後味の悪い話

【後味の悪い話】漫画「千年万年りんごの子」

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208: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/14(日) 02:09:19.68 ID:KZYcEnFa0

漫画「千年万年りんごの子」

主人公の元孤児の青年は、青森のりんご農家に婿養子に入る。
ある日嫁が光熱を出したとき、仕事で軽トラを走らせると吹雪に猛遭遇し、吹雪が止んで
山奥で車から降りると、季節外れのりんごがなった立派な大木を見つける。
民地では無さそうだからと、りんごを数個失敬して持ち帰り、光熱を出す嫁に食べさせた。
それを嫁の家族や村人に話すと、みんな態度が豹変、同時に残ったりんごがなぜか土に変化してしまった。
実はそれは神様のりんごの木で、そのりんごを食べた女は生贄として“ 神様のところ”に行ってしまうものだった。
神のものになるため、目に見えて肉体が変化していく嫁を見て、主人公は自分が鬼になり神を殺そうと決意する。
すでに神のもの、自分も神になってしまった嫁は、鬼になった主人公を見て、自分も鬼になるから一緒に神を殺そうという。
結果神を倒す(木も焼かれる)して主人公は助かるものの、嫁は神の世界から戻ってこれなかった。
一時期はりんごの件で村八分にされた主人公は、その後も同じ村で暮らし、嫁を思い続けるのだった。

211: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/14(日) 16:14:52.88 ID:oD74+tXF0
>>208
何の罪もない奥さんが結局救われないってのが後味悪い。
でもおもしろかったなぁ。おススメの漫画です。

214: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/08/14(日) 18:47:57.62 ID:DntX68C90
>>211
最初は婿養子入った都会暮らしの主人公が、少しづつ田舎の社会に溶け込みつつ嫁と愛を育む話だったのが
途中からまさかの生贄あり神殺しありのオカ板っぽい展開になったからね。

ちなみに、この話の中ではなぜか60年前で一旦生贄の風習は途絶えてたから、
今回も何か嫁を生贄にするのを止める方法があるはずだからと60年前の記録を漁るんだけど、
その調べた結果がまた後味悪い。
60年前にも嫁を生贄にするのを止めようとした夫がいて、
その神様が宿るりんごの木を切ろうとするんだけど、それに怒った神様が枝1本につき村の子供を1人殺して
最終的に100人ぐらいの子供がそのときに死んでた。
つまり60年間生贄の風習が止まってたのは、前借りて100人の命を
捧げてたからだという。
それでもう主人公は生贄を止めるのは不可能だと悟って
自分が鬼になって神を殺すことにした。

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