後味の悪い話

【後味の悪い話】今昔物語

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5: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/19(土) 11:29:51.22 ID:xxI9nVTZ0.net
前スレ残ってるけど書き込んで大丈夫?

学生時代の古文で読んだ話(今昔物語?)。

貴族文化にかぶれた田舎男が京から若い側室を迎え、同じ地方出身の正妻を顧みなくなった。
ある晩男が側室の部屋にいると発情期のシカの鳴き声(当時は風流なものとされた)が聞こえてくる。
男は気の利いた返しを期待して側室にどう思うか尋ねたところ、
「美味しそうだよねー、シカ肉なら炒め物かな。あっお鍋もいいかも。」
と、ド天然な答えがかえってきた。
興ざめした男は正妻の部屋へ行き、同じ質問をする。
すると正妻は即座に
「あなたも昔はあんな風に私を求めてくれたのにねぇ…」
といった意味の和歌を詠んでみせた。
感動した男はすぐに側室を都に送り返し、それからは正妻と睦まじく暮らしたという。

男の身勝手さに腹がたつけど、それ以上にくだらない理由で離縁された側室のその後が気にかかる。
側室にも可愛いところがあるのに…

6: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/20(日) 21:50:27.13 ID:/RNnMPDC0.net
>>5
つか、普通に京都の貴族も鹿食ってたんか、その当時
何かイメージとして山盛りの白米と、後は塩まみれの干し魚とかしか食って無さそうなのに
(糖尿一直線コース)

7: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/20(日) 22:54:17.30 ID:yDYNf3hK0.net
>>5
今昔物語にはそれに類する話が他にもあるよ
さっきの話同様二人の妻を持つ男が旅先で蛤に海松が生えているのを見つけて新しい妻のところに届けさせた
ところが召使は間違えて古い妻のところへ届けてしまった
男は新しい妻のところへ行き、蛤が届いていないことに驚いたが新しい妻にその蛤の話をした
ところが妻は蛤は焼き、海松は酢のものにしたらさぞ美味しいだろうと趣のないことを言う
男はがっかりしたが召使を古い妻のところへ蛤を取りに行かせた
古い妻は蛤をきれいなままとっておいただけでなく、「海松貝」を「見る甲斐」もなくお返ししなければならないという和歌をつけて蛤をよこした
男はそれにじーんときて蛤を持ったまま古い妻のところへ戻って行った

本当はこの説話の主題は和歌には離れてしまった夫婦を再び結びつける程の力があるということなんですよね

8: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/20(日) 23:04:50.74 ID:hpgbK8oB0.net
和歌そのもののいうか、いかに当意即妙の返しができるか否かという部分ではないかと思う。

顔かたちもあまり判然としない中で通ったりしていたのだろうし、気の利いたやり取りができるかどうかは大きい。

9: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/09/20(日) 23:07:36.69 ID:vOND0khW0.net
っつーかそういう「結婚後に相手が自分と趣味が違っててがっかりした」的なものを
防ぐためにこそ結婚前の和歌のやりとりがあるんじゃないのか
男は結局あとから離縁する側室と結婚するために時間や金を浪費してしまい
側室にしてもこの男と結婚しなければ自分の地元で趣味の合う別の男の正室になれたかもしれんのに
無駄にバツイチついて再婚も上手くいくかどうかになってしまい
この男の正室だけは最終的にはよかったかもしれんが、男が戻ってくるまでは
複数の妻を平等に愛してくれない夫にストレスと生活不安がたまった事だろう
結局誰得

そりゃ計画通りに理想の相手をつかめないのは現代の男女も同じだけどさー

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