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517:本当にあった怖い名無し2021/09/20(月) 21:37:15.12ID:I29VkisNO>>520
『妻神社(さいのかみしゃ)のはじまり』
昔々、ある田舎にこんな鄙(ひな)びた場所にはふさわしくない美貌の兄妹が住んでいた
二人は年頃になるが地元に相手がいない、そこで東西に別れて配偶者を探す旅に出る。
…はたして数年後、ボロボロの身なりの旅の夫婦(めおと)連れが、かつての兄妹の家に入り込む。
廃屋に灯がともったのを不思議に思った村人が見に行くと、そこには息も絶え絶えの二人。
男は「妻を求めてさまよったが、ついにみつけた理想の女性は妹だった」
「私たちは道を外れてしまったので、せめて生まれ故郷に戻って果てようと帰ってきた」
「私たちの魂はここで若い村人たちを見守りたい」と言って、こときれてしまった
かわいそうに思った村人たちは社(やしろ)を作り、二人を祀った
神社は縁結びと安産のご利益があると、現在でも参る人たちが絶えない
気の毒だが近親○姦の末に自死した兄妹が縁結び??と思うと後味が悪い
519:本当にあった怖い名無し2021/09/20(月) 22:30:14.12ID:cMgvFuau0
道祖神を塞の神(さいのかみ)ともいうから
もともと道祖神を祀ってたのが「さいのかみ」の意味がわからなくなって
「妻の神」にあててたらいつの間にか伝説が出来上がった感じじゃないか?
520:本当にあった怖い名無し2021/09/20(月) 22:46:51.69ID:XhaiGWwx0
>>517
なんか実話っぽくて肝が冷えるな
神話とか伝説ってたまにそういうの有る
521:本当にあった怖い名無し2021/09/21(火) 03:20:45.16ID:MZqDDB0v0
美男美女の兄妹って、現実でも行き遅れが多い気がする。
タッチの新田由香が、兄が魅力的過ぎて兄が基準になってしまうからなかなかいい男が見つからない
と嘆いてたけど、実際そういう事って有るんだろうな。
523:本当にあった怖い名無し2021/09/21(火) 16:58:50.62ID:aK0vQ+Wg0
家ついて行っていいですか、で生き別れた双子のガチ兄妹が知らずに出会って本当に愛しあった後にそのことが分かって、兄の方が絶望して自殺して妹は忘れられずに泣いて暮らしてる話あったぞ
妻神社(さいのかみしゃ)は愛知県瀬戸市に鎮座する神社。創建年代は不明。集落の小さな社だが、今に伝わる由緒から縁結びや安産などのご利益があるとされる。境内には男根をかたどった石像が鎮座している。
由緒
この地の村はずれに小治呂と稗多古という美しい兄妹が居た。年頃となった二人はそれぞれの伴侶として、妹ほどの女、兄ほどの男を探すため西と東に別れて旅立った。遠い国の果てで遂に見つけて契りあった相手が妹であり、兄であることに気づいた二人は泣く泣く故郷に帰り、「私たちの魂はここにとどまり、せめて世の若い人たちのために幸福な縁結びとなりたい」と共に果てた。
村人は祠を作って二人を祀ったが、よく願いが叶うことから「妻神」として知られるようになったという。