後味の悪い話

【後味の悪い話】直球表題ロボットアニメ

スポンサーリンク

383: 名無しさん@おーぷん 2015/03/12(木)00:14:37 ID:h5W
※アニメ話注意

「直球表題ロボットアニメ」

舞台は、戦争により人類が死滅してからも、残されたロボットたちが
争い続け、7000年以上が経過した地球。
主役は3体の、戦争用ではない女性型のロボット。

彼女たちは、遥か昔、人間が持っていた「笑い」という感情をロボットが
理解できれば、無益な争いを終わらせることができると信じ、人間が残した
資料から「笑い」について調査を行うことにした。というところがあらすじ。

調査として「ボケ」「ツッコミ」「一発ギャグ」のようなテーマについて、
笑いを理解できないなりに挑戦していく、というのが毎週の流れ。

そして、最終回。
「オチ」というテーマに挑戦していた3体の前に、突如、「笑い」について
知っているという謎のロボットが現れる。
求めているものが見つかったと喜ぶ3体に、謎のロボットは残酷な真実を告げる。

曰く。
彼は、まだ人間が存在していた頃に作られたロボットであり、ロボットに感情を
与える研究をしていた人間の博士の助手をしていた。
その研究により、ロボットが笑いを理解するためのプログラムは完成している。
しかし、「笑い」というものはそもそも、人間の予想を裏切るイレギュラーに
対して発生する感情である。
プログラム通りに動くロボットにとって、イレギュラーを理解することは、
自身の存在意義を否定するに等しいことであり、結論として「笑い」を
理解したロボットは、その活動を停止することになる。

彼は、笑いプログラムを託せる存在を求めて、長い間活動してきた。
そして今、笑いを真摯に調べてきた彼女たちであればそれを任せられると、
笑いプログラムを渡してそのまま停止する。

3体は、プログラムの扱いに悩みながらも、当初の目的に従って戦争を終わらせることを決めた。
笑いプログラムが地球全体に配信される。
彼女たちは、心から笑いながら、やがて眠るようにその活動を停止した。

385: 名無しさん@おーぷん 2015/03/13(金)19:10:39 ID:LrS
「直球表題ロボットアニメ」別エンディング

もう一段の後味良くなるかさらに悪くなるかわからないオチを書き漏らしてた。

テレビ放映版では、>>383で完結。
しかし、数日後に公開されたweb公開版と、後に発売されたDVD/BD版では以下のシーンが追加されている。

「・・・・・・っていう、オチはどうかな」
そう、謎のロボットの登場から先の展開は、3体のうちの1体が考えた、この物語全体を締めるための「オチ」だったということ。
最後は、3体そろっての「ズコー」で完結。

とはいえ、謎のロボットの存在自体は、放映期間中に公開されたコンテンツでほのめかされていて、
まったくの空想というわけではない。
なので、こちらのラストシーンは、活動を止めた3体が見ている、幸せな夢だという見方をしてもいい・・・
と、公式がコメント出してるあたり、後味複雑。

384: 名無しさん@おーぷん 2015/03/13(金)05:54:06 ID:x4X
うわあああああああ後味悪い(´・ω・`)

スポンサーリンク

-後味の悪い話