の男Aはことあるごとに仕事が遅い効率が悪い等新人に当たり散らす割には自らは仕事を人に押し付けて一切やらない最低な奴だった。
週が明けたある日のこといつものようにAは怒鳴り散らす「おせーんだよ仕事が!俺が怒られるだろう!」その瞬間オフィスに鳴り響くホイッスル
「どうも」ドアを開けて入ってきたのは時間審判団ータイムキーパーズーと名乗る男達
男たちは言う「我々は時間という概念に基づきすべてに平等に時間を与えるもしくは奪う権限を持っている」と
そう言い終わると同時にタイムキーパーズはタイムカードや残業時間の集計を始めた。
2時間後リーダーと思われる男のため息でタイムキーパーズは再び整列を始める。リーダーの男は言う「この会社の時間を見直したがこの会社の時間を奪っている奴がいる為ソイツを排除する。」そう言うと銃を取り出し社員の方に向かってくるタイムキーパーズ。
泣き出す新人社員達、そこでAは言う「あーあ可哀想に俺のように仕事ができれば殺されなかったのになぁ」
その瞬間、銃声が轟くドサッAは倒れた。即死だ。
「貴方は会社の時間を食い潰した。時間誰のもとにも平等に訪れるべきだ」社内からは歓声が上がる。Aが死んだ!消えた!やったー!皆思い思いの言葉を叫ぶ。
バンバンバンバンバンバンバン!大量の銃声が聞こえあたりが静まり返った頃、そのオフィスに生きてる人間はタイムキーパーズ以外いなかった。
「くだらない社内問題で我々の時間を潰した為排除した。時間は誰のもとにも平等に訪れるべきだ。」

311: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:01:22 ID:csb
>>306
オチが怖くてイイね

238: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:17:29 ID:sbl
僕も__のこと、嫌いだし

255: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:28:07 ID:a5C
>>238
後ろで友人が同級生と誰かの悪口を小声で話している
話の内容からしてたぶんAのことだろう
俺は後ろを振り向いて「わかる、俺もAのこと嫌いだし」と言うと友人は「な、こういうところ」と言った
友人の隣にいたAは「わかる、俺もこいつのこと嫌いだし」と言った

258: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:29:50 ID:jMV
>>238
主人公には嫌いな女がいた 単純に馬が合わなかった
女も主人公を嫌っており、知らないところで主人公の陰口をたたく始末
ある日、主人公は突然、女の名前が分からなくなった
周りの人間に聞いてみても、「そんな奴いたっけ?」と返される
女と、女に関する記憶は、人々からきれいさっぱり消えていた

なぜか主人公だけは、全てを忘れたわけではなかった
あまりに嫌っていたため、嫌いな部分を鮮明に思い出せてしまうのだ
いつしか主人公は、断片の記憶しかない女に思いをはせるようになる
なんで俺は、あんなにあいつを嫌っていたんだ?
主人公は女に会いたくなっていた

とうとう、主人公は行動を起こす
確かにいたあの女にもう一度…
始めは笑っていた友人たちも、主人公の思いにつられ、協力するようになる
様々な困難の末、とうとう女を復活させることに成功する

感動の再開、戻っていく記憶…
主人公は、女を必死に復活させたことを、ただただ後悔するのであった

260: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:30:19 ID:sbl
>>258
すこ

269: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:32:34 ID:9Fl
>>258
やっぱり嫌いなんやなwww

246: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:22:18 ID:6ZL
凄腕の鍵屋

296: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:49:35 ID:qzK
>>246
「自慢じゃないけど私はこれまで開けられなかった鍵はありません」
「・・・」
「この金庫の鍵だって私にかかりゃほんの数分で開くんですよ」
「・・・」
「外側からならね」
「・・・」
酸素がなくなるまで残り1時間

297: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:50:39 ID:SpQ
>>296
シンプルイズベストやな

299: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:52:01 ID:rUT
>>296
合間にやる短いやつやな

252: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:26:32 ID:csb
ハルベリシア

302: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:55:12 ID:qnk
>>252
最近同級生達の間で「ハルベリシア」がはやっているらしい
僕には全く意味がわからないが今日も学校で「昨日のハルベリシア見た?」「すごかったよな」というような会話が飛び交っている。友人に聞こうにも流行に乗れてないようで恥ずかしい。
すると僕の友人グループのうちの1人が唐突に「ハルベリシアってなに?」と聞いてきた。
僕は「お前ハルベリシアも知らねーのかよ」と答えた

316: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:05:56 ID:1Nc
>>302ズンドコベロンチョかよ

261: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:30:21 ID:CC1
決戦は木曜日

287: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:42:03 ID:qzK
>>261
大事な彼女とのデート、しかし男は約束の日付を間違えて1日前に待ち合わせの場所に来た。
なかなか現れない彼女を24時間待ち続けた男は

266: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:32:06 ID:y94
「嫁が画面から出て来ない」

288: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:42:38 ID:iIW
>>266
「呪のビデオ貸してやるよ」
そう言った友人からビデオを借りたのはもう5日ほど前だ
くだらないと思いつつ見てみたがやっぱりなんの変哲も無い古井戸が売っているだけ
やっぱりインチキだったな、と翌日友人に文句を言おうとしたが電話が繋がらない
さらにその翌日に友人が死んだことがわかった
どうやら死の1週間前にあのビデオを見たらしい
こうなっては流石の俺も焦る
ビデオについて調べ上げ、愛する恋人に捨てられた女の怨念に呪い殺されるのだと分かった
恐ろしい反面、その女が憐れに思えた
1週間その女のことばかりを考えたのだ、情が移った俺は奇妙な感情を抱いていた
そして運命の日
調べ上た通り、テレビからあの女が出てきた
俺を殺すのだと言わずともわかった
それでも俺の女への奇妙な感情は変わらなかった
「辛かったんだな。寂しかったんだな。俺を殺すなら殺して構わない。ただ、1つお願いがある。俺が死んだらあの世で結婚してくれないか。」
気がつくと自室で目を覚ました
俺は死んでいなかった
もうあのビデオには井戸も映らない

291: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:43:42 ID:a5C
>>288

270: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:32:48 ID:Cyq
オフ会0人

341: 名無しさん 2018/04/18(水)01:32:23 ID:FTW
>>270
オフ会0人
ネット上でまことしやかにささやかれる噂「オフ会0人」
というのもオフ会を企画したい男が相当山奥に住んでいて尚且つ身重で動けず、
そのため会場を自宅にして募集をかけるのだが、如何せん不便なためほとんど誰も来たがらない。
そのため男は半ば自虐的になり、開けた缶ビールとつまみを撮ってネットに上げ
「今日の0人オフ会楽しかったです!」などと書き込むのだった。

そんなある日、いつものように男は自虐を兼ねて「参加者無しの0人オフ会開きます!」とスレッドを立てたところ、
食いついてくる奴が現れた。それも5人もだ。

まず一旦この5人で集まり、それから男の家を目指すことにした。
5人で男の家に向かうが、あまりの遠さに5人は疲労する。道中飲み屋に入り、掲示板談議に盛り上がる5人。
その内これがオフ会ってことでいいんじゃないかという意見がちらほら出始めた。
しかしメンバーのうちの1人である孝は「それは俺たちを待って色々と用意してくれているあの男に申し訳ないんじゃないか」と反論した。
そして口論にまで発展し、4人は行くのをやめてみんなで帰ろうと孝を強く説得するが、
孝は薄情な奴だと言い張って一人でも家に向かうと言ってきかなかった。

「家についたらアイツらの文句を肴にしてやろう」と孝は単独で男の家に向かう。
かなりの長旅を経て夜が明け始めた頃、遂に孝は山奥で崖の上にそびえ立つボロボロの家にたどり着いた。

本当に人が住んでいるのか疑わしいほどのボロ家。
中を開けて入ってみるとそこには缶ビールやゴミに囲まれた白骨死体があった。

孝はなんてことだと思った。「オフ会0人と言っていたのは当の本人も死んでいたからなのか…」と。
もう少し早くここに来ていればと後悔した。
孝は遺体に向かって手を合わせ、その場を後にした。

崖を降りる途中、ボロ家の方から突然「ありがとう!!!!」という声が響き渡った。
それに驚いた孝は足を滑らせて転落してしまう。
孝が落ちた場所には既に4体の死体があった。

時が経ち、再び同じスレッドが立てられる。
「0人オフ会開きます!」
0人なのに楽しそうなのは仲間が増えたからなのだろうか。
また1人の人間が名乗りを上げた。
0人になるために。

342: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:35:31 ID:Lv0
>>341
おもろい

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284: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:39:41 ID:csb
言葉強盗

298: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:50:58 ID:dmg
>>284
深夜二時に電話がかかってきた
こんな夜中に迷惑な奴だとまだ開ききらない目を受話器に移しそれを手に取る
「もしもし どなたかな?」
「もしもし どなたかな?という電話口の定型文を盗ませてもらったありがとう」
「何を言っている貴様 」
「何という代名詞 言っているという動詞 貴様という名詞を盗ませてもらったありがとう」
「ふざけるのもいい加減にしなさい」
「ふざけるという動詞 いい加減という形容詞 しなさいというするの命令丁寧語を盗ませてもらったありがとう」
それから毎晩我が家に電話がかかり私は言葉を盗まれた
「…」

304: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:56:30 ID:csb
>>298
ちょっと怖い

286: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:41:27 ID:CC1
絶景かな

344: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:55:37 ID:Lv0
>>286
「絶景かな」
私の生まれた街は小さな盆地だった。
四方を高い山に囲まれ日は夕焼けになる前に沈む。
この街で生まれ育った人は地平線というものを誰も見た事はなかった。
どこまでも続くまっすぐな地平線に沈む大きな太陽……。
一度は見てみたいものだ。
「……それがボタンを押した理由ですか?」
ハーグで私は尋ねられた。
彼らが飽きるほど見ているその絶景をこの先私が堪能する事はない。

301: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)00:53:44 ID:Opq
天国がある場所

312: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:02:52 ID:iIW
>>301
幼い頃祖母に天国ってどんなところ、と尋ねた。
お空のずっとずっと高いところにあるとっても美しいところさ、と祖母は教えてくれた。
それから、私は高い所に夢中になった。
ジャングルジムや木登りが大好きで、富士山にも登った。
もっと高い所に行きたくて宇宙飛行士になった。
初めての宇宙で空のずっとずっと高い所から地球を眺めた。
そうしてやっと祖母はデタラメを教えたんだなとわかった。

326: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:09:07 ID:1Nc
世にも奇妙ってこんなんなんか?

329: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:10:43 ID:rd3
>>326
知らん
世にも奇妙っぽいに対してそれっぽいやからもはや世にも奇妙ではない

328: 名無しさん@おーぷん 2018/04/18(水)01:09:46 ID:AAH
世にも奇妙なスレはここですか?

474: 名無しさん@おーぷん 2018/04/24(火)13:46:05 ID:LUE
障子の目

485: 名無しさん@おーぷん 2018/04/25(水)12:58:38 ID:6ly
>>474
障子の目
ある日、骨董市巡りが趣味の男が「しょうじのめ」と掲げられた障子紙に出会う
「世の中には面白いものを作る人がいたもんだ。笑い話の種にしよう。」
家に持ち帰った男はせっかくだからと和室の障子を張り替えてみると隅に指で開けたような穴があり…

これは一杯食わされたと後悔した男だったが、ふと穴を覗きたくなる
覗いてみるとそこは見慣れた庭ではなく、高級な料亭の一室のようだった
呆気にとられた男が目を離せずにいると以前から噂のあった政治家の密談の現場が
「そうか。これは不祥事が覗ける不祥事の目だったんだ。」
覗くたびに場所・時の変わる障子の穴を覗くのが男の日課になった
次第に覗くだけでは満足できなくなった男はビデオカメラでの録画を試みる
その日障子の先では
「お主も悪よのう」 キラッ 「なにやつっ曲者じゃ!であえいであえい」
障子から飛び出る無数の槍

「知らぬが仏とはよく言ったものです。みなさんもお気をつけ下さい。」

482: 名無しさん@おーぷん 2018/04/24(火)23:47:59 ID:tEO
3時間の宇宙

486: 名無しさん@おーぷん 2018/04/25(水)21:09:12 ID:whW
>>482
『3時間の宇宙』
中央に巨大な球体が浮かぶ部屋で、二人の男が各々作業をしていた。
男Aは図面を広げ腕組みをし、男Bは大きなパネルをあれこれ触っている。
「ここを安定させる為には…ああっ、こっちに問題が生じるのか」
Aが唸り声を上げると、Bも又
「駄目だ、こっちも上手くバランスを取ろうとすると逆に破綻箇所が増える」
その後も二人は多々ある問題点を解決させようと悪戦苦闘するが、ひとつを解決させると又ひとつ、あるいは複数の問題に悩まされ、共に作業を進めてから3時間もの間全ての問題点を解決させる事は出来なかった。
「ううむ、このまま腐敗していくだけか…」
「我々の時間とは違い、ここには幾千億の時間が流れたのだ。もういいのではないか?」
二人は暫く悩んだ末、球体の修復を諦め消去する事を決めた。

こうして地球は滅亡の時を迎える──

494: 名無しさん@おーぷん 2018/04/26(木)06:57:18 ID:2RR
おんJ民

499: 名無しさん@おーぷん 2018/04/26(木)08:27:45 ID:JNi
>>494
『おんJ民』
上司のパワハラに耐え切れず退職、その後対人恐怖が強くなって部屋に引き籠った青年の唯一の趣味は、おんJに張り付いて日がな一日書き込みをする事だけだった。
レスバトルに破れて涙目でPCの電源を落としたり、他の住人が貼ったイヤらしい画像をダウンロードしてオカズにしたり、兎に角彼の全てがおんJに注がれていた。
しかし、ある日ずっとこのままでいいのか不安になった彼は、オモチャにされるのを覚悟でおんJに相談スレを立てる。
案の定最初は小馬鹿にされまくったが、レスを続けていく内に三人の住民が親身に話を聞いてくれる様になった。
時には優しく、時には厳しく、三人は彼に叱咤激励を飛ばす。
スレも終盤に差し掛かった頃、青年はすっかり元気とやる気を取り戻し感謝の気持ちを書き殴った。
「ニキ達本当にサンガツ!まずは家族にきちんと謝ってこれからの事をじっくり話し合ってくるンゴ!」
最後に決意を書き込むと、住民からのレスを見る事なく急ぎ一階に駆け降りた。
「あ、あのさ!す、少し話がし、したいんだけど…」
「あ、ああ。じゃぁ、ちょっとだけ待ってなさい」
そう言って父親はテレビ脇のデスクトップPCの電源を落とし、母親は食卓上のノートPCを閉じ、妹はスマートフォンの画面を消した。

495: 名無しさん@おーぷん 2018/04/26(木)06:59:13 ID:bKJ
これは良スレ

522: 名無しさん@おーぷん 2018/05/03(木)11:18:44 ID:JZf
めっちゃまとめられてて草

524: 名無しさん@おーぷん 2018/06/11(月)04:30:12 ID:AOE
>>522
センスがありすぎるからしゃーない

参照元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1523967704/

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