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718: 本当にあった怖い名無し 2021/05/15(土) 04:20:42.24ID:/+tp7LHP0
昨日続編が発売された、サブノーティカというゲーム。

一応は主人公が無事に生還するグッドエンドなのだが、
過去に起きていた事とか、その結果を考えるとモヤモヤしたし、
エンペラーとの別れが少し切ない。
いきなりネタバレから行く。
物語が始まるよりも何千年も昔。
物語の舞台となる海洋惑星に恐ろしい病原菌が潜んでいたが、
「シーエンペラー」という偉大な生物の分泌する酵素によって浄化されることで、惑星の生態系は護られていた。
しかし、そこへ高度な科学文明を持つエイリアンがやって来て、
病原菌に感染して大パニックに陥ったから、さあ大変。
エイリアンは惑星のあちこちに隔離施設やら研究施設を建てまくり、
治療法を探し求めて研究を始めた。
そして、生きたシーエンペラーから分泌される酵素こそが病原菌の特効薬になると知ったエイリアン達は、
その時たまたま最後の1頭だったシーエンペラーの個体(メス)を捕獲すると、
「最重要施設」と名付けた施設の最深部の巨大な水槽に幽閉した。
(このレスでは、そのメスのシーエンペラーの個体を「ママエンペラー」と仮名する)
しかし、ママエンペラーは年を取り過ぎていて、既に体内から酵素が失われてしまっていた。
その代わり、ママエンペラーは次世代のシーエンペラー達の卵を体内に宿していた。
それに目を付けたエイリアン達は、ママエンペラーの腹をかっさばいて卵を取り出し、
殻をぶち破ってチビエンペラーを手に入れようとした。
しかし、チビエンペラーは卵から摘出される際に死亡してしまい、酵素も失われてしまう。
実はシーエンペラーの孵化には特殊な条件が隠されていたのだが、
エイリアン達はそれを知らなかったのだ。
シーエンペラーは高度な知的生命体であり、ママエンペラーはテレパシーを通じて
エイリアン達に「ここから出してほしい」と何度も語りかけた。
しかし、エイリアン達はママエンペラーの言葉を理解できないのか、
それとも無視していたのか、彼女の願いが聞き入れられることは無かった。
やがてエイリアン達は病原菌の治療を諦め、ママエンペラーを幽閉したまま、どこかへと姿を消してしまう。
続きます。
719: 本当にあった怖い名無し 2021/05/15(土) 04:22:01.20ID:/+tp7LHP0
それから数千年後、物語が始まる。
地球から来た宇宙船が墜落して、宇宙船の乗組員だった主人公は惑星で遭難することとなる。
サバイバル生活をしながら惑星からの脱出を目指す主人公。
病原菌に感染しながらもエイリアンの施設をめぐって真相を突き止め、
最後には最重要施設にまで辿り着く。
ママエンペラーは産卵しており、主人公にこう語りかける。
「巨体である私は、管理するエイリアンが不在となったこの施設から出ることはもう叶わない。
だけど、いつか卵から孵る子供達は違う。この子達のために、出口を用意してあげてほしい」
主人公がママエンペラーの願いを聞き入れて狭い出口を用意してあげると、
ママエンペラーは「卵を孵化させる方法」を主人公に教えてくれる。
実はママエンペラーは卵を孵化させる方法を知っていたのだが、
エイリアン達には教えなかったのだ。
主人公が卵を孵化させると、孵ったチビエンペラーたちは元気良く
酵素をブリブリと撒き散らしながら、施設を出て大海原へと旅立っていく。
惑星の環境は正常化し、主人公の感染も治癒される。
それを見届けたママエンペラーは、とうとう寿命が尽き、
水槽の底にぐったりと倒れてしまう。
悲しいけど主人公にはママエンペラーの死をどうこうすることは出来ないので、
惑星から脱出する。
そんな主人公の脳内に、ママエンペラーからの最後のメッセージが届く。
「私は砂の中へ、あなたは星の海へと旅立つ。
だけど、これは別れではない。私の魂も、あなたと共に行こう」
エンペラーにバブみを感じてオギャる、最高に尊い。
