851: 本当にあった怖い名無し 2018/12/28(金) 01:11:53.66ID:Ymsp8gL60
ショートショート型式の洋ドラ「ブラックミラー」の中の短編の1つ「メタルヘッド」
犬に似た無人兵器の暴走によって人類が殺戮され荒廃してしまった近未来。
少数の人々は何処かに集まって隠れて生き残っていたが、数人の男女が物資を求めて隠れ家の外を探索することになる
その中の一人である主人公は一児の母で、病気を抱えた幼い息子のために「ある物」を探していた
主人公達はどこかの倉庫に忍び込み、食料や薬等の物資を回収していく
主人公も息子に与えるための目当ての物資が入った箱を見付け、手に入れようとする
しかし、その瞬間に無人兵器が現れ、主人公達に襲いかかる
仲間達は次々と殺され、主人公は物資を得ることも出来ずに命辛々逃走する
しかし無人兵器は主人公の脚に発信器を撃ち込み、信号を辿って何処までも追跡してくる
その逃走劇の末に、主人公は決死の反撃を行って無人兵器を破壊する
だが、無人兵器は鼬の最後っ屁のように大量の発信器を四方八方に射出する全方位攻撃を行った
主人公は全身の至る所に発信器を撃ち込まれてしまう
満身創痍の主人公の所に、何体もの無人兵器が発信器の信号に引き寄せられて近付いてくる
主人公はボイスレコーダーを取り出し、涙ながらに「帰れそうにない。愛している」と我が子への最後のメッセージを遺す
主人公達が侵入していた倉庫の中にシーンが切り替わる
主人公が病気の息子のために手に入れようとしていた物資は、クマのぬいぐるみだった。