【洒落怖】＜実話＞3人が殺された朝日川キャンプ場

2023年10月21日

@haikyo_info
ホームレスをタコ部屋に集めて働かせ、日当のほとんどを寮費等の名目で取り上げていた「朝日建設」。
3人が殺害され、同社経営の「朝日キャンプ場」に埋められていました。
「ウシジマくん」も真っ青の世界。
元社長は死刑となり、その後拘置所内で死亡しています。

朝日川キャンプ場概要・歴史

3人が殺されたキャンプ場

朝日川キャンプ場は山梨県都留市にあったキャンプ場。朝日川の渓流沿い、林道猿焼線の道中に位置する。

浮浪者を集め、タコ部屋で違法な労働をさせていた「朝日建設」が運営していたキャンプ場として知られる。

この会社社長らが2000年にキャンプ場で2名を殺害し、1997年に殺害していたもう1名の遺体と一緒にキャンプ場内に遺棄、「朝日建設」が倒産しキャンプ場も閉鎖された2003年に事件が発覚した「山梨キャンプ場殺人事件」の舞台となった。

朝日建設は元々社長の阿佐吉廣により「麻企画」として設立され、日当のほとんどを寮費等として天引き、脱走もままならない労働居住環境に作業員らをおいていた。1997年3月に作業員の一人が寮でナイフを持って暴れる事件があり、これに対する「制裁」の暴行により一人目の犠牲者が出ている。遺体はブルーシートに密閉して隠匿されたという。

「麻企画」は1997年11月頃に「有限会社麻企画」となり、1999年7月に「有限会社朝日建設」と改称。

2000年5月14日に作業員3人が飲酒後に当て逃げ事件を起こしたことから、これにも社長による「制裁」が加えられる。このうち二人が反抗的な態度を取り、暴行を加えた暴力団組長をナイフで刺す等したため、制裁として殺害されたという。

2003年6月に作業員寮で4人が重軽傷を負う火災があり、会社は8月に倒産。「朝日川キャンプ場」も実質的に閉業となった。

その後に「キャンプ場に死体が埋められている」との噂が立ったことから、不安になった元従業員が山梨県警に証言し、遺体が発見される。2003年9月26日、従業員の交通事故の保険金を横領した疑いで阿佐元社長と元従業員2名が逮捕、同年12月5日、傷害致死容疑により佐長が再逮捕。2004年1月13日、逮捕監禁容疑で阿佐被告と従業員男性1人が逮捕、さらに2月5日、殺人容疑で阿佐と従業員男性2人が再逮捕された。

阿佐被告はその後に裁判で死刑が確定、2020年1月14日に東京拘置所内で気胸により死亡している。

朝日川キャンプ場の電話帳での記載は2000〜02年のみで、キャンプ場としては3年ほどの短期間しか営業していなかったらしい。なお、電話帳に記載されている住所はキャンプ場からは離れた位置で、かつて「朝日建設」の寮などがあった可能性があるが、現在では無関係の民家となっている。

キャンプ場跡地には看板や建物のいくつかが現存しており、またキャンプ場の周囲にも使用状況がわからない建物が複数存在しているらしく、空中写真からも確認できる。

参照元：https://haikyo.info/s/16946.html