後味の悪い話

【後味の悪い話】細野不二彦「ギャラリーフェイク」

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200: 本当にあった怖い名無し:2008/04/11(金) 09:17:21 ID:toCQQ/Dt0
前に上手な人が書いてた細野不二彦の、「ギャラリーフェイク」からの話。

主人公は美術商の中年、藤田。
ある日、昔はお得意さん今はバブル崩壊借金のカタにマグロ漁船に乗ったA氏の妻を訪ねる。
妻の住むボロアパートで藤田は古伊万里の皿を見せられる。
A氏は数ヶ月前にアフリカ寄港のさい行方不明になり、後日その皿が送られてきたそうだ。
そして一緒に付いていた手紙には「宝の山を見つけた もう苦労しなくていい」と。

藤田は興味を示しアフリカに向かうが、そのあとをA氏の借金がらみでヤクザ二人も追っていた。

A氏が最後に姿を見られたというケニアの娼館で手がかりをつかみ、ある遺跡へ向かう。
遺跡は森の奥にあり、道案内を頼んだ近所の少年は
「森にはアラーの神がいる、入っちゃダメだ」と忠告するが藤田は森に入っていく。
ヤクザもあとを追う。

遺跡があった。そして遺跡にはめ込まれた古伊万里の皿に囲まれて痩せこけたA氏もいた。
(なんでケニアに古伊万里があるかの説明もあったけど忘れた)
「藤田さん見てくれ、これで大金持ちだー!」となぜか目鼻口ほか体中から出血しながら叫ぶA氏。
しかしそこにヤクザが出てきてA氏を殴り殺す。
「おまえは漁船から落ちて死んだことにするんだよ、その生命保険で借金はチャラだ」

ヤクザの登場に驚きスキをみて逃げ出した藤田は、A氏の出血を考える。
「あれはエボラかもしれない、森に入るなとはこういうことか」藤田は早々に日本に逃げ帰る。

ヤクザたちが帰りの飛行機に乗っている。
A氏を殴っていてA氏の血を浴びた一人が急に血を吐く。飛行機は日本に向かう…

おわり

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