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@kanazawa_you
俺は小学校受験に落ちた時、
母親に歩道橋の前で「あなたのせいで全部めちゃくちゃになった!」と言われ
思い切り平手打ちをされた。
痛すぎて「流石にこれは泣こうかな」と思って殴った張本人を見たら
俺より先に大泣きしていて、周囲の人たちが可哀想…という顔で見ていた。
あの瞬間から修羅になっている。
まあ、その学校に入れるために受験勉強させまくったり、
引越ししたり、色々手間があったのはわかるよ。
でも俺は別にそんなこと望んでいなかったし、
友達さえ親に選ばれる毎日がとにかく苦痛だったので、
半分ざまあまろという気持ちもあったな。
小学校に入ってからは、塾、水泳、書道、英会話、ピアノにヴァイオリン、
姉の付き添いでバレエと休みなく習い事をやらされた。
毎日が地獄だったが、そんな日々も小学校2年生で終わった。
毎日不機嫌で、物に当たり散らして、皿やグラスを割って泣いて、
突然謝りながら抱きしめて「お母さんを許して」と喚く女が
この世界からいなくなった。
大泣きする姉の横で、男は何歳であろうと泣くなと
マインドコントロールされてきた俺は顔色ひとつ変えずに見送った。
少しして、やっとできた作り物ではない友達に誘われて学童に顔を出した。
見たことのない生き物を見ているような気分だったのを覚えている。
乱暴で、ガサツで、下ネタを言う奴らがたくさんいる。
最初は面食らったが、先に帰る俺に乱暴なガキ大将みたいなやつが
「またおいでや」と声をかけてくれた。
夕飯時、祖母は、あそこは貴方が行くところじゃないのよと言ったが、
いつも黙っている親父が「行きたかったらいけばいい。
行きたいのか?」と遮って聞いたから、少し考えて、また行きたいと答えた。
学童に誘ってくれたやつは魚釣りやいろんな遊びを教えてくれたが、
中でもサッカーに誘ってくれたのは今でも感謝している。
チームに入って色んな友達やライバルができたし、強豪校にも行けた。
いろんな経験ができて、俺がちゃんと社会に馴染む手助けをしてくれた。
勝手に期待して、勝手に傷ついて、勝手に絶望して、
勝手にいなくなったけれども、やっぱり母親のことを恨んではない。
人間というのは、年齢がいくつになろうと、親になろうと、
金を持とうとも、完全ではないのだと教えてくれたのだから、感謝さえしている。
母親がこの世界からいなくならなければ、
今頃俺は本音を話すことない打算の関係性しかない友人達とつるんで、
青白い顔でエリートをやっていたような気がする。
何よりTwitterをしていなかっただろうな。
Twitterをやっていることがプラスかどうかはさておき…
参照元:https://twitter.com/kanazawa_you/status/1704640850658242827
皆のコメント
@crypt_matsuwo
最後にTwitterについて書いてるの笑った
それ以外は俺の人生に近くて子供時代を思い出して泣きそう
@nahadank
わかる。過保護でなんでもかんでも制限かけておいてずっと何者にもかえることもできない人間を演じさせられる苦しさ。やりたくもない習い事や塾で狼狽していく自分との乖離。すごくわかります。
@innocent__2
親のせいで人生が修羅になる瞬間ってありますよね。
@twotarou
恨んでないのは意外すぎる
僕は母親にとりあえず自立するまで飯とか用意してくれた点で感謝はしてるし僕の個性を叩きまくったことを恨んでもいる
その点を僕は一生許さないし母親として認めてもいる点もある
@QA6qVWaPzUSX3vD
やっぱ持つべきは友だな…
いい事も
悪い事も
友人は大事にしたい
@UnaKiri_Megane
私から言えるのは一つだけです
Twitterじゃない𝕏だ